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ドラえもん3 のび太の町SOS! - (2014/12/10 (水) 00:58:06) の編集履歴(バックアップ)
ドラえもん3 のび太の町SOS!
【どらえもんすりー のびたのまちえすおーえす】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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ニンテンドウ64
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発売元
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エポック社
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開発元
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エーアイ
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発売日
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2000年7月28日
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定価
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7,140円
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分類
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良作
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ドラえもんゲームリンク
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概要
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エポック社の64版ドラえもん3部作の最終作
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前々作等と比べてシステムやグラフィック等が変更された。
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出荷台数が少なく中古でも高価なソフトである。
ストーリー
ある日夏休みの宿題をしていたのび太は空から落ちてきた不思議ないん石のかけらを目撃する。
慌てて外に飛び出したのび太と、夫々のかけらを持ったジャイアンとスネ夫としずかがひとつにあわせると、突然町は宇宙空間へ飛び上がり、見知らぬ惑星へと着陸してしまった!
さらに謎のロボット兵によって、町の人たちは得体の知れないスライムの中に閉じ込められてしまう!
行方不明の仲間たちを探し出し、町を元どおりにするため、ドラえもんとのび太の冒険の旅が今はじまる!!
特徴
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今作では地球に戻る方法を探すため、その惑星を探索することが目的である。
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その惑星には他にも様々な星の町が着陸しており、その町を助けたりして目的のアイテムを手に入れるのが主なゲーム内容である。
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今作でも様々なひみつ道具が登場するが、殆どが謎のスライムのせいで使えないためガススプレーを使って復活させて使用する。
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ひみつ道具を駆使してステージの謎解きをする場面も非常に多く、最低限クリアするだけでも相当数のアイテムを復活させる必要がある。
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最初はのび太とドラえもんしか使えない。
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しずかちゃん、スネ夫、ジャイアンは敵に洗脳されボスとして登場し、倒した後プレイヤーキャラクターとして使用できる。
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のび太達のそっくりさんも登場する。もちろん同じ声優で。
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本編にあるエナジーストーンを集めてミニゲームを増やすこともできる。
「ゲーム」としての評価点
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前作に比べて格段に上がったグラフィック。
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前作ではできなかったキャラクターの口が動いたり、表情が豊かになった。
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表情はダメージを受けた時や攻撃した時などにも変わり細かい。
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口パクは自然とまでは言えないものの、喋ってる感じは出ていてあまり気にならない。
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フィールド画面等もかなり作り込まれている。
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格段に良くなったカメラワーク。
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今作ではキャラクターに対してカメラを相対的にほとんど動かさないようにしているので見やすい。
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そのため今作はやや2D風の3Dゲームと言える。
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ストレスを感じさせない操作性。
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モーションにもたつきや延滞等はなく、スムーズに動くので、ストレスを感じさせない。
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前述の主観モードで攻撃することでき、3Dアクションゲーにありがちな敵が当たらなくて鬱陶しい思いをある程度しなくなった。
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前作とは違い、キャラクターにステータスが付き個性が付いた。
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ライフの数もキャラごとによって違う。ステータス個性はキャラの原作設定に準じている。(例 射撃が得意なのび太、泳ぐ速度が速いドラえもんなど)
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今作も3Dアクションとアドベンチャーを両立させているスタイルである。
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しかし前々作のようにアクション中心でも前作のようにアドベンチャー中心でもないためバランスが良く、戦いながら冒険してる感じがよく出ている。
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回復アイテム関係が改善された。
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前作まで回復アイテムがあまり出ず、難易度が高めだったのが不評だった。
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そのため今作は回復アイテムが出やすく、簡単に回復アイテムを使うことができる。しかしいささか行き過ぎな面があり、以下の欠点に繋がってしまう。
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音楽ものび太の町のBGMやボス戦のBGMなど出来の良い曲が多い。
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特にボス戦のBGMはドラえもんの曲とは思えないほどカッコ良く、未だに評価が高い。
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今作には最大4人で対戦できるミニゲームも収録されており、本編で使用できる6人でプレイ可能。
「キャラゲー」としての評価点
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キャラゲーにありがちなキャラの性格等の改悪が全く無く、ありのままののび太達の活躍を見る事が出来る。
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前作同様ムービーシーンはフルボイスで進行する。
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今作ではドラえもん、のび太、しずかちゃん、スネ夫、ジャイアンの他にドラミちゃんも使用可能である。
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洗脳された仲間達と戦うというシチュエーションもキャラゲーとして申し分ない。
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またボス戦も凝っていて、特に2番目と4番目のボス戦はカッコイイBGMも合わせて非常にアツい。
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今作の最大の目玉はなんと言っても3Dで再現されたのび太の町を歩ける事であろう。
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のび太の家やいつもの空き地、スネ夫・しずかちゃんの家、剛田雑貨店、神成さんの家なども忠実に再現されていて、ファンには見ものである。ひととおり街を歩くだけでも楽しめる。
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また出木杉君や先生、ミーちゃん、神成さん、ジャイ子などの準レギュラーもいる。
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グラフィックも原作を再現されていて、3D作品の中でもかなり再現されている。
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ひみつ道具も数多く登場し、その数は50種類以上。その中でもハイパー空気砲という本作オリジナルのひみつ道具がある。
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そのうちの「ミチビキエンゼル」は、次に行く場所や何の道具を使うかを教えてくれる。しかしそれも欠点に繋がってしまう。
欠点
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かなり易しめな難易度
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アクション面は回復アイテムの類や復活アイテムは敵を倒せば簡単に入手でき、体力を全回復するアイテムも例外ではない。結構な数をストックできるため、回復縛りプレイでもしない限りはまずゲームオーバーしない。
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敵の攻撃もかなり単純で簡単に対処できる。さすがに終盤はそこそこ難しいが、前述のアイテムストックでごり押しができる。
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アドベンチャー面はミチビキエンゼルが具体的な解決法まで教えて教えてくれるため、謎解きになっていない場面も少ない。ここまで来るとはっきり言ってお節介である。
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原作でもミチビキエンゼルはお節介だったため、狙ったのかもしれない。
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ライフがすぐ回復できるため、ライフが少なくて他の能力が高いキャラ(スネ夫やしずか)が強く、ライフ特化のキャラ(ジャイアン等)が弱く、回復アイテムさえあれば基本的にこの2人を使っていれば良い。
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それ故基本的に仲間の使い分けの必要性がゼロに近い。逆に言えばどのキャラでもクリアでき、自分の好きなキャラを好きに使うことができるとも言える。
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水中の操作性が少し難しい。
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他の操作性が良好なため、この点を残念がる人も多い。
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のび太の町の再現度は高いが、残念ながら学校と裏山は再現されていない。シナリオの都合で登場しないためである。
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かなりご都合主義で超展開なストーリー。特に最初は間違いなく置いてけぼりにされる。
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なんの前触れもなくのび太の町が宇宙空間に飛ばされ惑星に飛ばされてしまうというトンデモ過ぎる展開。
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しかしそれらも伏線などはしっかり張られており、それらを無理なく回収してゆく構図になっており、総合的な完成度は高い。なおエンディングは劇場版を意識したものになっている。
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ラスボスが弱すぎる。
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前作と比べるとその差は歴然。一応『ハイパーくうきほう』でしか壊せないバリアーを張るのだが、攻撃そのものは単純な体当たりの域を出ないものばかりで、慣れれば回復無しでも楽勝。1つ前のボスの方が攻撃も多彩で、かつ対処も難しい分手ごわさは数段上回る。
総評
キャラゲーとしては満点であり、一つのゲームとしては欠点はいくつかあるものの、普通のプレイヤーでも満足できるゲームであり、全体的に完成度の高いゲームである。
だがあまりに難易度が低過ぎることを残念がる人も多く、難易度は前作のほうがいいと言われている。
しかしかなり低い難易度も子ども向けのゲームとしたら許されるレベルであり、64版のドラえもん3部作の中でも一番バランスが良いゲームであり、
マイナーで中古でもなかなか見つからないが、64本体を持っているならファンに是非プレイしてもらいたいゲームである。
余談
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64版ドラえもん3部作は前々作『ドラえもん のび太と3つの精霊石』、前作『ドラえもん2 のび太と光の神殿』、そして今作でマイナーである。
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特に前作と今作はかなりマイナーである。
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前々作は64ソフトの中でもかなり初期のゲームのため、最初に買ってもらった人が多いのでそこそこ有名である。(それでもマイナーだが)
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ちなみに今作は3部作の中で唯一スタッフロールが流れる作品である。
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他の作品はスタッフロールはなく、そのままオープニングに戻る。そのため開発会社は不明。