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ファイナルファンタジーIII (DS) - (2020/11/07 (土) 14:28:20) の編集履歴(バックアップ)
ファイナルファンタジーIII
【ふぁいなるふぁんたじーすりー】
ジャンル
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RPG
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対応機種
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ニンテンドーDS
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メディア
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1GbitDSカード
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発売元
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スクウェア・エニックス
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開発元
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マトリックス
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発売日
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2006年8月24日
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定価
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ソフト単品:5,980円 クリスタルエディション(DS Lite同梱):22,780円(各税5%込)
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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3個+クイックセーブ1個(フラッシュメモリバックアップ)
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通信機能
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ニンテンドーWi-Fiコネクション、ワイヤレス通信対応
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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廉価版
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アルティメットヒッツ:2008年10月23日/2,940円(税5%込)
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判定
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良作
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ポイント
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『FF3』初の大幅なリメイク作品 ジョブシステムを大幅に見直し、上位下位関係から並列関係に キャラクターの個性付けもおおむね好評 一部要素の解放に蛇足なメール機能を使用させられる仕様に批判も
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ファイナルファンタジーシリーズ
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概要
『ファイナルファンタジーIII』(『FF3』)のリメイク作。
画面がフルポリゴンになり、キャラクターデザインは新たに吉田明彦氏が担当している。
ゲームシステムが大幅に改変され、難易度が調整されたことにより、オリジナル版未プレイ者も経験者も楽しめるようになった。
田中弘道氏がディレクターを務めたため、彼が統括している『ファイナルファンタジーXI』から輸入された要素も多い。
特徴・評価点
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原作の特徴的なシステムであり、後のシリーズでも複数作で引き継がれる「ジョブチェンジ」のシステムを大きく変更。
「どのジョブでもゲームクリアできる」
ことを念頭にジョブが調整された。
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原作では後半手に入るジョブは前半のジョブの上位互換的扱いであり(賢者や忍者などのジョブで顕著)、
一部のジョブは局地的に活躍するものの出番を終えると使う事がなくなる一発屋的なジョブが多かったり(竜騎士や学者など)、装備品やステータスの低さからストーリー前半で使ったジョブを後半まで使っていくようなことは難しかった(モンクや戦士など)。
また、どうにも役に立たないジョブもあり、ジョブ間に相性の域を超えた格差があるのも確かだった。
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原作では戦力にならなかった吟遊詩人や狩人などは大幅に強化され、特に風水師は強力ジョブの一角に食い込むほどになった。別ジョブの下位互換だった戦士やモンクにもそれぞれ装備品や専用スキルが追加され、最後まで使えるようになった。
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戦士とナイトでは攻めが得意な戦士、守りが得意なナイトといった特徴が加えられ、導師や魔人も上位の魔法が使えるが低レベル帯の魔法の使用回数が白、黒魔道師よりも低いといった調整がなされている。
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一方、FC版で他の魔道師系ジョブの追随をほとんど許さなかった賢者は大きく弱体化。
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賢者は全ての魔法を扱えるという特性は残ったが、召喚魔法が、FC版に比べ有用性が大きく低下した白黒ランダム方式(幻術師と同じ方式)に変更された上に魔法の使用回数が大幅に減少し、知性・精神も減少。汎用性は高いものの、専門職には及ばなくなっている。
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なお、忍者に関しては単純な弱体化ではなく、物理では忍者が万能選手だったものを、ジョブの個性を持たせるために再調整したものである。
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また、ジョブチェンジに必要なポイント「キャパシティ」が廃止され、ジョブチェンジしやすくなった。
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ただしチェンジ直後は移行期間として能力値が10%マイナス修正されてしまう。この仕様は不評の声がある(『不評点』で後述)。
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就いているジョブの熟練度によってキャラが強くなるため、お気に入りのジョブを使い続けるほど有利になるというのもプレイヤーにとって嬉しい仕様。
その反面、5のようなアビリティ付け替えシステムは搭載されなかったため、様々なジョブを使ってみようという動機付けにはやや欠ける。
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後述する問題点にも繋がるが、熟練度を最大にした上であるイベントをこなす事でそのジョブの専用装備が一つだけもらえるといった要素も追加されている。
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オリジナル版で難易度が高すぎとされた暗黒の洞窟・クリスタルタワー・2ヘッドドラゴン戦などは調整されている。しかし、単純に難易度が下がったわけではなく、メデューサやケルベロスなどオリジナル版で弱かったボスは強化されている。
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特にクリスタルタワーやエウレカなど、非常に長い上にテレポで脱出できなかった難所が緩和されているのは大きい。
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3Dになった仕様上、モンスター同時出現数は最大3体(一部イベントのみ4体)に減ってしまったが、その代わり敵1体の強さが強化されている。
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特にドラゴンやバルカンといったFC版では完全に見掛け倒しだった巨大モンスターの強化が著しい。フィールドでうっかり遭遇してしまうと全滅の危機があるほどの超強化がなされた。
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総合的に見てオリジナル版と比べ難易度は下がったものの、近年のFFシリーズに比べると難易度はやや高い。
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音楽も概ね好評。ラスボス戦ではファミコン音源の一部が使用されている。
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バトル時の多段ヒットエフェクトが再現されている。
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エフェクトの冗長化が嫌われる事が多い為、省略される可能性があった要素だったが、こだわりとして再現された。FC版と同様に爽快感を出しつつストレスを感じさせない良調整である。
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サラ姫などの、特定期間で参加するゲストキャラが戦闘中に一定の確率でサポートを行ってくれるようになった。
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死亡や離脱の描写がストーリーに影響しすぎていた『FF2』の反省からパーティーキャラとしての参加ではなくなった結果、ゲストキャラの影が薄くなってしまっていた原作だが、本作では戦闘支援してくれることで存在感が薄れないよう改善されている。
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ストーリーに変更された部分がある。
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主人公たちの出生地や、後半の大ボスの行動理由や世界に起こった災害の内容が変更されているなど。
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後のシリーズで確立した要素・設定に準じて、セリフやパラメータなどに若干の手直しも行われている。
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「ニャー」と鳴いていたモーグリが現在のシリーズ設定である「~クポ」で喋るようになる、ボム系モンスターの弱点属性が他シリーズと同じ氷属性となるなど。
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原作ではデータ上は存在するが絶対に出現しないようになっていた敵が、レアモンスターなどで出現するようになった。
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下記のモグネットによる通信が必要だが、隠しボスも追加されている。
その他の特徴
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主人公4人の設定変更。
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「少年4人」というパーティ構成から「少年3人+少女1人」という構成に変更され、名前・容姿・性格などの個性が新たに設定された。
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「同じ村で育った幼馴染」という設定で序盤の時点で4人全員揃っていたオリジナル版に対し、DS版では「4人の内、2人のみ出身地が異なるため面識がない」と再設定され、序盤のイベントを経ていくごとに段階を追って1人ずつパーティに加わっていくという形に変更されている。
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新規イベントも追加はされているが、基本的にオリジナル版の元のイベントにあてはめる形でキャラクターを個性付けしている。
賛否両論点
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主人公4人の設定変更について
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原作の時点で主人公に台詞があるとはいえ、元々がプレイヤーの分身とも呼べる無個性キャラだった事もあり、FC版経験者からは賛否両論となっている。
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後に『ディシディア ファイナルファンタジー』では『III』枠はFC版の設定を引き継いだ「オニオンナイト」が参戦している。
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DS版の主人公ルーネスもアナザーフォーム(2Pカラー)という形でフォローされている。
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ルーネス一人から物語が始まる形式となり、4人揃うまでジョブチェンジがお預けとなった。
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最初のダンジョン「封印の洞窟」はFC版ではジョブの組み合わせを試しながら攻略するという役割を持つダンジョンだったのだが、本作では初期ジョブ「すっぴん」で通ることになるため、そのような役割はなくなった。
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主人公達の台詞は原作の主人公達の台詞に近いものも少なくない為、全く別物と断じるほどではない。
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余談となるが、当初はもっと主人公達の性格が掘り下げられるイベントも多数作られていたが、やり過ぎると移植(リメイク)作としての面を損なうとの判断から最終的には没になった。イベントの内容自体はROMに残っており、解析サイトなどで知る事が出来る。
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イベントにおける台詞がカットされてしまっている部分がある
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4人組のじいさんがテレポと称してラッコの頭を使っていたと白状していたやりとりがカットされていたり、一部サブキャラとの会話やナレーションが省略されていたりと、FC版プレイヤーからすると気になる点が散見される。
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ボスを倒すと特に説明もなくHPとMPが完全回復する。
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特にラストダンジョン付近になるとボスと連戦する事が多く、その度に完全回復するので難易度が劇的に下がっている。
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強力な魔法を惜しみなく使って全力で戦えるという点はあるものの、せっかく魔法回数で差をつけたジョブ間のバランス調整がほぼ無意味になってしまっている。
問題点
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「モグネット」という新システムを使用するイベントが不評。
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ゲーム中のNPCや他のFF3プレイヤーにメールを送れるシステムなのだが、問題なのは「本作のおまけ的要素を収録しているイベントの進行条件に、Wi-Fi接続かワイヤレス通信を利用して他のプレイヤーにメールを送るという条件が含まれている」点。そのため、「通信できる友達が周りにいない人間もいるのに通信必須の仕様はひどい」という不評が出た。
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具体的に、モグネットの通信を行わなければ開放されないのは、ジョブ「たまねぎ剣士」、最強の剣「アルテマウェポン」、各ジョブの最強装備1つずつ、隠しボス1体。普通に遊ぶだけなら無くても十分クリア可能だが、「一本のソフトとDSだけで完結できない」というのはやはり気になってしまう部分である。
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しかも、
通信でできることは最大数行程度の長さの手紙を書いて送るだけのメール機能だけ
。
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本当にただのメール機能であり、「署名」などの要素もあるがほぼおまけ程度。ゲームを遊ぶ世代には携帯電話がおおむね行き渡っていた、この2006年という時代にわざわざゲーム機でやることではない。
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そもそも
純粋な1人プレイ用RPGである本作に全く噛み合っていない
要素であり、「『Wi-Fiでの通信要素を入れる』ことが方針としてあって、そのために無理矢理入れたのでは?」と誰しもが思ってしまうほどゲーム全体の構成から浮いている。
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また、一時間に一通しか送れない制限もある。DS本体の時計を一時間進めればすぐだが。
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オリジナル版での初期ジョブであった「たまねぎ剣士」はDS版では隠しジョブとなっており、これを開放するためにモグネットが必須となるため特に批判が多い。
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本作でももちろん三色ドラゴンとたまねぎ剣士用のオニオンシリーズは登場するが、たまねぎ剣士がいなければ手に入ったとしても無用の長物になってしまう。
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「たまねぎ剣士」はオリジナル同様終盤まで弱いが、専用装備以外の全ての武器を扱い、LV8までの白黒魔法を扱えるようになるといった強化が施された。さらにはLV90代になると専用装備とあいまって爆発的に強くなる大器晩成型。
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なお初期職は「すっぴん」になっているが、これはFFVのような終盤最強タイプではなく、単に装備が多いだけの弱小性能キャラ。
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身近に通信相手がいないプレイヤーたちは、ファンサイトの掲示板で他人と友達コードを交換してWi-Fi接続で通信したり、新たにDSとソフトをもう1組用意してワイヤレス通信することでイベントを進行させていた。
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メールで会話する機能のためにネットで会話している
のだから、なんとも本末転倒な話である。
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しかも、モグネット関連の解放はソフト毎に共有ではなくセーブデータごとにやり直さなければいけない仕様であるため、最初からやり直すのも気軽にはできない(セーブデータ自体は3つある)。
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ちなみに、スタッフによれば他の通信要素として育てたパーティ同士を通信対戦させるアイデアもあったが、味方のキャラクター同士で傷つけあうことに懸念があったなどの理由で見送ったと語られている。
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なお、2014年5月20日にWi-Fiコネクションがサービス終了したことにより、モグネット関連要素の開放はワイヤレス通信を使用するしかなくなった。
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この欠点は後に移植されたスマートフォン版&PSP版では改善され、通信要素は無くなっている。
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ほかのジョブにチェンジすると、能力値が10%低下した「移行期間」となり、数回(状況によるが2~10回程度)戦闘をこなさないと本来の状態に戻らない。
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移行期間中に再度チェンジすると移行期間が延びてしまう為、どのジョブが使いやすいか見極めるのが難しくなっている。ジョブを変えると能力低下が挟まるため、気軽に色んなジョブを試す気になりにくい。
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移行期間から抜けて万全な状態にするためにはわざと戦闘する必要があるため、ボス戦手前などでのジョブチェンジが煩雑になっていたりと、移行期間の存在は評判が良くない。
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黒魔道師などの魔法攻撃系ジョブの有用性が下がり、立場がかなり悪化した。
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上述のように敵の同時出現数が減った結果、わざわざ魔法で倒す必要性が低下。加えて状態異常系や即死系の成功率がFC版より極端に下がっているため、補助魔法による雑魚の無力化にもほぼ期待できない。
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本作での調整で黒魔法系はその役割を奪われ、召喚魔法も効果がランダムなのにそのうち状態異常の効果がほぼ完全にハズレと化した。これにより黒魔道師系や幻術師は使い方の難しい微妙なジョブになってしまった。
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こと幻術師はランダム召喚が賢者にも使用可能であること、幻術師自身もMPのあまり高くないジョブであることから、魔法そのものの扱い辛さに目をつぶってすら賢者の下位互換に近い有様。FC版でもさほど使い勝手の良くなかったジョブであるため報われない。
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終盤になると敵のHPが10000を超える事も少なくなく、ヒット数の関係上、限界突破を簡単に起こせる物理攻撃に株を奪われてしまう。
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「炎の辞典」や「ルーンのベル」など、FC版では購入できたにもかかわらず本作では非売品になった武器が多い。
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矢が消耗品のままなので道のりの長いラストダンジョンでは心細い。
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狩人に追加された特技「みだれうち」を使うと、一回の攻撃で複数の矢を消費するためなおのこと辛い。
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「みだれうち」はブーメラン等の弓+矢以外の武器を装備している時でも使用可能のため、道中の雑魚戦時のみ弓矢以外の武器を装備する事で矢の消費を抑える事は一応可能だが、当然ながら弓+矢装備時よりも敵に与えるダメージは低くなってしまう。
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持ち物欄の制限が大幅に緩和されたので、お金さえあれば大量の矢を持ち込むことは可能。
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ただし「同じアイテムを複数の枠に持つ」ことができなくなったため、一種類の矢の所持制限に関してはFC版より苦しくなっている。
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下画面に常時ワールドマップが表示されるようになったため、原作では地図を見る魔法であったサイトロが「行った事のない街の位置を示すだけ」と微妙な効果になっている。
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同時にFC版において多大なインパクトを残した中盤のあるシナリオでも、下画面に地図が常時表示されている為に台無しになってしまっている。
総評
オリジナルのFC版から様々な面で大幅な変更が施され、特に根幹である「ジョブシステム」「キャラクター」の刷新によって大きく生まれ変わった。
原作の世界観等はよく再現されており、バランスも全体的に見れば良好で「ジョブを使い分ける」意義が出るようになったため、充分な完成度によって評価を受けた。
モグネット周りについては、何でこんな物を入れたのかと首を傾げてしまうところではあるが。
熱心なFC版プレイヤーからはやや批判もあるが、あくまで「思い入れ」の部類であり、SFC版以降のシリーズプレイヤーや新規プレイヤーでも気にするような要素はほぼ無い。
FFシリーズの移植・リメイクの中では成功した部類にあるといえる。
余談
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原作のファミコン版は初のFFシリーズのミリオンヒットとなったが、DS版も長期に渡るジワ売れの結果、見事ミリオンセールスを達成した。
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やり込む場合、HPカンストはFC版より難しくなっている。
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FC版では最大HP上昇量が「Lv×2+体力×(1~1.5)」だったのに対して、リメイク版では「Lv+体力×(1~1.5)」になっている。
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そのため、適当なジョブでもHP9999にできたFC版と違って、クリアレベルに達して以降は体力が最も高い「空手家」か、2番手の「ナイト」でレベルを上げていく必要がある。
移植版
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スマートフォン版
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iOS、Android、Windows Phoneで販売中。
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基本的にはDS版のほぼ丸移植。だが画質は良くなっており、スマートフォンにありがちな操作性の煩わしさも仮想スティックが使いやすめ。
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上述のモグネット関連イベントは見直されており、ストーリーを進めて各手紙の送り主に話しかける際に関係の深いキャラを一番上に持っていくことで進めるようになった(サラ姫→イングズを先頭にして話しかけるなど)
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今から本作を遊ぶ場合、スマートフォンを所有しているのであればこちらを勧める。
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iOS版はiPhone/iPod touch用とiPad用が出ているが、どちらも別売りになっているのはマイナスかもしれない。
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PSP / Steam版
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スマートフォン版ベースの移植。詳細は以下の項目にて。
ファイナルファンタジーIII (PSP版)
対応機種
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プレイステーション・ポータブル
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メディア
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UMD
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発売日
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2012年9月20日
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定価
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パッケージ版:3,800円 ダウンロード版:3,143円(各税別)
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判定
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良作
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概要(PSP)
PSP版はスマートフォン版ベースの移植で、画面比率が16:9になるなどグラフィックが再調整されている。
PSP版FF4同様、オリジナル版の音源切り替え機能とギャラリーモード、オートバトルを収録している。
評価点(PSP)
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バトル中にセレクトボタンを押すことで2倍速で自動的に戦闘する「オートバトル」機能の実装。
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これを駆使すれば、下記の長いロード時間を差し引いても、総合プレイ時間はDS版より短くなる(裏ボスまで撃破を想定した場合)。
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モグネット関連イベントはスマートフォン版と同様の仕様で進行するため、DS版より隠し要素の入手が容易となった。
問題点(PSP)
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新たにロードが長くなるという問題点が生じた。
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DS版の2~10倍以上の時間が掛かっており、なおかつインストールプレイでもこの点は軽減されない。
総評(PSP)
スマートフォンベースの移植のため隠し要素の入手が容易になった点も、DS版の不評を払拭する改良点となった。
惜しむらくはロード時間の増加と言う新たな問題の発生ではあるが、その点を許容でき、かつ隠し要素の入手し易さを重んじるならばこちらを選ぶとよいだろう。
余談(PSP)
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PSP版の移植によりシリーズのナンバリング作品が全てPSハードに対応となった。ゲームアーカイブスも含めればPSPだけで『I』から『IX』まで遊べる。
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PSP版をベースに2014年5月10日にSteam経由でのWindows版が配信されたが、当初は日本語対応しておらず日本からの購入もできない、いわゆる「おま国」状態だった。
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しかし2020年2月28日のアップデートで公式に日本語に対応し、日本のストアでの購入も可能となった。価格は1,980円。
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この日本語対応に合わせて2倍速オートバトル、ギャラリーモード、オープニングムービーの追加もされている。
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おま国が解除されたとはいえ中身は2014年配信当時のままであり、Windows10には正式には未対応となっている。一部ではBGMが正常に読み込まれない、音割れが酷いなどの不具合報告もあり、購入には一考を要する。