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SIMPLE1500実用シリーズ Vol.17 プラネタリウム - (2013/10/21 (月) 22:48:58) の編集履歴(バックアップ)


SIMPLE1500実用シリーズ Vol.17 プラネタリウム

【しんぷるせんごひゃくじつようしりーず ぼりゅーむ17 ぷらねたりうむ】

ジャンル 実用向けソフト
対応機種 プレイステーション
発売元 D3パブリッシャー
開発元 HWS
発売日 2002年4月18日
定価 1,500円(税別)
SIMPLEシリーズリンク

概要

D3パブリッシャーによる廉価版ゲームシリーズ『SIMPLE1500』から派生した、『実用シリーズ』の1本。

星座に関する様々な知識を学ぶことができる。

特徴

収録されているのは「今月の星座」「星座のお話」「星座クイズ」という3つのモード。

  • 「今月の星座」は、まず12の月から好きなものを選択する。その月の夜空の中心となる星座の紹介が8分程度のムービーとナレーションで行われる。
    • メインとなるのは、1月はオリオン座、2月は牡牛座、3月は双子座、4月はカニ座と獅子座、5月は乙女座・天秤座・南十字星、6月は琴座、7月は蠍座、8月は射手座、9月は鷲座と水瓶座、10月は山羊座と魚座、11月はくじら座、12月は牡羊座。
    • その星座の神話上の由来だけでなく、他国における言い伝え*1、恒星や星雲の解説などが流れる。
    • ナレーションは女性によるもので、ON/OFFの選択も可能。ゆったりしたBGMも相まって、現実のプラネタリウムさながらの雰囲気である。プレイヤーがボタンを押さずに解説を流し続けるオートモードも用意されている。
    • 日本プラネタリウム協会(現・協議会)の会員が監修を担当しており、解説は詳細かつ正確。星の動きや流れ星に付いて、星時計や星座占いと言ったこぼれ話も豊富に収録されている。
  • 星座クイズは、唯一ゲーム性があるモードだが、正解しても隠し要素がオープンになるなどの特典は無い。
    • その代わりマニアックな問題が多く、歯応えがある。

総評

実用シリーズ全作品に対して言える事だが、「ゲーム」として期待して買ってはいけない。
しかし発売から時間が経った事で役に立たなくなってしまったソフト*2も同シリーズには存在する中、本作は星座や神話といったそう簡単には常識が変わるわけではないテーマを扱っているため、少なくとも「買ってもまったくの無駄」という事はない。

星座に興味がある人はもちろん、雑学好きな人にも向いているソフトである。
問題は実用シリーズのソフト自体があまり出回っておらず、入手が簡単ではないことだが…。