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エンジェル・ブレード - (2013/11/02 (土) 06:03:33) の編集履歴(バックアップ)
エンジェル・ブレード
【えんじぇるぶれーど】
ジャンル
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SLG
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対応機種
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プレイステーション
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発売元
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オンデマンド
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開発元
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日本一ソフトウェア
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発売日
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1997年7月3日
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定価
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6,090円
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概要
特撮ヒーローを意識した、一話完結型のヒロイックコメディ。
『ひみつ戦隊メタモルV?』に近いノリだが、あそこまではっちゃけてはいない。
西暦2020年を舞台に、警察庁特別捜査局第6課と悪の組織「桔梗屋」のバトルを描いていく。
特徴
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パロディの多さ
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第一話冒頭の会話で「答えはバカめ、だ。バカめ、と返してやれ」という台詞があったり、タイトル表示がタイプライター風だったりとネタ分はかなり多め。
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唯一の男性である緑川翔大は、当然事あるごとに鼻血を噴く。水着など色々あるが、この辺はお約束。
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各キャラの必殺技もそうで、赤塚夏希の「ザンブレード3」はロボットアニメのタイトルからつけた物。桃井美咲の「ひのやー!」は魔法騎士レイアースの獅堂光の魔法が元ネタ。
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似たような魔法はよくあるが、技名の発声を似せているためおそらくは「炎の矢」が元ネタ。「炎の、矢ー!」と途中で溜めが入ったのと同じく「ひの、やー!」と叫ぶ。
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最初の悪役が間抜けで、その後に来る敵が冷酷で有能というのもお約束。
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陣形と必殺技
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本作では、規定の位置に各キャラを配置することで必殺技が使用可能。場所取りさえ出来れば一気に逆転も出来る。
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数は多くないが、全員いなければ出来ないものや二人だけでも使えるものなどがある。
評価点
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システム面の良さ
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当時はほとんど使われていなかったクイックメモリー機能を採用し、やり直し時にセーブ/ロードで時間をかけることがない。
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行動もAP制に統一し、わかりやすい。
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移動も攻撃も同じAPで管理するため、コツさえ掴めばハメも可能。逆にAPを無駄遣いして敵の前で止まったりすると、連続攻撃で倒されてしまうことも。
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基本的には難度は低く、例え成長が遅れたキャラでもブラスターで遠距離から撃ちまくればかなり削れる。
賛否両論点
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全体に漂うテンションの微妙さ
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マニア向けになり過ぎないようにしたのか、あまり濃すぎる要素は入っていない。万人受けといえばいいかもしれないが、自重しないパロバカゲーを求めていた層からは少々不満が。
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熱血分も抑え目で、端的に言うと「テレがある」。もっと恥も外聞も捨ててしまえば、話題のバカゲーになれたのだが…。
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ビジュアルが正直あまり良くない
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前世代のハードのタイトルのようで、実際ショボい。必殺技にカットインもないのはどうなのだろうか?
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各キャラは魅力あるのだが…。
総評
バカゲーになりきれなかった中途半端なコメディゲー。もっとマニアック且つ開けっ広げに走ってしまえば、おそらくユーザーも喜んだと思われるのだが…。
ちなみに間違えられやすいが、タイトルは『エンジェル・ブレード』。ブレイドではない。実際検索エンジンでも、そちらがヒットする方が多い。また発売元も「オンデマンド」が正式名称でありソフトなどは付かない。
何故か本作には、小林製薬の「命の母」という名前を使ったアイテム「命の母X」がある。何故使用料を払ってまで「更年期障害の諸症状を緩和する薬」の名前を使ったのだろうか。
「命の母X」は復活アイテムであって関係ないし、そもそもこれ以外のアイテムは架空の名称。一体何故このような……。