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GuitarFreaksV4 & DrumManiaV4 Яock×Rock
【ぎたーふりーくす ぶいふぉー あんど どらむまにあ ぶいふぉー だぶるろっく】
概要
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「GuitarFreaksV & DrumManiaV」シリーズ(Vシリーズ)第四作目。今作からサブタイトルがついた。
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ロケテ時点ではプレー終了後にプレイヤーの詳細情報がわかる→つまり自分の腕前評価がわかるという細かい機能が搭載。
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稼働開始前になんと公式でV4の全収録曲がネタバレするという前代未聞の珍事を起こしてしまった。
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稼働開始後もNONSTOPやHAZARDが廃止されるなどの点が批判を浴びたが、グランプリモードが始まってから、前作とは違った意味で革命的な変化を遂げる。
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シリーズで初めてCS限定曲がACに移植されたバージョンでもある。
評価点
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洋楽が多い
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本作における版権曲のチョイスとして特徴的な傾向。しかも日本で人気の高いDEEP PURPLE一派(Rainbow、White Snake)をはじめ、Black Sabbath、KISS、Earth, Wind & Fire、Janis Joplinといったクラシックロックの人気曲、比較的新しい世代からはSUM41、メタル勢では貫禄のあるARCH ENEMY・新進気鋭のCelladorと隙が無い。
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EXTRA RUSHへの旧作のEXTRA曲/分岐アンコールの導入
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稼働当初のExtra LV1限定だったが、EXTRA STAGEに前作のPREMIUM ENCORE曲が改めて顔を見せていた。この仕様は次作以降にも引き継がれている。
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本作ではRUSH LVが進む毎に、無印シリーズでのEXTRA曲が入れ替わりに登場していた。こちらを選択してアンコール条件を満たすと、同作に対応するENCORE曲が登場するSpecial Stageに突入する、いわゆるところの分岐ルートが導入されていた。
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GF10/DM9に対応するExtra LV12だけはPREMIUM ENCORE、もといLegend Stageへの分岐もしっかり再現。「MODEL DD5」「Timepiece phase II」の二枚看板が再びプレイヤーを待っていた。
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余談だが、旧作EXTRA・ENCOREはEXTRA RUSH再登板と同時に譜面の新規追加や変更がなされている。その殆どはDAY DREAMやThe Least 100 secのBASS-EXTREMEなど、GF側のBASS譜面がほとんどだったが、DRUM側でもBASICで当時のEXTRA曲が遊べるようになったのは嬉しい。
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EXTRA RUSH新曲はTЁЯRA・Kozo NakamuraとTAGが初の担当。
premium encore stage(今作より名称変更)は今回も泉陸奥彦…と思いきや、LV UPで新登場した次のpremium曲担当は黒沢ダイスケこと96。新人がpremium曲でデビューという大抜擢だったがラスボスにふさわしい曲の完成度を魅せつけた。特にGUITAR-EXTREME譜面の超難易度は後々まで語り種になった。
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今作以降、EXTRA RUSHの最終LV14におけるEXTRA曲以上の常駐にはその曲をクリアしなければならなくなった。ただし、同時に最終LVでENCORE・premiumの到達条件が共に-3%ずつ緩和されるという救済処置もなされている。
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GRAND PRIXモードの搭載
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NON STOPモードが廃止され、代わりにGRAND PRIXモードが搭載。
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概要はSCORE POINTSとSCORE難度 POINTSで競うもの。いわばギタドキングを強化したもの。
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ギタドキングと異なり、プレイヤーの実力毎に参加できるというメリットがあるが、これにも重要な問題点が存在する。
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それだけでなく、一発勝負のイベント、シーズン系、新人戦、フリーセレクトなど幅広い大会に分けられている。
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バリエーションに富んでいるため、実質的にNON STOPモードの穴埋めにはなった。
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CSシリーズの連動企画
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今作とCSV3の連動企画が開催され、CSで対象の楽曲を解禁させてから携帯サイトでパスワードを入力すると、ACでもその曲が遊べるように鳴る。
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またGRAND PRIXでもギタドラV3発売記念でCSの曲がプレイできる大会を開催し、期間終了後にその課題曲は即常駐となった。
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この2つはCSの曲がアーケードに移植されたことを意味する。こちらにも高評価の楽曲があり、スタッフにも思い入れが深い曲があった事を伺わせる。
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インフォメーションがわかりやすくなった。
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EXTRA RUSH更新などのイベントもわかりやすく明記されるようになった。
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オプション関連
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オプションのDARKに「DARK HALF」が追加。今まで見えなかった小節線、判定ラインが見えるようになり、初心者や中級者にとっては優しい仕様となった。従来のDARKは「DARK FULL」に変更。
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0.5倍と20.0倍のスクロールスピード・およびSTEALTHが追加。いずれも超上級者仕様であり、これを使った動画が投稿されていた。HAZARDの代わりまではいかなかったが、どのオプションも超上級者の飽きを感じさせないものとなった。
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その他
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サウンドディレクターはMutsuhiko Izumiが担当。Яock×Rockのテーマにふさわしいサウンドになっている。
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プレイ終了後に平均パラメーターが搭載。これにより、自分の今の実力がわかるようになった。
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GF側で二人共BASSが選択できるようになった。
問題点
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公式で全収録曲がネタバレ
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V3でもあったホームページによるネタバレ。反省が無い。
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まだやり始めたプレイヤーならあまり問題はないが、すでにやりこんでいるプレイヤーから見たらあまりにお粗末な問題。
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HAZARD廃止
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上級者にとってやりこむ要素がなくなり、これによって駄作の誹りを招いてしまった。
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ただし、GF側ではHAZARDをつけていると空弾きPOORが出なくなるという仕様が存在していたため、逆にフルコン難度が下がっていたということも一因ではあったようだ。
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V5では代替オプションとしてRISKYが登場。
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スキル系グランプリでの問題点
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e-passを新規で買うとスキルが0からとなる為、下位レベルの大会でも上位プレイヤーが簡単に入れるというバトル同様の問題点がある。これは次作でも改善されなかった。
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DARK問題
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稼働当初は判定ラインの位置が変更されていたため、それに気付かずDARKオプションを付けているとめちゃめちゃな演奏になる問題があった(すぐに修正)。
総評
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前作を更に改良しイベント量が増した。公式の全収録曲ネタバレやHAZARDの削除がなければ順当に名作足り得ただろう。
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EXTRA RUSHに旧作EXTRA/ENCOREの復刻を取り入れたことはやりこむ要素が増えただけでなく、アンコール分岐という楽しみを生ませることになった。
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以前の大会に使用されていたNON STOPモードは基本的に上級者向けのモードだったが、今作のGRAND PRIXモードでは初心者から上級者まで楽しめるモードとなった。
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CSとの連動もシステム面で大きく貢献したといえる。
その後
次作のGuitarFreaksV5 & DrummaniaV5 Rock to Infinityもまた最初は劣化の声が大きかったのだが、RISKYやMIRROR、SHUTTERの搭載で上級者のやりこみに貢献。更にEXTRA RUSHにおける分岐アンコールの価値を高め、premium encoreを超えるINFINITY STAGEが登場し、演出面と盛り上げ面ややりこみ要素にも大きな盛り上がりを見せていた。