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ガンスターヒーローズ - (2014/02/10 (月) 15:58:52) の編集履歴(バックアップ)
ガンスターヒーローズ
【がんすたーひーろーず】
ジャンル
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アクション
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高解像度で見る 裏を見る
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対応機種
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メガドライブ
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発売元
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セガ・エンタープライゼス
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開発元
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トレジャー
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発売日
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1993年9月10日
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定価
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6,800円
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分類
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良作
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配信
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バーチャルコンソール:2006年12月2日/600Wiiポイント Xbox LIVE ARCADE:2009年6月10日/400マイクロソフトポイント
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概要
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サイドビューのアクションシューティング。ライフ制だが、ぱっと見ではコナミの『魂斗羅』に似ている。
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トレジャーが元コナミスタッフが集まった会社だからというのもあるが、SFCの『魂斗羅スピリッツ』のメインプログラマがトレジャーに移籍していため、その影響が色濃く出たというのもある。
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玄人ゲームクリエイター集団として名を馳せたトレジャーの処女作。
特徴
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プレイヤーキャラは、弾を撃つ時も移動できるレッドと、弾を撃っている最中は立ち止まるブルーの2タイプから選べる。同キャラは使えないが、2人同時プレイも可能。
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基本武器は4種類。ゲーム開始時点で1人1種類持っていて、ステージ中で新しく拾えば同時に2つまで持てる。
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ショットは前方以外にも、十字キーで8方向に射角調整できる。この仕様により、前述のキャラ特性は攻略上かなり重要な要素となる。
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2つの武器を組み合わせると、特性を兼ね備えた合体武器を使用できる。合体武器のパターンは10種類あり、特性と状況に応じて使い分ける必要がある。また、武器とキャラの相性も考えなければならない。
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弾を撃つ以外の自機の基本アクションも豊富であり、投げやジャンプ攻撃といった標準的なものの他に、三角跳びやスライディングなどもある。敵の放ってきた爆弾なども投げられる。
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ステージは画面中に出てくる雑魚キャラを撃ちまくる爽快感に溢れた雑魚戦と、個性的な大型キャラが暴れまわるボス戦に分かれている。全7ステージ構成で、最初の4ステージは任意で選択可能。
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難易度はイージーからエキスパートまで4段階用意されている。
評価点
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プレイヤーがとれるアクションの多彩さ
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アクションシューティングでありながらこれだけムダに派手に動きまわれるゲームは、当時としては珍しかった。
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ジャンプ、銃で撃つはもとより、三角飛び、ぶら下がり、ぶら下がりからの蹴上がり、空中打撃攻撃、投げ、スライディングなどが出せる。更に三角飛びは敵に対してもできたりする。
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投げが気持ちいい。
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投げはプレイヤーと敵が接近してさえいれば地上・空中を問わず発動でき、投げモーション中の自機は無敵状態になる。画面中に弾をバラ巻きながら、近付いてきた敵をちぎっては投げ…という派手な立ち回りが極めて簡単な操作で実行可能であり、攻略としても有効である。
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またこちらを狙って投げられた敵の爆弾すらも投げ返せる。これも攻略として有効。
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多彩な武器
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基本4種・組み合わせ武器10種、それぞれがとても個性的であり、また組み合わせ武器にした後でも、それを構成する基本武器を切り替えで使用可能。
現在まで考えてもこれだけの多種で個性的な武器を使用可能なアクションゲームはないだろう。
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大量のザコを蹴散らす面白さ
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画面を埋める程のザコの群れ。それを弾を撒きながら突っ込みガンガン蹴散らす。このゲームの醍醐味のひとつ。
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きっちり片付けて進むことも可能だし、タイムもないので急ぐ必要もないのだが、むしろドンドン進んで大量発生&大量駆逐しつつ進む方が楽しい。
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一捻り技が効いたボスも沢山
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多関節のボスキャラの演出力に定評があり、全く同じスプライトを使い動かし方を変えることで多彩な形態を表現した「セブンフォース」というボスは有名。
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小さいが異様に強い中ボスなど個性的でバリエーションも多彩。中ボスを含め、大型の敵の種類が多い事も評価されている。
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アクションゲームとして非常に優れた難易度設定
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ノーマルは、いわゆる「頑張ればちゃんとクリアできる」くらいの適度な難しさであり、プレイヤーの好きなように暴れて敵を倒す爽快感を存分に味わえる。コンティニューの回数制限もない。MDのゲームらしからぬ親切設計である。
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ハードやエキスパートはアクションゲームが得意な人にとっても歯応えのある、これはこれでよく出来た調整具合。ノーマルの時とは攻略のやり方を根本的に変えないといけないため、新鮮な気持ちでプレイできる。
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ノーマルで活躍していた「手軽に広範囲を攻撃できるが威力はイマイチ」といった武器の優位性が大きく下がり、逆に今まであまり日の目を見てこなかった武器の利用価値が見えてくる。また、一見弱そうに見える武器も使い方次第で火力を上げられるなど、工夫できる余地は広い。
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それらを全く阻害しない優れた操作性
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ボタンは武器切り替えと攻撃とジャンプだけ。これで様々なアクションが思った通りに出せるのは、地味だが凄い。
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数値ライフ制の導入
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当時のアクションゲームは1発死が当たり前で、例外で1発なら耐えられるという程度だった。本ゲームでは数値のライフ制を導入したことで他のアクションゲームでありがちな「ザコのどうでもいい攻撃で死ぬ主人公」という無様な真似が無く、敵の攻撃にも重さの差が生まれた。
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ザコの群れには多少食らっても安いので突っ込んで蹴散らす、強いボスは大ダメージ(ある程度あれば即死は無い)なので慎重に様子を見ながら…など適切な奥深さを生んだ。
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表情豊かなキャラ達
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特に敵キャラ。ザコ兵士が登場ポーズを決めたり、炎上する列車内で逃げ惑ったり。キャラは小さいのに表情がよく判りとても豊か。
問題点
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プレイヤーのライフの表示形式がゲージ式でなく数字表記なので、視認性は良くない。
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なにより字が小さく、特段強調されてもいない。見ようとして見れば問題なく解るが、視界の端で大体確認したりなどは無理。
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防御というアクションを取れるが、使い道がない。およそあらゆる局面において、反撃も兼ねて動き回った方が得策である。
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一部の合体武器に、これといった長所のない武器が存在している。無理に使う必要もないが。
総評
爽快感のあるアクションと多彩な武器、派手な演出のステージ、手強く巨大な敵、優れたゲームバランス。アクションゲームに必要なものは全て揃っている。
パッケージ買いのできるソフトではないが、評判の固まった今なら迷う必要はない。前時代的ではあれども「これ以上を望むのは贅沢」なほど良質な2Dアクションとして、現在でも十分プレイに耐えうる名作である。
余談
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合体武器の一つ「シャチョーレーザー」のネーミングの由来は、ゲーム下手な社長がテストプレイで好んで使っていたかららしい。
移植
ゲームギア版
対応機種
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ゲームギア
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発売元
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セガ・エンタープライゼス
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開発元
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M2
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発売日
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1995年3月24日
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分類
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良作
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16bit機→8bit機かつ携帯機なのでハードに合わせてアレンジされた内容になっている。
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一人プレイ専用かつ内容が一部省略されていたり、スプライトのチラつきや処理落ちがかなり多いものの、メガドライブ版を非常に良く再現出来ており、勘所をきちんと押さえた良移植である。
SEGA AGES 2500シリーズ Vol.25 ガンスターヒーローズ ~トレジャーボックス~
【せがえいじす2500しりーず ぼりゅーむ25 がんすたーひーろーず とれじゃーぼっくす】
ジャンル
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アクション集
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対応機種
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プレイステーション2
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発売元
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株式会社セガ
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開発元
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M2
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発売日
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2006年2月23日
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定価
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税込2,625円
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配信
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PS2アーカイブス:2012年9月19日/800円
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分類
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良作
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SEGA AGES 2500シリーズリンク
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SEGA AGES版は同社の『ダイナマイトヘッディー』『エイリアンソルジャー』とのセットになっている。
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さらに海外版や上記ゲームギア版、製品発売前に試作されたサンプル版などもプレイすることが出来る。
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ゲームギア版は画面サイズをノーマルとズームの2種類が選べるものの、多少見づらいのが難点か。
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全作品共通の充実オプション。
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画面モードの選択やデフリッカー機能を実装。
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スプライトのチラつきを付けるか無くすか。
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ボタンカスタマイズ。
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リプレイ機能搭載。スーパープレイ映像も閲覧出来る。
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サウンドテスト。
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ギャラリーにより開発資料や各言語版・移植版パッケージ、マニュアルなども閲覧可能。
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「復刻版セガサターンコントロールパッド for“PlayStation 2”」にも対応している。
その後の展開
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2005年にゲームボーイアドバンスで本作の続編『ガンスタースーパーヒーローズ』としてリメイクされた。
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原作の100%焼き直しにセガゲーモチーフステージなど追加要素が悉く蛇足であり、ガンスタファンからは黒歴史扱いされている。
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他、MDオリジナル版がWiiのバーチャルコンソールやXbox live Arcadeにて配信開始。XBLA版はCO-OP(ネットワーク協力プレイ)に対応している。