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ボンバーマンMAX 光の勇者/闇の戦士 - (2017/06/21 (水) 06:14:25) の編集履歴(バックアップ)


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ボンバーマンMAX 光の勇者/闇の戦士

【ぼんばーまんまっくす ひかりのゆうしゃ/やみのせんし】

ジャンル アクション
対応機種 ゲームボーイカラー(専用)
発売・開発元 ハドソン
発売日 1999年12月17日
定価 3,980円
判定 良作
ボンバーマンシリーズリンク


概要

  • ゲームボーイカラー専用ソフトで、ボンバーマンシリーズ初の2バージョン同時発売。通信機能やリモコンシャワーといったシステムを搭載しており、どちらもクリアに必須。
  • 『光の勇者』での操作キャラはシリーズおなじみのボンバーマンだが、『闇の戦士』での操作キャラは新キャラMAX。ボンバーマンと基本性能は全く同じだが、使用する爆弾は電気属性の爆弾で、爆発音も違う。
  • 後にキャンペーンに応募して購入できる『ボンバーマンMAX アインヴァージョン』が登場。こちらは全てのステージを遊ぶことができるが、使えるキャラはボンバーマンのみ。

ストーリー

ある時、フューチャースターの制御コンピューター「ブレイン」が暴走。他の4つの惑星の機械化を開始する。
ボンバーマンとMAXはDr.アインより各惑星に住むキャラボンの救出、及び制御コンピューターの暴走を止める指令を受けた。
その後MAXはボンバーマンにどちらが先に多くのキャラボンを救出するか競争しようと持ちかけたのだった。
惑星の危機を救うのはボンバーマンか、それともMAXか!?


本作ならではの要素

携帯機であるGBCの機能を生かした新システムを搭載。

ステージ交換

  • 本作では各ソフトでしか遊べないステージがいくつもあり、通常プレイだけでは達成率が100%にならない。通信機能を使って未プレイのステージを受け取って全クリして、初めて100%になる。
    • またステージもいくつものステージに分岐しており、一周しただけでは全ての面を回れない。さらに面のクリア条件も「特定の敵キャラのみ倒せ」「キャラボンを救出しろ」など様々。 キャラボンの育成
  • ゲームプレイ中捕えられたキャラボンを救出すると、そのキャラボンを連れて行けるようになる(連れて歩けるのは1体だけ)。各ステージに落ちているアイテムを入手することで各ステータスを上昇させることができる。
  • さらに育てたキャラボンを使っての通信プレイも可能。キャラボン同士を戦わせたり、融合させて全く新しいキャラボンを作り出したりできる。
    • 各キャラボンには属性が設定されており、得手不得手がある。ちなみに対戦で負けた方のキャラボンは勝った方のソフトに移動する(つまり、負けた方のキャラボンは消滅する)。 リモコンシャワー
  • 一部のステージにある特殊マスに乗った状態で何らかのリモコン(TVでもエアコンでも何でもOK)の電波を当てると、ミニゲームをプレイできる。
    • ミニゲームには結構種類があり、従来のボンバーマンシリーズでおなじみのバロムを倒しまくるステージやキャラボンのシルエットクイズ、旗揚げなど様々。ボタンによって何のミニゲームが出現するか分からない為、家中のリモコンを試してみたプレイヤーもいたとか。
    • ちなみに一番レアなミニゲームは「あみだゲーム」で、ここではアイテムの他に幻のキャラボンを入手することもできる。どちらもそのバージョンでしか出現しないキャラボンで、唯一の複合属性持ち。 達成率の表示
  • ゲームオーバーになるとエリアクリアの達成率を表彰してもらえる。
    • ちなみに一番低いと「へぼへぼボンバー」になる。表彰する気ゼロ。
    • データセーブの概念が生まれた「スーパーボンバーマン5」でも実装されていたシステムで、同作を遊んでいたプレイヤーには馴染み深いだろう。

難点

  • 通信機能を使わなければ100%クリアができない。隠しコマンドなどの救済処置も無し。
    • 前述のアインバージョンは最初から全ての面をプレイできるのだが、非売品なので入手は凄まじく困難。
  • 対戦機能がキャラボン同士の対戦のみで、シリーズおなじみの対戦は不可能。
    • そのキャラボン対決も負けた側のキャラボンが消滅したりなどの不満点がある。
  • リモコンやハートなど一部の強力なアイテムの効果は次の面に引き継げない。さらにこちらの攻撃を避けたりしつこく追尾してくる敵もいながらステージによってはその敵を倒せない場合もあったりするので、全体的に難易度はやや高め。
    • このアイテムが引き継げない仕様は次回作「MAX2」にもそのまま引き継がれ、DS版ボンバーマンなどもその仕様になったことから、標準になってしまっている。
  • 他のボンバーマンシリーズと比べてボンバーマンの当たり判定がやや大きめに設定されているため、事故率が高め。
  • リモコンシャワーで引き継げるアイテムの多くは次の面に引き継げないため、入手する意味がない。

総評

GBCでは最後の作品となった本作。本作独自の要素も多いが、「ボンバーマン」の性質上、多人数プレイ向きなので一人でプレイするプレイヤーには若干向かない。