【せぷてんとりおん】
ジャンル | アクションアドベンチャー | 高解像度で見る 裏を見る |
対応機種 | スーパーファミコン | |
メディア | 8MbitROMカートリッジ | |
販売元 | ヒューマン | |
発売・開発元 | フィールド | |
発売日 | 1993年5月28日 | |
定価 | 8,500円(税別) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
斬新な演出 制限時間はリアルで60分 ハード性能を活かしたゲーム性 権利問題ゆえに配信は絶望的 |
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セプテントリオンシリーズ SFC / ~Out of the blue~ |
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シネマティックライブシリーズ セプテントリオン / ザ・ファイヤーメン / クロックタワー |
映画の迫力と臨場感をゲームに持たせることを目的とした、シネマティックライブシリーズの第1弾。
かつてヒューマンが経営していた業界初のゲーム開発専門学校「ヒューマンクリエイティヴスクール」が展開していた、在学生の優秀なアイデアを商品化する「生徒作品商品化プロジェクト」によって生まれた作品である(*1)。
プレイヤーは4人の乗客・乗員のうち1人を操作するキャラクターとして選び、海上で転覆し沈みつつある豪華客船から、他の生存者を助けつつ脱出する。
1921年9月13日午後7時11分。
ハンブルトン沖合にて豪華客船レディクリサニア号は大嵐の中航海を続けていた。
半年以上もの間この船に乗り続けている乗客達は船外の嵐や船内の異変に不安を覚えつついつものように船内で贅沢な時間を過ごし、船員達は嵐によって次々と故障していく船内の対応に追われながらも他の船へ救援信号を送っていた。
そんな中、記録的な大波がレディクリサニア号を直撃し……
+ | 主人公と重要人物たち |
ゲームとしてハードルが高い
主人公の体力設定があまり機能していない
生存者の行動パターンがあまり賢くない
思わせぶりで救助できないキャラが居る
主人公に選ばなかった場合の他の主人公候補の扱いが雑
得点の関係で男性キャラを救助しにくい
一部の救助者の得点設定がおかしい
バグ
不審な登場人物
難しさを持つゲームシステムだが、シネマティックな雰囲気とベストエンドに至った時の達成感の凄まじさはSFCのゲームでも随一。
プレイヤーの中にはスーファミの最高傑作として本作の名を挙げる者も少なくはない。