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エイリアンクラッシュ - (2014/02/15 (土) 12:10:12) の編集履歴(バックアップ)
エイリアンクラッシュ
【えいりあんくらっしゅ】
ジャンル
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ピンボール
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対応機種
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PCエンジン
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メディア
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2MbitHuカード
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発売元
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ナグザット
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開発元
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コンパイル
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発売日
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1988年9月14日
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定価
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5,200円
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備考
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バーチャルコンソール:2007年1月9日/600Wiiポイント PCエンジンアーカイブス:2010年2月17日/600円
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分類
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良作
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ナグザットクラッシュピンボールシリーズ
エイリアンクラッシュ
(リターンズ)/デビルクラッシュ/邪鬼破壊
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概要
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PCエンジンにおけるナグザット初のリリースソフトであり、初のピンボールゲーム。
主なルール
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ピンボールとしてはオーソドックスなもので、特別難解なものではない。
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ゲームを始める前にボールの移動スピードと、メインBGMを各二種類から選択する。
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プレイヤーの操作は二つのフリッパーと、台揺らしのみというシンプルさである。台揺らしはあまり揺らしすぎるとペナルティとしてティルトが発生、そのボールのゲーム中のみ一切の操作ができなくなりボールを一つ失う。
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所持ボールが画面下部の穴に落ちて全部なくなると復活ルーレットイベントが発生。ルーレットが一致すればボールが一つ復活し再プレイが可能となり、一致しなければそのままゲームオーバーとなる。
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ゲームオーバー後にて好スコアだとネームエントリーが可能(但し、バックアップ機能はないので本体スイッチを切るとスコアデータも消える)。
評価点
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デザインセンスが優秀。エイリアンの気持ち悪いグロテスクさとピンボールの構造が見事にマッチしている。
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BGMのクオリティも高い。おどおどとしたゲーム中の世界観とぴったり合った不気味でかっこいい曲調は非常に素敵である。
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ピンボールの楽しさである「ターゲットを狙ってスコアを稼ぐ」という楽しみが十分に詰まっている。
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ボーナスステージはコンピュータゲームならではのギミックが登場し、動き廻るターゲットを狙い撃つといったメインステージとは違った面白さもある。
問題点
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ピンボールの宿命の問題である、プレイしていく内に同じ事の繰り返しとなる作業感はもちろん本作にも当てはまる。これは当時の家庭用ピンボール全般に言える事であり、ジャンルの性質上回避するのが難しいとされる。
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メインステージは上下ニ画面分のエリア構成になっているのだが、上下エリアを行き来する度に画面が切り替わる。それ故に場合によっては視覚的に判別が困難となる事もある。
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そして……。
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このタイトルを知っている人には有名だとは思われるがネタバレにつき、隠し表示
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このゲームは999999900点、つまりカンストすることでエンディングを迎えられる。しかし前述の通りバックアップや中断機能はなく、後発の続編と比べて得点獲得効率も悪いため移動スピードがFASTでも1億稼ぐのに平均2~3時間はかかってしまう。単純計算でも1日24時間フルに使ってもクリア不可能(相当効率よくやり続ければ可能かもしれないが)。気を抜くと一気にゲームオーバーまでもっていかれやすく作業感もあいまってエンディングを見るのはなかなか厳しいものがある。Wii版とPSストア版は中断セーブ機能があるので多少はマシ。
さらにネタバレ攻略ポイント
ちなみに下画面の骸骨ストッパーはボールを落としただけでは消えないのでストックをある程度稼いだ後、常に下画面で全ランプ点灯を狙いその後わざとボールを落とすを繰り返せばクリアの道はぐっと近くなる。ただしボーナスステージも出来ないので効率は落ちる。
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総評
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当時のゲーム基準で見ると非常に良くできたゲームであり、多くのピンボールファンを獲得する事に成功した一作である。
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もちろん今プレイすると、流石に古臭くて単調な部分は目に付くかもしれないが、ピンボールとしての面白さは今でも十分通用するレベルであろう。
その他
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続編としてPCエンジンHuカードにて発売された『デビルクラッシュ』、さらにスーパーファミコンから発売された『邪鬼破壊]](「ジャキクラッシュ」と読む)』がある。本作を含め、これらは「ナグザットクラッシュピンボール三部作」と呼ばれ、一部ピンボールゲーマーから一目置かれた存在となっている。
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現在、本作の諸権利はハドソンにあり、同社からバーチャルコンソール・PCエンジンアーカイブスにて配信中。
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又、本作のリメイク作としてWiiウェアから『エイリアンクラッシュ・リターンズ』が配信されている。
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セガサターンのシューティング『プラネットジョーカー』にて、ストーリー上の敵組織壊滅作戦コードネームが何故か「エイリアンクラッシュ」となっている。おそらくは同じメーカー繋がりで付けられたと思われる。