【にんじゃがいでん】
ジャンル | 忍者アクションアドベンチャー | ||
対応機種 | Xbox | ||
発売元 | テクモ | ||
開発元 | テクモ(Team NINJA) | ||
発売日 | 2004年3月11日 | ||
定価 | 7,800円(税別) | ||
備考 |
同年8月に大型DLC「ハリケーンパック」が無料配布 ※現在はDL不可 |
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判定 | 良作 | ||
忍者龍剣伝/NINJA GAIDENシリーズ |
「隼一門」の若き忍者リュウ・ハヤブサは、太古に存在したと言われる超生命体「龍神」の血を受け継ぐ、「龍の一族」の末裔である。彼は、修行のため不在の父ジョウ・ハヤブサに代わり、一門の拠点である「隼の里」を護っていた。
そんなある日、ドーク重鬼卿率いる「神聖ヴィゴル帝国」の軍団が突如として里に現れる。ヴィゴル帝国の狙いは、里に封印されている伝説の魔刀「黒龍丸」であった。黒龍丸を渡す訳にはいかない―魔刀を護らんと出撃するリュウであったが、凶悪な力を持つドークの前に敗北。多くの同胞達が殺され、魔刀は奪われ、リュウも重傷を負ってしまう。
時は経ち、ドークに負わされた傷も癒えた頃。リュウは、忍者衆「影一門」の頭領ムライの協力でドークの所在を掴む。ドークへの怒りに燃えるリュウは、奪われた魔刀黒龍丸を取り戻すため、殺された同胞達の無念を晴らすため、神聖ヴィゴル帝国へ乗り込むことを決意する。
()内表記は技のコマンド。
美麗なグラフィック
戦闘のテンポが良く、スピード感がある
戦闘の自由度が高い
エッセンスシステム
やり込み要素が豊富
世界観
BGM・SE
開発陣のユーザに対する配慮
ただでさえ難易度が高いため慣れが必要なのに加え、慣れるまでのステップを阻害する調整が問題視される。
中でも肝心の序盤(特にチャプター1)の難易度が苛烈で、初心者プレイヤーから厳しい批判が飛ぶことも少なくない。
序盤を乗り越え、慣れれば良作に相当する魅力は持っているが、慣れるまでに投げた人が多いのもまた事実である。
序盤(特にチャプター1)の問題点
序盤以降の難易度
ゲーム序盤を超え、ようやく仕様を理解して先へ進めるにも、以下の点で躓きやすい。
コンティニューの仕様
チャプター7のアルマ重鬼卿戦直前にムラマサ像が存在しない。
戦闘以外も高難易度
視点操作ができない
装備変更・アイテム使用の際、いちいちメニュー画面を開く必要がある。
前のチャプターに戻ることができず、また任意のチャプターに挑戦することもできない。
エリア移動のボタンが弱攻撃ボタンと同じ
難易度の高さ
敵AIの凶悪さ
死体を延々と攻撃できる
ストーリー
後に多くのリメイク・移植作品および続編が作られるニンジャガイデンシリーズの第1作目。ハードが国内では比較的マイナーなXboxであったため日本での売り上げは芳しくなかったが、国外では非常に高い評価を受けたため総合的な売り上げは100万を超えた。
敵と対峙した際の緊張感や、難関を突破した時の達成感、絶技や捌きといったテクニックで敵を打ち倒す爽快感等、アクションゲームで重要となる要素ほとんどを兼ね備えており、3Dアクションとして完成度の高い作品となっている。「絶技」「捌き」「風路」といったニンジャガを構成するアクションの大半がこの時点で完成しており、続編である『NINJA GAIDEN 2』やリメイク作品である『NINJA GAIDEN Σ』にそのまま継承されていることからも、アクション面での完成度の高さが伺える。
しかし、その硬派な難易度と独特の世界観は決して万人受けするものではなく、安易に他人に勧められるゲームでないことも確かである。ニンジャガの魅力全てを初回プレイで理解するのは難しく、このゲームを「面白い!」と思えるようになるまでには長い時間を必要とする。良作であることは間違いないが、ゲームを始めてから十数時間は苦しむことを覚悟しなければならない。
一方で続編である『NINJA GAIDEN 2』『NINJA GAIDEN Σ2』は比較的簡単で、(アクションゲーム好きなら)誰にでも勧められる良作となっている。 いきなり1に挑戦するのはオススメできないが、2で基本操作を学んでからやれば、存分にその面白さを堪能できる。 ただしゲーム性は似ているようで違うので、それなりに慣れが必要だが。
【にんじゃがいでんぶらっく】
対応機種 | Xbox | |
発売日 | 2005年9月29日 | |
定価 | 4,800円(税別) | |
レーティング | CERO:18歳以上対象 | |
配信 |
【Xb360】Xboxクラシックス 2008年2月11日/1,200マイクロソフトポイント |
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判定 | 良作 |
イベントシーンの追加
あやねのボイス追加
視点操作が可能に
難易度の追加、調整
「MISSION」の搭載
「NORMAL」より簡単な難易度「NINJA DOG」の搭載
改善されていない問題点
ロックオンの改悪
無印のおまけ要素である忍者龍剣伝の1~3が削除された
「HARD」以上の難易度におけるチャプター1が異常に難しい
敵配置の凶悪化
交差の法が未収録
無印からハリパクで改良した、追加した点を殆ど入れたため、遊び応えが大幅にアップ。
現在ではXbox360やXboxOneでも遊べるため、Xbox系列でプレイするならBlack1択になるだろう。
ちなみに、XboxOneでプレイするとフレームレートの更なる安定化と画質の向上(フルHD)の恩恵を得られる。今から遊ぶならOneで遊ぶことを検討してみるといいかもしれない。
流石に今遊ぶと辛い部分はあるものの、完成度が高い凄まじいアクションの数々は今でも見劣りしない。
【にんじゃがいでんしぐま】
ジャンル | 忍者アクションアドベンチャー | |
対応機種 | プレイステーション3 | |
発売元 | テクモ | |
発売日 | 2007年6月14日 | |
定価 | 7,800円(税別) | |
レーティング | CERO:D(17歳以上対象) | |
廉価版 |
PLAYSTATION 3 the Best 2008年7月3日/3,800円 |
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判定 | 良作 |
グラフィックの質の向上
BGMの追加
新武器「厳龍・伐虎」の追加
一部アクションの改善
アイテムのショートカットキー追加
チャプター2の終盤でドーク戦(と雑魚戦が少し)が追加
難易度の調整
調整不足を感じられるレイチェルの弱さ
プリレンダリングムービー(*8)がSD画質のまま
装備のショートカットキーがない
ナイトメア(大剣を持つ敵)の改悪
タイムボーナスの規定時間が短すぎる
ロード
その他
レイチェル編の追加
エフェクトの変更
日本語版の一部ゴア表現のカット
掛け声の変更
Blackまでの理不尽な点、問題点を改善し、遊びやすくなったリメイク作品になっている。
【にんじゃがいでんしぐまぷらす】
ジャンル | アクション | |
対応機種 | PlayStation Vita(Vita TV対応) | |
発売元 | コーエーテクモゲームス | |
開発元 | コーエーテクモゲームス(Team NINJA) | |
発売日 | 2012年2月23日 | |
定価 | 6,090円(税別) | |
レーティング | CERO:D(17歳以上対象) | |
判定 | 良作 |
難易度「HERO」の追加
ミッションの追加
コスチューム、装飾品の追加
プリレンダリングムービーの解像度調整
PS3版と比べても遜色無いグラフィック
弓の操作性改悪
弓の操作性さえ許容出来れば、携帯機としては十分Σを再現できている。
また、初心者向けの救済措置が追加されている点もポイント