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シルバー事件 - (2021/12/02 (木) 16:06:38) の編集履歴(バックアップ)
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シルバー事件
【しるばーじけん】
ジャンル
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アドベンチャー
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対応機種
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プレイステーション Windows XP SP2+ 以降 Macintosh OS X 10.8 or later
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発売元
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アスキー アクティブゲーミングメディア(リマスター版)
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開発元
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グラスホッパー・マニファクチュア アクティブゲーミングメディア(リマスター版)
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発売日
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1999年10月7日
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定価
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5,800円(税抜)
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配信
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ゲームアーカイブス:2008年12月10日/600円 Windows/Mac(Steam):2016年10月6日/1,980円
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判定
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良作
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シルバー事件シリーズ
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ストーリー
カントウ国家経済行政特別自治区「24区」は、環境から住人にいたるまで、すべてが計画的に作り上げられた都市である。
しかし24区内では経済格差と情報格差が生じ、犯罪発生件数は著しく増加していた。
そして1999年。「シルバー事件」――20年前、政府の要人たちが次々と惨殺された事件の犯人である伝説の殺人鬼「ウエハラ カムイ」が精神病院より脱走、当時と同じ手口と思われる連続殺人事件が発生する。
カムイは20年の時を経て復活したのか? そもそも、伝説の殺人鬼・カムイとは何者だったのか?
一方、主人公・アキラはとある事件で全滅した公安特殊部隊の生き残りであった。
凶悪犯罪課に転属された彼は、24署の刑事たちと様々な事件の捜査に加わりながら、ウエハラ カムイの実像と24区という都市、そして自分自身の出生の秘密に近づいていくことになる。
概要
海外で有名なゲームクリエイター、須田剛一率いるグラスホッパー・マニファクチュアが制作したアドベンチャーゲーム第一作目。
グラフィック、セリフ、BGMからシナリオに至るまでとにかくセンスの塊の様なゲームと言え、アドベンチャーとしては斬新な表現手法によって作られている。
特にフィルム・ウィンドウと呼ばれる独自のシステムによる非常にスタイリッシュなヴィジュアル効果が本作をより個性的な作品にしているといえる。
ゲームは基本的にテキストを読み進め、言われるがままのマップ移動をするだけであり、ゲームオーバーもなく進行する完全な一本道シナリオでエンディングも分岐はしない。
また、「トランスミッター」と「プラシーボ」という2つのシナリオも、一つの事件を二人の登場人物の別視点から見たものであり、時系列もほぼ同じである。
しかし、繰り返しになるがコンセプト、シナリオ、視覚的効果などが多大なオリジナリティに溢れており、刺さる人にはどこまでも深く突き刺さる「トガった」ゲームとして評価されている。
特徴
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「トランスミッター」全6話
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凶悪犯罪課の主人公達が直面する事件を描いたシナリオ。
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ゲーム内においては表のシナリオとなっており、必ずプレイする必要がある。
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主人公には一応20代男性であるなどおおまかな経歴が用意されているものの、ゲーム中は一切台詞を発さず感情表現をしない。「ポートピア」など昔ながらのADVでお馴染み「主人公=プレイヤー」である。ゲーム序盤で名前入力を要求されるが、体験版・サウンドトラック等によるとデフォルトネームはアキラとなっている。
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「プラシーボ」全5話
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トランスミッターで起こった事件をジャーナリスト、モリシマ・トキオの視点から描いたシナリオ。
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トランスミッターをクリアすると、それに対応したプラシーボがプレイ可能になる。こちらのプレイは強制では無いので、読み飛ばす事も可能。
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トランスミッターの主人公とは異なり、モリシマ・トキオはプレイヤーとは独立した一人の人格として存在しており、基本的に彼のモノローグによって語られていく。あくまで、トランスミッターの事件をトキオが一般市民の視点から探究・解説するシナリオである為、トキオが興味を示さない事件や知りえない事柄に関しては当然触れられていない。
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ちなみにプラシーボ編のシナリオ執筆は須田氏ではなく、大岡まさひ氏と加藤さこ氏が担当している。
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複雑なシナリオ
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「トランスミッター」「プラシーボ」両サイドをクリアしても、シナリオ全体を理解するのは容易ではない。作中で語られない謎が多々存在する。
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3Dパート
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前述の通り基本的にテキストを読み進めて進行していくが、合間合間で3Dダンジョンを主観視点で操作するパートがある。
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このパートではエピソードごとに暗号入力など謎解きシーンもあるが、説明書にそのものずばりの答が書いてある。
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これは本作では「ゲーム的な」謎解きは極限まで軽視されているということでもあるし、或いは「マニュアルプロテクト」的な意味合いもある(後者の傾向は続編『花と太陽と雨と』でも見られる)。
評価点
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フィルム・ウィンドウ
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画面内に複数の独立したウィンドウを表示し、場面・状況ごとにそれらの表示位置や大きさを変える表現。このインターフェイスにより、独特な躍動感や緊張感が生まれている。
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通常ADVゲームやノベルゲームでは、「上3分の2に背景とキャラ、下に台詞のウィンドウ」のようにUIが固定されており、クリアまでずっとそれは変化せずに進行することがほとんどである。
一方、本作は場面ごとに「画面左上は車が走るCG、右側に乗車しているキャラのスチル、下に台詞」であったり、「銃を持って向かい合う2人のイラストを左右端に配置」など、その時々で自由にウィンドウを配置している。これによって緊張感・臨場感のある演出を実現している。
またウィンドウ内に描かれるものも、プレイヤー視点の人物が見ているウェブサイトの映像であったり、実写ムービーであったりなど、様々な手段が用いられる。
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正直なところ、文章だけではあまりピンとこないと思われるが、触ればその斬新さはわかると思われる。
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現在にも通じるマスメディアへの風刺
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本作は犯罪サスペンスだが、作品内から汲み取れるメッセージ性のひとつとして「犯罪を報道することによって犯罪は伝染する」という概念がある。
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作中、架空のワイドショーの街角インタビュー映像(実写)をムービーで流す、というこれもまた独特な演出が存在するが、「マスコミによって本来影響がなかったはずの人間にまで犯罪を知らしめる」という発想は考えさせられるものがある。
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優れたBGM
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OPから始まりゲーム内で使用されるBGMは何れもハイレベル。作曲を担当したのは『ダンガンロンパ』シリーズや『地球防衛軍』等でお馴染みの高田雅史氏。
賛否両論点
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マンションの飛び降り事件を捜査していたと思ったら中盤に何の脈絡もなく先輩刑事から100問もある三択クイズをさせられる。
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一応試験という名目であり、寧ろこの、深く考えるべきではない勢いの良さも本作の魅力ではある。
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三択クイズの内容はスポーツネタから一般常識など色々含むが、その合間合間に「捜査している事件の真相」に関する問題が挟まっている。
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なお、正答数はいっさいストーリーに影響しない。何点であっても合格する。
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といったようにアドベンチャーゲームの文脈で考えると全く無意味なパートであり、問題点といえば問題点なのだが、明らかに狙ってやっているうえ、これがあってこその『シルバー事件』とすら思えてくる独特の演出でもある。
問題点
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3Dパート
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当時としても出来があまりよくない。特にマップの出来は悪い。
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移動がもっさりしており、手間がかかる。
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テンポが悪い
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最初から「B5B2B5B2B5B2B5B2」といった長いパスワードを入力するような手間のかかる謎解きがある。
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いちいち場面転換する毎に日付、場所の説明がゆっくり、ゆっくり数秒かけて表示される。
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前述のもっさり移動に加えて、調査パートにドラマ的な省略(演出上の都合による描写の省略)がない。特に「#5 ライフカット」では10個あるタワーのすべての部屋を調べるという場面がある。基本的に登場キャラが「全部調べるぞ」と言えば有言実行するゲームである。
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刑事ドラマかと思ったらオカルト?
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先の通り、「犯罪は伝染する」というのが本作の世界の考え方だが、その表現として「犯罪力」なるものが殺人犯の体から溢れるというシーンがある。比喩をそのまま具現化してしまったかのようなシーンであり、現代劇としては一瞬あっけにとられるかもしれない。
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「プラシーボ」
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舞台がトキオの自宅ばかりで動きが無く、飽きやすい。フィルム・ウィンドウにおける背景演出も、「トランスミッター」のものに比べ変化が少なく、地味なのも拍車をかけている。
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取材や捜査などがいつのまにか終了しているなど描写不足がある。
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モリシマ・トキオの人間性にやや問題があり、嫌いな人もいるだろうタイプかもしれない。
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システム
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同じPSのADVの『街』などと比べるとバックログ、オート再生が搭載されていない。
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早送りはできるが一定部分でしか早送りできず、満足な動きをする前に停止してしまう。
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早い話、「テキストADV」と聞いて思いつく補助機能はいっさい無いと考えてよい。ファミコン時代と同じ、テキストが出て、読む、それだけのことである。
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セーブは固定の場所でしか出来ず、好きな時にセーブできない。
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メモリーカードが1スロットしか認識しない
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説明不足なシナリオ
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「複雑なシナリオ」と言えば聞こえはいいが、最後まで明かされない謎が存在している。というか投げっぱなしで終わる。
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流されるままにテキストを追っているだけだと、「どうやらシルバー事件を追ううちにマズい真実に触れたらしい」「なんかみんな撃たれて死んだ」「オチはアントニオ猪木」程度の感想しか得られないかもしれない。
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説明書で登場人物として記載されているキャラクターに、ゲーム中に登場しない人物が何人もいる。
ファンの間では、トキオ行きつけの煙草屋のオバチャン=そのうちの一人ではと実しやかに語られていたり。片や美女、片やオバチャンだが。
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独特の世界観を有している割に、専門用語が説明されない。
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このように、総じてシナリオの完成度…というよりシナリオの明瞭度が高くない。いや、むしろ低いと言えるだろう。
総評
「万人受けしないゲーム」という表現は世にありふれているが、本作は特にその形容にふさわしい。
ADVゲームとして説明不足かつあまりに複雑なシナリオであり、また操作性はすぐに改善点が思いつく域でお粗末。
ゲーム性も薄く、人によっては駄作の評価を下す可能性すらあるにもかかわらず、本作は一握りの人間に対して強烈な印象を与えている。
Webで検索してみれば何人もの人が本作に入れ込み、ファン(文字通り「狂ったように信奉する人間」)となっている事がわかる。
だが、これは本作が持つ多くの欠点を覆すほどの魅力があるという証左と言え、これを言い表すのは難しいが「センス」は大きな要素になる。
少なくとも、本作をプレイしていない人間は体験したことのないであろう世界を、個々の台詞や場面にまで感じられるだろうことは確実である。
一度はその、時には軽妙時には深い台詞回し、類型を脱したキャラクターたち、印象に残る世界観とシナリオに触れてみてはいかがだろうか。
もしかすると、「シルバー事件」はあなたに大きな爪あとを残すかもしれないのだから。
余談
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メモリーカード管理画面のアイコンが凝っている。
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ファイル名を使って「お買い上げありがとうございます」と感謝の言葉が残してあるのが印象的。アイコン画像はさりげなく、ゲーム終盤の要素を大胆に予告している。如何にも本作らしい。
HDリマスター版
17年の時を経て、2016年にSteamでWindows/Macintosh/SteamOS向けのHDリマスター版が配信が開始された(日本語・英語両対応)。
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当初は英語タイトルの『The Silver Case』名義での配信だったが、後に日本版はストア表示も『シルバー事件』表記になっている。
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有料DLCとしてエクストラコンテンツも同時配信されており、そちらにはアートワーク・デジタルコミック・オリジナルサウンドトラックが収録されている。
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HDリマスター版の開発はオリジナルスタッフ監修の元、日本のインディPCゲームのダウンロード販売サイト「PLAYISM」の運営を行っていたアクティブゲーミングメディアが担当。
関連作品
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『シルバー事件25区』
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1999年に発売されたPS用ソフト『シルバー事件』のスピンオフとなる携帯電話用コンテンツ。2005年10月3日から配信が開始され、2007年3月に一旦終了。同年12月以降は「ケータイ用アドベンチャーゲーム統合サイト アドベンチャーポータル」で配信が再開されている。
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2018年3月14日にSteamにて『25区』のHDリメイク版が配信開始。ワールドワイドパブリッシャーはNIS Americaが担当。新規シナリオが追加された他、前述のHDリマスター版『シルバー事件』と同様に有料DLC(デジタルサントラとアートブックのセット)が同時配信されている。
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『シルバー2425』
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2018年3月15日に日本一ソフトウェアからPS4用ソフトとして発売。HDリマスター版『シルバー事件』とリメイク版『25区』の2本が同時収録されたカップリング作品になっている。本作に合わせてミッシングリンクを埋める新シナリオが登場し、後にPC版にも無料アップデートで追加された。
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2021年2月18日にはPLAYISMから前述のものと同内容となるSwitch版も発売された。
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『ノーモア★ヒーローズ』
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自社コラボとして、コスチュームチェンジ要素のTシャツに『シルバー事件25区』柄のTシャツが用意されている。