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Cubic Ninja - (2014/01/28 (火) 13:00:13) の編集履歴(バックアップ)


Cubic Ninja

【きゅーびっくにんじゃ】

ジャンル アクション
対応機種 ニンテンドー3DS
発売元 AQインタラクティブ
発売日 2011年4月7日
定価 3,990円(税込)
レーティング CERO:A(全年齢対象)
分類 良作

概要

モーションセンサーの操作で箱状キャラクターをゴールまで導くシンプルな設定。 しかし、シンプルな操作や設定とは裏腹にとても奥深い仕上りである。

特徴

  • モーションセンサーでのシンプルな操作
    • 概要にもあげたが、このゲーム最大の特徴といえよう。
      • その操作を詳しく説明すると、本体を傾けるとキャラクターが動く。このとき、上下左右だけでなく、奥や手前にも動かせる。
      • ちなみに、ジャイロセンサーでの操作中は3D表示がオフになる。傾けると視野角の狭い3D表示は二重の像に見えてしまうためである。
    • アナログパッドで操作するマナーモードも存在し、持ち運んでのプレイではこちらをおすすめする。このときには、3D表示に対応。
      • ただし独特な操作の方が面白いといわれ、ジャイロで遊ぶとマナーモードでは遊べなくなる。
    • シンプルな操作故に高い没入感と妙な爽快感が得られる。
  • アイテムを集めると使用できる忍術
    • 体が小さくなる、分身を作る、手裏剣で敵一掃する…等
  • さまざまなギミック
    • コース上には多彩な仕掛けが存在し、その一つ一つがよく考えられて配置されている。その仕掛けの一部を紹介する。
スイッチ 触れると仕掛けが作動する。
鉄球 本体を傾けると左右に大きく揺れる。これをヒビの入った壁にぶつけ、破壊できる。
バンパー 触れるとキャラクターがはじかれる。
トゲ、電流、炎 敵等 触れるとミスとなる。
  • エディットモード
    • 本編を進めることで使用できるパーツが増える。
    • QRコードを使いコースの受け渡しもできる。すれ違い通信も可能。
      • 公式HPでは、これを使い新たなコースの配信や、コースを投稿したりできる。
  • タイムアタック、サバイバルモードなどのやりこみ要素
    • タイムアタックモードはストーリーモードで、クリアしたコースで可能。ゴーストデータとして記録を保存しすれ違い通信で交換もできる。
    • サバイバルモードは特定の条件を満たすとプレー可能。ストーリーモードのコースをランダムにプレイ。一度でもミスをすると終了。
  • ステージをクリアすると仲間になるキャラクター
    • キャラクターによって違った特徴があり、使い分けることで攻略し易くなる。
CC(シーシー) 材質:カーボン 特徴:全てが平均的
BOUN-C(バウンシー) 材質:ゴム 特徴:よく弾む
MUSS-L(マッスル) 材質:鉄 特徴:重くて滑り難い
FROS-T(フロスティ) 材質:氷 特徴:よく滑る
FEMI-9(フェミナイン) 材質:プラチナ 特徴:体が小さい
NEME-6(ネメシックス) 材質:チタン 特徴:トゲや炎が効かない
TREZ-R(トレジャー) 材質:金 特徴:体が大きい
  • ゲーム自体には関係ないが、パッケージ裏や公式サイトがセンスを感じられ格好いい。

難点

  • すれ違い通信による交換がフレンドコード登録している相手しか不可能。
    • そもそも、フレンドコード登録している相手とすれ違うことはほとんど無いと思うのだが・・・
  • 音楽がボス戦を除きステージことにずっと同じなので、単調に感じるかもしれない。
  • 宣伝が意味不明
    • 芸人がゲームを遊んでいる所を見せる(ゲーム画面はほとんど見せない)、間違った遊び方を募集してイラスト化する、など、宣伝する気が無いとしか思えないプロモーションの数々。逆に、マナーモード等の便利機能など、ユーザーにアピールすべき所は全くアピールしていない。
      • ゲーム自体は良作なのだが、これらの宣伝で購買意欲をかき立てられたユーザーは果たしているのだろうか……

総評

ステージ数が多くやりこみ要素もあるので、長く遊べるだろう。突出した評価点こそ無いもののが、全体的に無難に楽しめる作品である。
3990円と比較的財布にやさしいのも嬉しい。