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「いつでも一緒に。」 BLACKJACK - (2014/01/05 (日) 09:41:59) の編集履歴(バックアップ)
「いつでも一緒に。」 BLACKJACK
【いつでもいっしょに ぶらっくじゃっく】
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ジャンル
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コミュニケーション & トランプ
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対応機種
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ニンテンドー3DS（ダウンロード専用）
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発売元
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トムクリエイト
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開発元
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seasworks
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配信開始日
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2012年8月8日
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価格
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400円
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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1箇所
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レーティング
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CERO:B（12歳以上対象）
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ポイント
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ギャルゲー風の対戦型ブラックジャック
運ゲーすぎるギャラリー解禁条件
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本稿はアプリゲームが原作のゲームを扱っています。
本wikiはアプリゲームの執筆が一切認められていないため、3DS版の詳細に関する記述に限定し
アプリ版に関する情報は割愛しています。
概要
定期的にニンテンドー3DS（DS）のダウンロードソフト配信を行っているトムクリエイトがリリースした一作。アプリゲームの3DS移殖作でもある。
6人の女の子達とブラックジャック（トランプゲーム）勝負に挑むという設定。
オートセーブ方式。3DS本体を縦持ちでプレイし、操作は"ほぼ"タッチで行う形となる。3DSDLソフトだが、3D表示には対応していない。
主なルール
基本ルール
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対戦相手について。
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本作は「かすみ」「あい」「すみれ」「あや」「えりか」「つばき」の女の子6人から、好きな対戦相手を選んでプレイする方式を採用している。
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但し、"かすみ"以外の女の子に関しては、特定条件を満たしつつ、とある時間帯限定でプレイしないと選択できない。
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"かすみ"にはプレイヤーに対する「好感度」が設定されている。
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好感度は特定条件を満たす事で増えていく。好感度が上がれば上がる程に、プレイヤーに対する"かすみ"の態度が変わってくる。好感度が最高潮に達すると…。
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好感度状態やプレイ中の時間帯によって、"かすみ"の服装や仕草に変化が生じる。なお、"かすみ"以外の女の子には好感度などの概念はなく、常に同じスタイルでのプレイとなる。
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ゲームの流れ。
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一般的な対戦ブラックジャックと同様のルールでプレイを行っていく。
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ブラックジャックの詳細ルールはwikipedeiaを参照にして欲しい。このページでは本作ならではのシステムの紹介のみを行う。
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対戦中は以下のアイコンが用意されており、選びたい行動をタッチで決定していく。
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「HIT」…プレイヤー側のカードを1枚引く。
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「STAND」…カードを引くのを止め、プレイヤー側の全カードを出して勝負に挑む。
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「DOUBLE」…勝負中に賭けたベットを倍額にする。このアイコン決定後は、必ず1回のHITを行わなければならない。
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「INSURANCE」…特定勝負限定で行える行動。賭けたベットの半分を賭け、特殊な勝負が行える。
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「SURRENDER」…勝負を放棄し、賭けたベットの半分だけを失ってしまう。
主なモード
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Nomal Mode
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ベットを賭けて女の子とブラックジャック対戦をプレイする、プレイ回数フリーなメインモード。
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まずは「25・50・100・300」から賭けるベットを選択する。勝負を終える度にベット数の変更を行う事も可能。
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その後は勝負を行い、勝敗によって幾らかのチップが払い戻される。任意でゲームを終えるまでは、何度でも勝負は続けられる。
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"かすみ"の好感度上昇条件は、このモードが関わっている。また、対戦相手を別の女の子に変えても、プレイヤーの所持チップは前の状態からの引き継ぎとなる。
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Score Mode
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同じくベットを賭けて女の子とブラックジャック対戦をプレイする、プレイ回数制限ありのメインモード。
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Nomal Modeとは違い、賭けられるベットは100で固定（但し、稀に300チップが賭けられる勝負もある）。勝負後に「敗者側のチップを減らすか否か」の設定も可能。
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先に1000チップを獲得した側が勝者となりゲーム終了。"かすみ"の好感度上昇条件は、このモードが関わらない。
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Galary
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女の子達のイラストギャラリーが鑑賞できる。
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イラストは特定条件を満たす事で解禁される。解禁条件の一例としては「"かすみ"の好感度を上げる」「Score Modeで対戦相手に勝つ」などがある。全26枚のギャラリーが存在する。
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Result
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Nomal Mode・Score Modeでプレイした、過去の成績累計が鑑賞できる。
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Option
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いわゆるオプション項目。以下の設定が行える。
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プレイ中における、女の子のボイスを入れるか否かの選択。
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ディーラーモードの有無選択。ONにすると「プレイヤーの全行動 ⇒ 相手の全行動」、OFFにすると「プレイヤーと相手が交互に行動」する形でゲームを行える。
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デッキシャッフルの有無選択。ONにすると「勝敗の度にHITで引けるカードがシャッフル」され、OFFにすると「シャッフルが"されないまま"」にゲームが続けられる。
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"かすみ"の好感度を3段階から選択できる。好感度が上がっていない状態では選択できない。
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ゲームデータを完全初期化してしまう。
批評点
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ブラックジャックオンリーのゲーム。
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ぶっちゃけいってしまうと本作は、ブラックジャック以外での遊べるゲームは搭載されていない。
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ブラックジャック以外でのトランプゲームはなく、最初から最後までブラックジャックを延々と続けるだけの作品でしかない。
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ギャルゲーチックな要素（下記）はあるものの、それ自体もブラックジャックのプレイ前提で開花するものであり、ゲームとしては正直マンネリどころしか感じられない。
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システム周りは至って快適でゲームテンポも良く、そういう意味では素直に評価してもいいだろう。
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謎の制限付きのギャルゲー要素。
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ある意味、プレイヤーの多くはブラックジャックよりも、女の子達との萌え目的で本作を購入している思われる。
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実際、ブラックジャックがプレイできるゲームは本作以外にも多く存在する訳で、単にブラックジャックだけをプレイしたければ他を当たればいい話。
ニンテンドーeショップで紹介されている本作のスクリーンショットも「ギャルゲー色を感じない方がおかしい」といわんばかりの萌え紹介がされている。
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しかし、ギャルゲー感覚で本作をプレイすると「???」と思える一面が目立つ。「何故こんな制限をした」と思える程に…。
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女の子6人のうち、"かすみ"以外の子が特定時間にしか出現しない意味がよく分からない。
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特定の子に会いたければ、指定された時間までリアルで待たなければならない。6人もヒロインがいるのに、うち5人を期間限定ヒロインにする必然性があるのだろうか?
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恋愛攻略対象が"かすみ"しかいないのも大きな謎。
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他ヒロインが好みのプレイヤーにとっては「は?」となるのは当然であろう。アプリ版（原作）・及び3DSDLソフトの本作ではあまり多くの容量が詰め込めない事情があるのかもしれないが…。
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可愛いけど棒声な女の子達。
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女の子のキャラクターデザインは『ラブプラス』に近い"やや"リアルチックな絵柄であるが、どの子も非常に可愛い。
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一般的なギャルゲーにありがちな"カラフルな髪"や"現実離れした性格やクセ"の子は誰一人としておらず、「本当に身近にいそうな容姿の女の子達」がブラックジャックの相手をしてくれる。
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"かすみ"の好感度を上げるとラブラブ度が増し、「恋人と一緒にブラックジャック」的なシチュエーションでプレイを行えるのは激しく萌える。他の子も同等のシチュが欲しかった…。
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女の子は可愛いが彼女達のボイス演技が全体的に棒読み気味なのがアレ。
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特に主役ヒロインの"かすみ"が激しく棒読みという有様。好意的に解釈すれば「演技に縛られない、飾り気なしの喋り口」ともいえなくもない…と思うしかない。
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ギャラリーの解禁条件が運すぎる。
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本作のお楽しみの一種であるギャラリーだが、そのギャラリー全コンプするのは限りなく不可能に近い。
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「ブラックジャックを2回連続で出す」「Score Modeを完封勝利する」など、『マインドシーカー』レベルの運が必要とする条件がある。
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ブラックジャックは「カードを出す駆け引き」が重要なゲームではあるが、それ以上に「カードの出目は運次第」という運任せの要因が非常に強い。
にも関わらず、運要因をギャラリー解禁条件にしてしまうのは、いくらなんでも理不尽すぎである。「タイムリリースなどの運が絡まない条件」で解禁させてくれればよかったものを…。
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ギャラリー自体は"なかなか"のクオリティで萌えどころ満載だが、アニメーションなしの一枚絵なのが物足りなく感じてしまう。
総評
「ギャルゲー + ブラックジャック」の組み合わせが好きな方には適任な作品かもしれないが、ブラックジャックという名の作業は避けられないのも事実。
3DSDLソフトとしては安めの400円販売なのは良心的。よっぽど萌え耐性がない限りは、暇潰しとしてブラックジャック目的でプレイするのもありか…。
