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【ふぁいなるふぁんたじーないん】
ジャンル | RPG | |
対応機種 |
プレイステーション Windows 7~10 (Steam) プレイステーション4 |
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メディア |
【PS】CD-ROM 4枚組 【Win】【PS4】ダウンロード専売 |
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発売・開発元 |
【PS】スクウェア 【Win】【PS4】スクウェア・エニックス |
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発売日 |
【PS】2000年7月7日 【Win】2016年4月14日 【PS4】2017年9月19日 |
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定価 |
【PS】7,800円(税抜) 【Win】2,500円(税込) 【PS4】2,500円(税込) |
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プレイ人数 | 1人 | |
レーティング |
CERO:A(全年齢対象) ※アルティメットヒッツ版で付与されたレーティングを記載 |
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廉価版 | アルティメットヒッツ:2006年7月20日/2,625円 | |
配信 | ゲームアーカイブス:2010年5月20日/1,500円 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
良くも悪くも原点回帰 明朗で爽快なストーリー 売り手の失策もあり売上は大幅に低下 クリスタル詐欺 |
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ファイナルファンタジーシリーズ関連作品リンク |
『ファイナルファンタジー』(FF)シリーズの第9作目。「原点回帰」と「生命讃歌」をテーマとしている。
機械文明や階級社会といった近代的世界観がVI~VIIIにかけて次第に強くなっていったのに対し、今作では再び中世的なファンタジー路線に回帰した。
ゲームシステムも前作があまりにも革新的路線に走ったのとは逆に保守的・王道路線に戻っており、冒険RPGの王道を好むユーザーには親しみやすくなっている。
本作では3頭身のちびキャラ風のポリゴンモデルが用意されており、世界観やキャラクターデザイン含め、デフォルメの効いた可愛らしいデザインワークで統一されている
また、原点回帰の名の通り、旧作に登場した地名やキャラクター名などが登場したり、旧作の音楽がアレンジされて使われていたりするなど、旧作プレイ者へのファンサービス的要素も多い。
キャラクター原案を天野喜孝氏が担当し、音楽は植松伸夫氏が担当した。
描写不足
デフォルメの効いたキャラ造詣や中世ヨーロッパファンタジーを基調とした温かみのある世界観、旧作と異なる方向性ながらも深みのあるシナリオに加え、音楽やシステム面でも過去作要素から継承した点やオマージュ要素が加わったことで、懐かしさ溢れる作風に仕上がっている。
ムービーのクオリティもプレイステーションのスペックを考慮した上で言えば最高峰ともいえる出色のできであり、本作の世界観を高いレベルで表現しきっている。
反面、前作のジャンクションシステムのような先鋭的なシステムはあまりなく、よく言えば初期の頃の作風に回帰した昔ながらのFFといえるが、悪く言えばゲーム面においては目新しさに欠け、凝ったシステムのRPGを好む層にはやや食い足りないと感じられる面もある。
そうした難点や粗はあれど、シンプルで素朴ながらも堅実な作りで纏め上げられており、プレイしたものからの評価は高い。
昔ながらの素朴な作りを持つFFとして、当時を懐かしむ古参ファンにも、初期の頃のFFのテイストを味わってみたいというファンにもおススメできる作品である。
+ | ラスボスネタバレあり注意 |