「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
本項目ではPSP用ソフト『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』、PSVitaへのカップリング移植版『ダンガンロンパ 1・2 Reload』、PC(Steam)移植版『Danganronpa: Trigger Happy Havoc』の紹介をしています。
【だんがんろんぱ きぼうのがくえんとぜつぼうのこうこうせい】
ジャンル | ハイスピード推理アクション(ADV) | |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | |
発売・開発元 | スパイク | |
発売日 | 2010年11月25日 | |
定価 |
パッケージ:5,229円 ダウンロード:4,200円(各税5%込) |
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レーティング | CERO:D(17歳以上対象) | |
廉価版ほか |
PSP the Best:2011年11月23日 パッケージ:2,940円 / ダウンロード:2,800円 超高校級の限定BOX:同日発売/5,229円(各税5%込) |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
サイコでポップな異色の学級裁判ADV 独特の世界観・キャラにハマるファン多し |
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ダンガンロンパシリーズ : 1 - 2 - 絶対絶望少女 - V3 |
各分野において優れた才能を持つ「超高校級」の高校生のみが入学できる「私立 希望ヶ峰学園」。ここを卒業できれば将来は約束されたも同然とすら言われている。
そこに新入生として足を踏み入れた主人公・苗木誠は、エントランスに入った途端に急なめまいに襲われて意識を失ってしまう。
苗木が見知らぬ教室で目を覚ますと、学園内は完全に外の世界と断絶された閉鎖空間となっていた。
同じ境遇に置かれた他の新入生14人と合流したところで、一行は入学式と称するセレモニーに召集され、
そこに現れた喋る謎のヌイグルミ「モノクマ」から恐ろしい校則を突きつけられる。
「新入生たちは、残された一生を全て希望ヶ峰学園内のみで過ごさなければならない。
学園から脱出するための唯一の方法は、仲間を殺して「卒業」すること。」
こうして、彼らの生き残りを賭けたコロシアイ学園生活は始まった。
学園内を歩き回って調査を行うADVパートと、事件の犯人について生徒たちで議論を交わす学級裁判パートの2つに大別できる。
一方、ゲーム内では殺人事件が起こる前を「(非)日常編」、事件が起こった後を「非日常編」と呼んでいる。
章建てで進行し、各章は「(非)日常編」(ADV)→「非日常編・捜査」(ADV)→「非日常編・学級裁判」(ADV+アクション)という構成になる。
ADVパート
学級裁判パート
本作は「サイコポップ」と称されるとおり全体的にポップアート的なデザインで統一した上で、陰惨なシーン、グロテスクな描写なども多く含むブラックな雰囲気で構成されている。
主要人物は、主人公を含む生徒15名とモノクマだけでも16人と、かなり数が多い。キャラデザインは癖が強く賛否が分かれる。
しかし、いずれも一癖も二癖もある魅力的な面々ばかりである。
シナリオについては多くを語ることを避けるが、息をつかせぬ衝撃的な展開やどんでん返しが連続し、読み手をぐいぐいと物語へ引き込む非常に大きな牽引力を持っている。
最後の最後に突きつけられる真実は驚愕必至。
+ | ※軽度のネタバレを含むので注意 |
+ | ※中程度のネタバレを含むので注意 |
2011年9月に行われたゲーム開発者向けカンファレンス『CEDEC 2011』において本作プロデューサー・寺澤善徳氏とシナリオライター・小高和剛氏が登場し制作秘話を語った。以下抜粋して紹介する。
舞台設定や裁判のルールなどで緊張感を持たせ、全く性質の異なる複数のゲーム形態を使い分けてスピード感を表現しメリハリをつけることで、1つ1つの要素は既存の形式を踏襲したものでありながら総合的には過去のどの作品とも一線を画する、新しい裁判物ADVとして仕上がっている。
15人の生徒たちを始めとするキャラクターたちはそれぞれが個性的であり、人数が多いにも関わらず埋もれるようなキャラクターがいない。ゲーム内容と調和の取れたBGMやグラフィックなどを見ても、作品全体の完成度の高さが窺える。
持ち前のブラックテイストが人を選ぶ、周回プレイに耐えるタイプの作りではないといった欠点はあるものの、「きれいにまとまった部分」と「突き抜けている部分」を絶妙なバランスで同居させた快作であることは間違いない。
【だんがんろんぱ わんつーりろーど】
ジャンル | ハイスピード推理アクション(ADV) | |
対応機種 | プレイステーション・ヴィータ | |
発売・開発元 | スパイク・チュンソフト | |
発売日 | 2013年10月10日 | |
定価 |
パッケージ:4,980円 ダウンロード:4,476円(各税別) |
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レーティング | CERO:D(17歳以上対象) | |
判定 | 良作 |
【だんがんろんぱ とりがーはっぴーはぼっく】
ジャンル | ハイスピード推理アクション(ADV) | |
対応機種 |
Windows Mac OS X Linux + SteamOS |
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発売元 | スパイク・チュンソフト | |
開発元 |
スパイク・チュンソフト Abstraction Games |
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発売日 | 2016年2月18日 | |
定価 | 3,600円(税込) | |
判定 | 良作 |