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ONI3 黒の破壊神 - (2011/04/10 (日) 20:57:28) の編集履歴(バックアップ)
ONI3 黒の破壊神
【おにすりー くろのはかいしん】
ジャンル
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RPG
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対応機種
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ゲームボーイ
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発売元
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バンプレスト
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開発元
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パンドラボックス
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発売日
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1993年2月26日
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定価
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4980円
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ポイント
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お祖父ちゃんをわすれないで…
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概要
時代劇RPG「ONI」シリーズの第3作。前作からほぼ1年後に発売された。
特徴
基本的なシステムは前作に準じているが、以下の様な変更・追加点がある。
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戦闘中にアイテムが使用可能になった。
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『ドラゴンクエストIV』の様に章立て式になった。全4章で、最後は各章の主人公が集まってパーティを組む。
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1に存在した「変身システム」が復活した。但し本作では各章の主人公しか行えず(しかも最終章のみ)、変身には戦闘中に1ターン消費する。
またその効果は全員共「物理攻撃力・防御力はアップするが魔法は使えなくなる」というもので、1に存在した特殊能力に当たるものは無い。
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戦闘に「前列・後列」の概念が登場した。後列にいるキャラは物理攻撃の被ダメージが減るが、槍か弓を装備していないと通常攻撃ができない。
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自由に動かせる船が登場したが、空飛ぶ乗り物は失われた。なお、船での移動中は、敵は出現しない。
問題点
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当時の章立てRPGでは珍しくない事だが、最後の章以外で入手した金とアイテムは、その章をクリアすると(主人公の装備品以外は)失われてしまう。
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戦闘時のクリティカルヒットのダメージが極端に大きい。味方のHPは3ケタまでだというのに、後半の中ボスは平気で1000以上のダメージを繰り出してくる。
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町のマップに流用が多い。序章に登場するメイン主人公の故郷と、第1章の最初の村まで完全に同じなので戸惑った人もいるのでは。
前2作では町の流用など1つも無かったのだが(城は流用だったけど)。
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預かり所で預けられるアイテムの数が減った。
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前作とは違い、メッセージスピードの変更はセーブできるようになった…のだが「はやい」にしてもあまり速くならない。
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時代劇という事もあり、本シリーズのソフトにはカタカナのフォントは使われていない…のだが、本作では戦闘中に「10のだめーじ」と表示される。前2作では「10のだげき」だったのだが…。
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本作は町の中ではセーブできない。ダンジョン内ではできる…のだが、後半に出てくるあるダンジョンだけは、なぜかセーブできない。ラストダンジョンではないのだが…。
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新しい町に入っても、その町の名前が書かれた「立て札」を読まないと移動魔法に登録されない。
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ラストバトルに行く前に「もう戻って来れないぞ」という警告メッセージが出るのだが、脱出魔法を使えばしっかり戻って来れる。
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各章の主人公の名前は、その章のスタート時に変更できるのだが、エンディングで1個所だけ、2章の主人公がデフォルト名で呼ばれるというミスがある。
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更にこのキャラ、その直前のシーンで父親から「1人娘というものは何かと心配だ」と言われるが、姉、いるんだけど。
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悪者に皆殺しにされた第1章主人公の故郷の人々が、エンディングでは改心したラスボスの力で生き返っている。
ご都合主義ではあるが、ハッピーエンドでもある…と思いきや、同じく殺されたメイン主人公の祖父は死んだまま。なんでだ。