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へべれけ - (2013/10/09 (水) 13:24:14) の編集履歴(バックアップ)
へべれけ
【へべれけ】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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ファミリーコンピュータ
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発売元
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サンソフト(サン電子)
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発売日
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1991年9月20日
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定価
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6,200円
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配信
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バーチャルコンソール 【Wii】2011年3月29日/500Wiiポイント 【3DS】2013年7月24日/500円
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分類
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良作
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概要
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サンソフトの代表的なタイトルのひとつであるへべれけシリーズの第一弾。
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またサンソフトのマスコットキャラでへべの初主演作である。
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海外では『Ufouria The Saga』名義で発売された。
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2011年3月29日にてVCで500ポイントで配信された。
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2013年7月24日には3DSのVCでも配信された。
特徴
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今作はメトロイド系の探索型横スクロールゲームである。
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仲間が増えるたびに探索できるところが増えていくシステムである。
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四人のキャラを使い分けて進んでいく。
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主人公のへべは足が速く、あるアイテムで壁を登る事ができる。
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ネコの着ぐるみを着ているおーちゃんは水面を泳ぎ、氷上を歩く事ができる。
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お化けのような外見をしている助左衛門は滞空時間が長くジャンプ力も高い。
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チョウチンアンコウのような見た目をしているヂェニファーは水中行動ができる。
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世界観は一言で言えば「シュールでコミカル」。
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敵や味方のデザイン、ステージ、セリフなどすべてにおいて
狂って
変わっている。
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しかしその一方でどこか可愛らしさがあり、なかなか憎めない。
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攻撃はジャンプ中に下を押すと踏み付け攻撃(通称 おしりあたーく」)と「ぽぷーん」と呼ばれるものを投げる「ぽぷーんあたーく」、そして各キャラごとの特殊攻撃がある。
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特殊攻撃はマップのどこかにある宝箱の中のアイテムから覚える。
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またアイテムはパスワードを見るために必要なものやマップなども含まれている。
評価点
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世界観
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シュールなキャラクター、「あとはめんどくさいからとりせつをよむぴょー」など珍妙な台詞が非常に個性的。
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FC末期だけあって高いグラフィック
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背景が作り込んでいたり色彩もカラフルでFCにしてはハイレベル。
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キャラの動きも滑らかで丁寧に作られている。
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操作性も良好
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面倒な操作は一切無く、誰でもすぐ遊ぶことができる。
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キャラの切り替えもすぐにできる。
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丁度いい難易度
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決して難しくないが、ヌルゲーという訳ではなく適度な手ごたえが楽しめる。
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そして今作最大の評価点はハイレベルなBGMである。
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FCの音源では同時に4音までしか再生できないのに拡張音源無しで擬似的にだが6音同時再生を可能にした。
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そのため他のFCソフトとは別次元のBGMが楽しめる
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またBGM自体の出来も素晴らしく、捨て曲は一切ない。
難点
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ゲームオーバーの後はスタート地点に戻される仕様。
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一応ショートカットもあるがめんどくさい仕様である。
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操作性が良いのだが慣性はかなり強く、サンソフト特有のジャンプ中の空中制御はほぼ出来無い仕様が今作にもある。
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水中の操作が少し難しい。
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そのため水中のボス戦が今作最強のボスといわれている。
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世界観や台詞回しは万人向けでは無いため人によっては
電波
痛々しく感じるかもしれない。
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必殺技やキャラクターの名前も取って付けた感が強い。
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台詞は全てひらがなで表示されるため読み辛いが、主人公へべの喋る度に切り替わる語尾がそれに拍車をかけている。
総評
今作は見た目や作風から『アトランチスの謎』『いっき』『東海道五十三次』のような作品を想像してしまいそうだが、実際はハイレベルなBGM、丁寧に作られたゲーム内容、魅力的な世界観、等かなりの良作である。
以前はプレミアが付いてソフトの値段が高騰していたが、今はVCで配信されているため手軽にプレイできる。そのため一度はプレイしてみて欲しいゲームである。
余談
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その後『メモリアル☆シリーズ SUNSOFT Vol.5』に収録された。
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海外版である「Ufouria The Saga」はステージや音楽は変わらないがへべとおーちゃんのデザインが変更されている。
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へべはともかく、おーちゃんは原型がわからないほど変更されている。またオチなども変更されている。
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その後『へべれけのぽぷーん』や『すごいへべれけ』などシリーズ化された。
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ジャンルは作品によって違いどれも今作に準じた探索型ゲームではない。
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へべれけシリーズは意外に少なく、どちらかと言うと他のシリーズのチョイ役の方が出番が多い。
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ボイス付きの作品もあるが、へべがCV林原めぐみ、ヂェニファーがCV千葉繁と、メンツがとにかく豪華。
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仲間キャラのおーちゃんが主役のスピンオフ作品である「おーちゃんのお絵書きロジック」もシリーズ化された。
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本作のストーリーは「時空を捻じ曲げるほどに激化した戦争の所為で、へべは時空の裂け目に迷い込んでしまい一時は悲観に暮れたが、気を取り直して脱出を目指す」と無駄に重い、作中でそれを示す描写はないのでほぼ裏設定に近いが。
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同社の製品『バーコードワールド』に、へべ達4人のカードが同梱された。
また同ソフトには、主人公用の隠しグラフィックとして「剣を持ったへべ」が用意されている。