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サーカスチャーリー - (2010/10/15 (金) 07:57:43) の編集履歴(バックアップ)


サーカスチャーリー

【さーかすちゃーりー】

ジャンル アクション
対応機種 アーケード
発売・開発元 コナミ
稼動開始日 1984年
ポイント サーカスが舞台のアクション
難易度は割とシビア

概要

  • 1984年にコナミからリリースされたアクションゲーム。
  • プレイヤーは主人公であるピエロのチャーリーを操り、様々なサーカスステージをこなして観客を沸かせるのが目的となる。
  • 敵を倒すといった概念がなく、あくまでもサーカスを成功させるのが目標のゲームである。よって、障害を避けながら先に進んでゴールを目指す事に専念すればいい。
  • ステージは主に7種類が存在する。ステージ1~6は固定、おまけとして10ステージ毎に発生するステージがある。
  • 主な操作方法はレバーにてチャーリーの移動、ボタンにてジャンプとなる。但し、ステージによっては使用しない操作もある(下記参照)。
  • ステージの内容は以下の通り。おまけステージを除き、下の順にステージが進行、空中ブランコステージをクリアすれば難易度が上がった状態でループとなる。
    • 火の輪潜りステージ
      • ライオンに乗ったチャーリーを操り、迫りくる火の輪や、置かれている火の壷を避けながらゴールを目指す。ライオンはやられ判定が大きいので、先を読むような感じでジャンプしないとミスしやすい。
      • ミス条件:火の輪や火の壷に触れる、タイムアップする。
    • 綱渡りステージ
      • 綱渡り中のチャーリーを操り、目の先を歩行しているサルをジャンプで避けながらゴールを目指す。途中にはジャンプしてくる紫サルも登場するので、それを上回るジャンプで回避する必要がある。
      • ミス条件:サルに触れる、タイムアップする。
    • トランポリンステージ
      • トランポリンで跳ねるチャーリーを操り、ゴールまで並んだ多くのトランポリンにて移動しながらゴールを目指す。このステージにはジャンプ操作はできず、チャーリーが勝手にトランポリンで跳ねるが故に、一定のタイミングでしか先に進めない。同じトランポリンにてしばらく留まると、さらに大きくジャンプできるが、あまりにも留まりすぎると天井を突き抜けてミスとなるので注意。トランポリンの先には火吹きやナイフ投げによる妨害が待ち構えている。
      • ミス条件:火吹きのファイヤー、ナイフ投げのナイフに触れる、トランポリンに留まりすぎて天井を突き抜ける、タイムアップする。
    • 玉乗りステージ
      • 玉に乗っているチャーリーを操り、それらをジャンプにて乗り換えながらゴールを目指す。途中の玉を一つ抜かした状態で他の玉に飛び越える事もできる。
      • ミス条件:玉に乗るのタイミングを逃し落下、乗っている玉と他の玉に衝突する、ゴール台着地のタイミングを逃し落下、タイムアップする。
    • 曲乗りステージ
      • 馬に乗ったチャーリーを操り、トランポリン(他ステージとは別の存在)を踏んだり避けたりしながらゴールを目指す。常に強制スクロールで、レバー左にて馬を失速、右にて加速させる。加速時のスピードはとんでもなく早いので多用するのはお勧めできない。
      • ミス条件:トランポリンに衝突(踏まずに前側に触れる)する、ゴール台着地のタイミングを逃し落下、タイムアップする。
    • 空中ブランコステージ
      • 空中ブランコでぶら下がり中のチャーリーを操り、先に設置されている空中ブランコに渡りながらゴールを目指す。地面側に設置されているトランポリン(他ステージとは別の存在)に落ちると高くジャンプして空中ブランコに掴まるチャンスである。このステージはレバー操作は使用せず、ジャンプボタンにて空中ブランコから手を離す操作だけとなる。全ステージ中の最難関。
      • ミス条件:空中ブランコからタイミングを外し地面にトランポリンのない地面に落下、トランポリンで跳ねた後に空中ブランコを掴まれずに地面に落下、タイムアップする。
    • 水上トランポリンステージ
      • いわゆるボーナスステージで、トランポリンステージの流用である。火吹きやナイフ投げの代わりにイルカがチャーリーに突っ込んでくる事以外は全く同じ内容。
      • ミス条件:イルカに触れる、トランポリンに留まりすぎて天井を突き抜ける、タイムアップする。
  • ゲーム開始前に、水中トランポリンを除いたすべてのステージからゲームが始められる、ステージセレクトが可能となっている(ゲーム設置の状態によってはできない場合もある)。
  • 当時はもちろんの事、今の感覚でみてもサーカスという舞台のみで構成されたゲームは極めて稀だろう。それ故に、他のゲームにはないインパクトが少なからずあった模様で、一定の人気を得たゲームである。
  • 見た目の可愛らしさとは裏腹に、小回りが効きにくい操作性の件も相まって難易度は高めである。特に空中ブランコステージの難易度は完全にパターンを覚えないとクリア不可能といわれる程で、多くのプレイヤーの壁としてはだかっていた。

家庭用移植

  • MSX版(1984年、コナミ)
    • 容量の関係上、トランポリン、及び水中トランポリン各ステージは削除されてしまった。
  • ファミリーコンピューター版(1986年3月4日、ソフトプロ)
    • 何故か販売メーカーはコナミではない。移植度は概ね良好だが、こちらもトランポリン、及び水中トランポリン各ステージは削除された。
  • オムニバスの収録として、アーケード(1998年稼動)、及びプレイステーション(1999年5月13日発売)の『コナミ80'sアーケードギャラリー』と、2007年3月15日にて発売されたニンテンドウDSソフト『コナミアーケードコレクション』にアーケード版が収録されている。