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デビルメイクライ - (2013/11/28 (木) 23:05:02) の編集履歴(バックアップ)
デビルメイクライ(Devil May Cry)
【でびるめいくらい】
ジャンル
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スタイリッシュハードアクション
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対応機種
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プレイステーション2
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発売・開発元
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カプコン
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発売日
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2001年8月23日
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定価
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6,800円(税抜)
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廉価版
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MEGA HITS! :2002年7月25日/4,179円 PlayStation2 the Best:2006年8月24日/2,604円(共に税込)
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分類
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良作
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デビルメイクライシリーズ・関連作品リンク
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概要
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硬派な難易度と、派手に敵を倒す爽快感により人気を呼んだデビルメイクライ(DMC)シリーズの1作目。
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ディレクターは、『BIOHAZARD 2』や後に『大神』などを手がける神谷英樹。当初は『biohazard 4』として開発されていたが、アクション性などの面で「ヤリすぎた」と判断されたため、オリジナルのタイトルとして開発されることになった。
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本編DMCの時系列は『3』の後、『4』の前の話となる。
ストーリー
かつて、魔界の王が人間界に侵攻した際、一人の悪魔が正義に目覚め、人間達のために戦った。
魔剣士スパーダは、剣の力をもって魔帝を魔界に封じ込めた後、その最期まで人間界に残り世界の平和を見守った。
魔界封印から約2000年、伝説の魔剣士は人間の女性との間に双子をもうけていた。
そして現代。
母親と双子の兄を悪魔に殺されたダンテは、仇を探し出すために悪魔退治専門の便利屋を営んでいた。
ある満月の夜、ダンテの構える便利屋「デビルメイクライ」に、突如、謎の美女トリッシュが訪れる。
話によると、2000年の時を経て魔帝ムンドゥスが復活し、再び人間界への侵攻を企てているらしい。
ダンテは彼女に導かれるまま、悪魔が巣食う島「マレット島」へと足を運ぶ。
ゲームシステム
基本システム
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主人公ダンテを操り、様々な武器や重火器を使って敵(悪魔)を倒したり、仕掛けを解除しながら進んでいく。
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ゲーム全体は複数のミッション(ステージ)で構成されており、ミッション01から最終ミッションまでを順番に攻略していく。
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ミッションごとに、プレイ内容に応じたランク(最高はS)が記録される。高ランクを達成するほど、クリア時にボーナスとして多くのレッドオーブ(後述)が取得できる。
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難易度は「NORMAL、EASY AUTOMATIC、HARD、Dante Must Die!(DMD)」の4段階。
ダンテのアクション
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ダンテは近接武器と銃器を複数の中から1個ずつ選んで同時に装備でき、ゲーム中はワンボタンでそれらによる攻撃を行える。
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ボタンをタイミング良く連続入力したり、左スティック入力と組み合わせたりすることで様々な技を繰り出せる。
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銃器には弾数の制限は無く、無限に撃てる。チャージを行うことで威力を上げられる。
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移動アクション
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通常のジャンプや二段ジャンプの他に、壁を蹴って高くジャンプしたり、空中で敵を踏みつけてジャンプしたりと幅広いアクションが行える。
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デビルトリガー(魔人化)
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DTゲージを消費することで、一時的に魔人化してパワーアップするシステム。魔人化時専用のアクションもいくつか存在する。
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水中の場所では主観視点の特殊な操作になり、使える武器は水中専用の銃のみとなる。
スタイリッシュランク
その他
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ダンテの強化
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「レッドオーブ」というアイテムを集めて一定量消費することで、攻略に役立つアイテムを入手したり、ダンテの能力を強化したり、新たな技を習得できる。
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レッドオーブは敵を倒すと入手できる他、ミッションの特定地点にも設置されている。
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ダンテの体力の最大値は「ブルーオーブ」というアイテムを集めることで増えていく。
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ブルーオーブはミッションの特定地点に隠されている他、ミッション中に挑戦できる「シークレットミッション」という特殊な小ミッションをクリアすることでも入手できる。
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DTゲージは「パープルオーブ」というアイテムを購入することで増えていく。
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ファイル
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各種アイテムや技、敵などの情報を参照できる図鑑。
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敵との戦闘中に特定条件を満たすと、その敵のエネミーファイル情報が新たに書き込まれていく。敵の行動の特性など、ヒントとなる情報が多い。
評価点
アクション
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剣で敵を打ち上げて空中の敵に銃を連射したり、連続突きの後に強力な一撃で吹き飛ばすなど、敵を手玉に取るような爽快なアクションが楽しめる。
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ダンテの各攻撃には一定の力強さや重みがあり、効果音などの演出も相俟って、敵に攻撃を打ち込む感触を味わいやすい。
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魔人化の爽快感
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魔人化時は攻撃力が格段に強化されたり、派手で強力な専用技が使えるので、一気に悪魔を制圧する快感が味わえる。
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戦い甲斐のある敵(悪魔)
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慣れないうちは苦戦しやすいが、その敵の特徴を覚えてコツを掴めば楽に戦えるようになるなど、アクションゲームのツボを押さえており、プレイヤー自身の上達を実感しやすい。
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敵の弱点となる武器を使用していくことで、戦いがグンと楽になるのも特徴。基本的にはリスクの高い接近攻撃の方が攻撃力が高く、敵を早く倒すことができるのだが、射撃攻撃の方が戦いやすい相手や、そもそも射撃攻撃でないと倒せない敵を出すことにより接近攻撃、射撃攻撃の両立を成功させている。
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いくつかの敵には、特定の条件で攻撃すれば「クリティカルヒット」という大ダメージを与えることができる。クリティカルを上手く狙って成功させられると、よりスタイリッシュに気持ち良く戦えるようになる。
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どの敵も行動パターンなどが凝っている。エネミーファイルの情報の多さからも作り込みの高さがうかがえる。
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この作り込まれた敵を、ダンテのスピーディーかつ重みのあるアクションで切り、時には避けるという行動のメリハリ、駆け引きは非常に歯応えがある。
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モッサリアクションの『2』、敵への圧倒的コンボ構築による爽快感を重視した『3』『4』では味わえない魅力である。
BGM
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BGMも非常に好評
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ロック調でスタイリッシュな曲は単体でも聞きごたえがあり、戦闘の気分が高揚する名曲ばかりである。
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単純にカッコいい曲だけでなく、悪魔らしい不気味で恐ろしい雰囲気をイメージした曲もあり敵のインパクトをより際立たせている。
やりこみ要素
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ステージ単位でもスタイリッシュランクが設定されており、ダメージをなるべく受けない、なるべく早いクリア、有利になるアイテムを使わないなどで高くなる。全Sで特典あり。
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NORMALはそれほど難しくはなく、初心者でもアクションを大いに楽しむことができる。しかし、DMDの難度はとてつもない。
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NORMALと比べると、ダンテが与えられるダメージ減少、敵の攻撃力が倍、ボス敵の攻撃力5倍、敵がデビルトリガーを発動させてパワーアップすることがあるなどなど、Must Dieのモード名に恥じない超難易度。挑戦する前にアイテムは大量にストックしておこう。
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そんなモードをクリアした人に送られる特典はなんとDTゲージ無限のダンテ。最高級の爽快感が味わえる。
ダンテの魅力
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クールに悪魔相手に軽口を叩いた上で、スタイリッシュに悪魔を討ち倒すスタイルは痛快で、今作の「スタイリッシュ」というキーワードをしっかり体現している。
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ダークヒーロー・アンチヒーロー的な魅力があり、男女問わず「カッコイイ」という声が相次ぎ、すぐに人気者となった。現在は外部作品でも数多く出演している。
問題点・賛否両論点
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タイム評価の仕様
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ムービー中や、メニュー画面を開いている間も時間が進んでいる。
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タイム評価で高い得点を得るためには、ムービーをカットし、メニュー画面を開く回数も極力抑えなければならないにも関わらず、飛ばせないムービーがいくつか存在する。
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ミッション中にセーブしてゲームを中断した場合、次回始めるときはそのミッションの最初からになるが、それまでの経過時間が引き継がれてしまう。
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ミッション開始から5分経過した状態でセーブ→ゲーム中断した場合、次回は5分経過した状態からのスタートになる(しかもミッションの最初から)。
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中断前のオーブ所持数は引き継がれるが、ミッション中に入手したオーブの数はリセットされる模様。
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続編である『3』や『4』では改善されており、メニュー画面を開いている間は時間は止まり、セーブしてゲームを中断した場合も時間はリセットされる。
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カメラの問題
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本作のカメラシステムは、各マップの特定領域ごとに視点などのカメラワークが切り替わる方式を採用しているのだが、このカメラの調整具合と、動きの激しい3Dアクションのシステムがあまり噛み合っていない部分が見られる。
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戦闘中に視点が切り替わると、移動や攻撃を行うべき方向が分かりにくくなったり、それまで見えていた敵が画面外や何らかのものに隠れて見えなくなってしまう場合がある。このために画面外の敵からの攻撃を食らうなど、余計なミスをしてしまう可能性もある。
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銃器のバランス
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銃器はグレネードガンが突出して強すぎる。
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本来、連射がきかず一撃が強いというコンセプトの武器なのだが、発射後の隙を横転でキャンセルしながらグレネードを連発すると連射速度を上げる事ができてしまう。
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弾速が遅めで空中撃ちが出来ないという特徴があり、動きの早い相手だと当たりづらいと言っても、これだけで大半の敵を倒せてしまう。
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グレネードには劣るが、ショットガンも排莢モーションを移動でキャンセルでき簡単に連射可能。近接戦闘ではこちらも強力。
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逆に「ナイトメアβ」と呼ばれる銃は、1発の発射毎にDTゲージを1つ(チャージで3つ)消費し、ゲージがなくなると威力がガタ落ちしてしまうのでお世辞にも使いやすいとは言えない。
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ただしDT中であればゲージが続く限り撃ち放題になる。弾は壁を反射しまくるので大型の相手には絶大な威力を発揮する銃でもある。また、左腕による殴打の攻撃力を増加させる特性がある。
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近接武器の存在
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「アラストル」を手に入れると、初期武器の「フォースエッジ」が用済みになる。
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しかし上級者はフォースエッジのみの縛りなどをしてプレイする者もいるので、縛り要素の一つと思えばまだ救いはある。
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また、「スパーダ」を手に入れても特定のステージでしかDTを発動させられない(DTゲージが表示されず貯められない)ため、通常はあまり使われない。
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あるモードでの追加武器「閻魔刀(やまと)」もアラストルのリーチが短くなったバージョンという感じでやや蛇足気味。
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ただしDT発動中はスパーダに変化するので、これを生かした戦い方も出来る。
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アクションゲームとして別ゲーになる場面がある
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水中戦は主観視点でひたすら銃を連射するだけの地味な戦闘。
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ラスボス第一形態戦は、画面奥に向かっての3Dシューティングゲームになる。しかも水中戦とは違って説明が無い。
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スタイリッシュランク
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一瞬でA~Sランクまで上がることもあれば、敵や状況によっては上手く戦っていてもランクがなかなか上がらないなど、調整がやや極端。
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一部を除く銃攻撃では何故かランクを上げる事ができず、近距離武器による戦闘に偏ってしまっている。
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『2』以降と違い、敵から得られるオーブ数の増減に関わるのが倒した時のランクではないらしく、ランクSで倒しても大した量のオーブが出ないという事が多々ある。
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システム周り
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走りモーションがやたらとギクシャクしていて非常に不自然且つカッコ悪い。『2』で改善された数少ない点である。
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手すりのような立つ事が出来ない場所に落下すると緩慢な速度で小さく跳ねるように移動するので非常にカッコ悪い。
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『2』以降は飛び降りモーション、よじ登りモーションと共に削除された。
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攻撃を行なう際、ダンテの最も近くにいる敵に対して自動で照準を合わせるようになっているのだが、本作ではロックオンする敵を任意に選択したりロックオンを1体の敵に対して維持し続けることができない。これにより複数の敵と乱戦している最中にロックオンの対象がいきなり変わる事があり思わぬ所で攻撃が外れる事がある。特に顕著なのが中ボスのグリフォン、ナイトメアとラスボス第二形態である。
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これらのボスは戦闘中にボスとは別に複数の攻撃対象が存在していたり、ボス本体に攻撃を当てられる部位が複数存在するにも関わらず特定の部位のみ優先的にロックオンしてしまい、思うように攻撃を当てることができないという問題がある。
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この点も『2』で改善されており、標的をロックオンする対象を任意に選べるようになった。攻撃部位が分かれている敵も部位ごとにロックオンができるようになっている。
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2周目は強制的にHARDモードにされてしまう。ダンテの強化が足りなかったり、アクションが苦手だったりする人にはちょっとつらい。
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3周目以降は「NORMAL」「HARD」「Dante Must Die!」の3種類から選べるようになる。強制DMDはないのでご安心を。
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好きなミッションだけを選んで遊ぶといったことはできず、全ミッションの通しプレイしかできない。
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逆に、次回作以降と異なり落ちているアイテムが復活するため、周回することでアイテムを最大購入数より多く所持することができる。
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一部の敵は倒してからレッドオーブが出現するまでの時間が長い為、レッドオーブを回収する為には敵が完全に消滅するまで少し待たなければいけない。
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メニュー画面で銃器の装備を変更する際、毎回その銃が発射されるCGムービー(ロード時間込みで3~4秒程度)が流れる。ただしムービーは一応スキップ可能。
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接近武器に関しても、R3を押すことで変更が可能(アラストル←→イフリートのみ)だが、結構な硬直時間が入り戦闘中に切り替えるには不便なため、結局メニューを開いて切り替える事が多い。
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アイテムは購入する場合には最大所持数が制限されているが、ステージ上で拾った物は制限以上に入手ができる。しかし回復アイテムの「バイタルスター」はどこにも落ちておらず、所持数も1個(EASYでは3個)のみな為初心者にとってはかなり厳しい制限になっている。
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コレに関しては、アイテムに頼ってゴリ押しできなくすることで、アクションゲームの楽しさを体感できるとも言える。
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一々敵の攻撃を受けたりしないと完成しないエネミーファイル。流石に不評だったのか次回作以降簡略化された。
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シークレットミッション関連。
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ミッション中に通る道から逸れた場所で起きる事が多い。
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3と違って一定の条件を満たしていなければ発生せず、最初のSMに至ってはボス戦を終えてクリア直前という状況で海底に戻るという手順を踏まなければならない。
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ミッションセレクトはないので、一度スルーしてしまったら次の周回まで挑む事はできない。
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その他
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ストーリーは良くも悪くもベッタベタのB級アクション映画そのものである。ただそんなノリがこのゲームにマッチしている事や、それよりもアクション部分の完成度が高い事もあって問題点としてはあまり挙がらない。
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PS2初期の作品なだけあって仕方ないのだが少々ポリゴンモデルが粗く、「謎の美女トリッシュ」があまり美女に見えない事等は当時から日本のユーザーからはちょくちょく突っ込まれていた。本作はCGムービーが起用されていないのも一因になっている。
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バグなのかは不明だがラスボス第三形態は一定時間が経過すると、『ダンテの体力を徐々に減らしていく触手』が体から生えてくるが、何故かこの触手には攻撃能力がない。
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伝説の魔剣士の衣装でプレイすると、一部の敵の攻撃パターンが変化しており、ダンテやスーパーダンテでのプレイ時より若干難しくなっている。
総評
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「スタイリッシュ」という単語をゲーム業界ひいてはネット界隈に定着させた名作3Dアクション。現在の目で見ればゲームバランスや技術面でまだ粗削りなところが見られるが発売から10年以上たった現在でもそのゲーム性は十分に第一線で通用するものである。骨太なアクションと高い難易度を求めるプレイヤーにはおすすめである。
『let's rock baby!』
余談
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TVCMは水野晴郎バージョンと乙葉バージョンが存在する。かつては本作の公式サイトで視聴できた。