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Saints Row 2 - (2017/06/11 (日) 00:02:31) の編集履歴(バックアップ)


Saints Row 2

【せいんつ ろう つー】

ジャンル ACT

対応機種 Xbox360
プレイステーション3
Windows XP/Vista
発売元 【360/PS3】THQジャパン
【Win】ズー
開発元 Volition Inc.
発売日 【360/PS3】2008年12月4日
【Win】2009年1月30日
定価 【360/PS3】7,140円
【Win】8,190円
プレイ人数 1人(マルチプレイ時:2~12人)
廉価版 【360】プラチナコレクション:2010年6月10日/2,940円
【PS3】THQコレクション:上記と同時発売/3,880円
配信 【Win】Steam:2009年1月28日/980円
レーティング CERO:Z(18才以上対象)
【Win】ESRB:M指定(17歳以上)
判定 良作
Saints Rowシリーズリンク


概要

『Saints Row』シリーズは『Grand Theft Auto』の所謂クローンゲームである。
1作目はそれが良くも悪くも特に顕著になってしまったため、本国でも度々GTAシリーズと比較され、GTAの開発・販売元のロックスターゲームズからクレームが来た事すらあった程。
しかしそれだけに「GTAクローンの中では最高レベル」との評価を受けている。本作はその続編である。

  • オープンワールド、暴力的なクライムアクション、緊急車両を用いたミニゲーム等、基本的な要素はPS2時代の『GTA』三部作を踏襲、独自発展させたもの。
    特に『GTA:SA』からインスパイアされた要素が色濃く*1、本作はギャング同士の抗争や縄張り争奪戦が主題となっている。

特徴

  • 主人公は前作の主人公と同一人物。前作ラストの爆発事故から2年後、主人公が昏睡状態から目覚めた所で物語が始まる。
    自分が眠っている間に離散したギャングチーム「サードストリート・セインツ」再建のために新たなリーダーとして立ち上がり、台頭してきたライバルギャング達と対決、奪われた縄張りを全て取り戻すことがゲームの目的である。
    • 基本的にはGTAと同じくミッションを受託してストーリーを進めていく。また、メインミッションの他に敵の縄張りを奪う「拠点ミッション」も存在する。
    • プロローグが終わった後は、敵対する三つのギャングチームをそれぞれ潰していく事になる。全てのチームを壊滅させ、縄張りも全て確保する=全てのストーリーミッションと拠点ミッションをクリアすると最後の戦いが始まる。
  • 舞台は前作と同じく、アメリカ西海岸の架空の町「スティルウォーター」。シカゴ・デトロイトがモデルとなっている。

評価点

  • 「アクティビティ」「デバージョン」と呼ばれるぶっ飛んだサブゲームの数々。
    • アクティビティとはサブミッションの事。狂乱するファンを血祭りにあげセレブを護衛する「群衆整理」、地価を下落させるためにバキュームカーで汚物を街中に撒き散らす「正義の汚水」、街中で破壊の限りを尽くす「メイヘム」、わざと車にぶつかり轢かれ方の派手さでポイントを稼ぐ「保険金詐欺(=当たり屋)」、などなど多種多様で破天荒なもの揃い。
    • デバージョンは所謂ミニゲーム。GTAでも定番であった車集めや職業ミッションに加え、「タグペイント」や「マッサージ」、走る車の上でバランスを取る「カーサーフィン」と言った独特のものが用意されている。
    • これらのサブゲームをクリアしていくとでプレイヤーの能力が強化される他、キャッシュとリスペクトも貯まる。リスペクトは1ゲージ分溜める毎にストーリーミッションまたは拠点ミッションを1つずつ受けられる。
  • 自由度の高いカスタマイズ。
    • Saints RowのGTAとの決定的な違い…それは主人公を自分で作ることができるという点である。
    • 人種、性別はもちろん顔の細部、口の表情、年齢(体のシワの量)、体格(ガリガリもメタボも可能)、歩き方、声の種類まで設定可能。
      • 前作の主人公(男)と同一人物だが、女性キャラの製作も可能。性別と声を不一致にすることさえもできる*2
      • 設定した声に応じてミッション中の台詞でも主人公の口調が変化する。無口だった前作とは打って変わって饒舌になり、殆どのイベントに台詞がついた。但し、ムービーの字幕はデフォルト準拠のものしかないので違和感がある*3
      • キャラメイクは整形外科医で何度でも制限なくやり直すことが可能*4。この手のゲームでありがちな「キャラメイクから進めない」と言うことがなく、適当なキャラでゲームを始めて、ある程度進んだところで凝ったキャラメイクを……ということも可能。
    • 衣服もスポーツウェアからビジネススーツ、着ぐるみから下着まで種類が豊富。更に色やマーキング、着こなし方(帽子を被る角度等)を自由に設定可能。キャラメイクによる制限も存在せず、男装・女装も思いのまま。
      • 海外版では全裸になることも可能(股間にはモザイク)。この状態で外出するとストリーキングというデバージョンが発生する。*5
    • 全盛期には、有名なアニメ・ゲームのキャラや有名人に似せたキャラを作りネットで公開するプレイヤーが多く存在した。
    • 主人公のみならず、車や自宅までもカスタマイズ可能。
      • 特に車はパーツやボディカラー、ステッカーは勿論、タイヤやホイールの種類や大きさの変更、隠し武器(ニードル)の仕込みまでできる。
  • 快適なプレイ。
    • 車両・船舶・ヘリ・飛行機をガレージに63台まで登録できる。大破・紛失してもすぐにガレージから取り戻せる、お気に入りの車で気兼ねなくドライブできる。
    • ライフは自動回復制+回復アイテム4つ持ち歩き。多少力押しなプレイも可能。
      • 但し、ゲームバランスもそれを踏まえたものである為、後半にもなると物量が増えて回復が追いつかなくなり、難易度は高くなる。
    • ミッションの節目にチェックポイントが存在し、失敗してもチェックポイントからリトライが可能。
      • GTAクローンに有りがちであった、失敗→武器や車を調達し直し→受け直しに行くという手間が無い。
    • 余談だが、ライフ自動回復やチェックポイントは後にGTAでも導入されることになったことから、本シリーズは少なからず本家に影響を与えているとも思われる。
  • 出入り可能な建物が多く、そのうえ内部も手の込んだ造りになっている。
    • 店舗でなく、プレイにはあまり意味のない建物も例外ではない。ストーリー中ではほぼ一回しか行くことがない地下モールですら、非常に広く凝った構造となっている。
  • マルチプレイ、協力プレイ。
    • 幾つかのルールのマルチプレイモードの他、本編の協力プレイも可能。同じ車に2人で乗りこんで運転と攻撃を分担するなど、ゲーム性が変化する。
  • ストーリーや登場人物は前作を上手に引き継いでおり、前作をプレイした人もしなかった人も楽しめる。
    • 仲間のジョニー・ギャットは前作でも共に戦った戦友。この他前作に登場したキャラが数多く登場する。前作のアクティビティにのみ登場したキャラがストーリー本編に絡むなど、意外な役どころにニヤリとさせられる。
    • クリア後のエクストラミッションでは前作から今作に至る謎も解き明かされる。しかしこれについては肝心な部分に字幕がついていないのが残念。
    • ただし、次回作以降がバカゲー路線に走った事もあり、今作は過激さ、残虐さもシリーズ随一。ある程度の耐性は必要である。
  • イースターエッグと呼ばれるお遊び要素。
    • ヘリでしか入れない場所にある人形だらけの謎の部屋、海から浮上する巨大なウサギ等、隠されたギミックがマップのあちこちに存在する。
  • 遊び心満載のパスコード(チートコマンド)。
    • 定番の暴動などに加え、巨大化、小人化、低重力化などゲームの楽しさを広げてくれるユニークなコマンドが多い。
      • ただしパスコードを使用したセーブデータは実績が凍結されるので注意が必要である。マルチプレイ時は他プレイヤーのデータまで巻き込んでしまう。
    • 海外版ではショップ予約特典であったUFOなどのユニークな乗りものもパスコードで入手可能。これらは実績凍結の対象にならない。
      • PS3版はトロフィーに対応しておらず、パスコードを使用してもセーブデータにマークが付く以外のデメリットもない。

賛否両論点

  • 残虐表現。
    • チェーンソーで人を殺した時の演出は残虐の一言。人体欠損こそ無いものの、人によっては気分が悪くなってもおかしくない。
    • アクティビティ「群集整理」では人間を「飛行機のジェットエンジンやヘリのローターに放り込んでミンチにする」「駅のホームから突き落とし電車に轢かせる」といった残酷極まりないアクションが存在する。
  • 本編ムービー内での暴力、流血、残酷描写の過激さ。
    • 本作は基盤が血腥いギャング抗争であるので、所々ユーモアを交えてはいるもののメインストーリーは極めてシリアスで殺伐としている。
      • 敵組織が皆殺しにされて徹底的に壊滅するのは勿論、前作から登場するあるキャラもあっさり斬首されたり、仲間キャラが車で引き摺り回されて死亡するなど、敵味方問わず容赦の無い血みどろの戦いが繰り広げられる。
      • ただし前作より続投のジョニーは、ミッション内で負傷し一時戦線離脱する為、主要キャラとしてはやや出番が少ない。
    • また主人公も、ジョニーに負けず劣らず過激で暴力的なことを能動的にやらかす。この辺りはプレイヤーが関与できないイベントムービーで顕著。
      • 射殺、暴行などは当たり前で、敵ギャングの首を切り落とす*6、刀で串刺しにして痛めつけると言ったサイコな事すら平気でやらかす。
      • 自分で作ったキャラが自分で操作している時以上に過激な行動に出ることが多いため、不快感を抱くかもしれない。主人公の倫理観などをプレイヤーがあまり管理できず、感情移入がしづらい面もある。
      • 特に敵ギャングの一つ「ブラザーフッド」との戦いではギャング抗争に必要以上な嫌がらせやいじめをしているという場面・主人公が一方的に悪事を働いているように見えるシーンも多々。
  • ギャング組織「ローニン」には日本人が所属しているが、カタコトで一部日本語として通じないしゃべり方をする。
    • 日本人という設定のキャラクターの声優に日本語ネイティブを使っておらず、また、日本語に詳しい人も製作にいなかったと思われる。
    • しかしそんな中でできる限り日本語を再現しているのは事実であり、こういうエセ日本語が逆に面白いという好意的な意見もある。事実、『IV』にてローニンの幹部がバーチャルとして再現された際にも、このむちゃくちゃな日本語は健在だった。
  • GTAに酷似している事。
    • 上記の評価点に挙げたように、GTAには無い独自の魅力を多数備えてはいるものの、多くの要素がGTAに似通っている点はやはり否定できない。
      次回作以降と違ってまだ作風やコンセプトに関しても差別化があまり出来ておらず、「GTAのパクリ」という厳しい意見が存在するのも事実である。
    • 気にしない人は気にしないであろうが、GTAに思い入れの強い人にとっては受け入れ難いという事である。

難点

  • グラフィックは当時の水準で並程度。
    • ショボいという程でもないのだが次世代機にしては少々クオリティが低く、本作の半年前に出た『GTAIV』などと比べるとかなり見劣りしてしまう。
  • 一部のミッション・アクティビティが理不尽に難しい。
    • 悪評度上昇による敵の増援の数が半端ではなく、攻撃も苛烈を極める為、少し油断しただけで瞬く間に蜂の巣にされる事が多々。
    • また、あるミッションでは「ヘリに乗って逃げた方がいい」と勧められて、いざヘリに乗ると簡単に撃ち落されてしまうという理不尽なケースも。ちなみにそのミッションはヘリ以外でもクリア可能。
  • 一方特にアクティビティで単調すぎていまいち面白みのないものも多い。「正義の汚水」や「保険金詐欺」がそれで、最初は楽しいのだが飽きてしまう。クリア報酬にいいものが用意されているので作業に感じてしまうこともある。
  • キャラメイクの自由度はかなりのものだが、ほとんどの髪型で額が目立つなど全体的な癖も強い。
    • また、体型関連のエディット項目が少なく、身長や手足の長さといった「調整できて当然」といえるような項目が本作では存在しない。そのため"男性にしては小柄、女性にしては大柄"という微妙な背丈のキャラと終始付き合わざるを得ない。
    • 歩き方も複数用意されたものから選択できるほど凝っているのだが、立ち姿は固定。せっかく色っぽい歩き方にしたのに立ち止まるとデフォルトのがっしりしたポーズになってしまい違和感を覚える、などと言った事も。
      • 次回作では歩き方は性別毎に固定されたのでカスタマイズは出来なくなったが、立ち姿や一部モーションもそれに応じて変わるようになった。
  • 車を奪う際、スムーズに奪えない事がある。
    • 指定された車を奪い納品するアクティビティ「ヤミ改造工場」では、運転手が超反応し一目散に逃げる事がある。ひどい時は、近づいただけでスピードを上げ逃げてしまう。
  • ストーリーミッションの開始にはリスペクトを消費する為、アクティビティやデバージョンを無視してひたすら本編を追う、と言う事ができない。
    • どちらも本作を楽しむ重要な要素なので無視する手は無いしクリアすれば見返りも十分ある。しかし早く進めたい時の障害にもなりかねない。
    • リスペクトは制限なく貯まるため、ミッションを無視して気ままにアクティビティを楽しんでいると今度は制限として機能しなくなってしまう。結果的にバランス良くプレイすることを強制されている感がある。

機種ごとの問題

  • PS3/360版はとにかくバグが多い。特に協力プレイではバグが多く、バグとの戦いになる。
    • 突然フリーズしたり、対象物が消えてクリア不能になったりと、ここぞというところで進行不能になってやり直しになる。
    • 所持アイテム、特に弾丸類が消滅してゼロになるのはしょっちゅう。
    • 壁や床にめり込んで脱出不可能になることがたまに起こる。
  • メモリーの問題なのか、瓦礫や車がすぐ消える。少し距離を置いたり、カメラの視界から外れただけで消えてしまう。道端で欲しい車を発見して即座にUターンしたら消えていた、なんて事は日常茶飯事。
  • PS3日本語版のみ多くの要素が削除されている。
    • 360日本語版でも血だまりが無い、火だるまにならない*7など演出上の規制は存在するが、PS3日本語版では更に下記のような規制が施されている。
      • 長所にも書いたアクティビティ「メイヘム」や「ヒットマン(依頼殺人)」が完全に削除。それらのクリアにより解禁されるボーナス要素も取得できなくなった。
      • 人質を取るアクション「ヒューマンシールド」が敵味方ともに消滅、アクティビティ「群衆整理」専用アクションとして痕跡を残すだけとなっている。
        これに伴い、一部ミッションの進行手順が変更されており「人質を取ったはずの敵ギャングが正々堂々真っ向勝負を仕掛けてくる」「味方メンバーの仇を仲間として連れ歩く」といった不可解な状況が発生するように。
      • 削除された要素が関連するマルチプレイのルールも削除。これに伴い日本語版マルチプレイは隔離サーバーに。
      • 死体が即座に消える。
      • 本国や360日本語版では配信されていたDLCが一切配信されていない。カスタマイズ用のパーツや服、追加ミッションなどが配信されているのだが、日本のPS3ユーザーはこれらを一切楽しむことができないのである。
        しかも本作は次回作以降のようにDLCを収録した完全版なども発売されていない。
  • PC版も問題が非常に多い。
    • 現行スペックへの最適化がなされておらず、ある程度スペックのあるPCで遊ぶとゲーム速度がCS版よりも不自然に加速された状態になってしまううえ、移動中にロードによる停止が入ることもある。乗り物による高速移動時に顕著。
    • グラフィックの割りに推奨スペックが高い。かといってスペックが高すぎると前述の問題を引き起こす。PCとの相性にもよるようだが人によってはスペックを満たしているのにまともにプレイできないことも。
    • バグも山盛り。フリーズやCTDはもちろん、OSごと落ちてしまう危険なものも。
      • 一応公式のパッチも出たがこれらの問題はほとんど改善されない。大体の問題は非公式modを適用することで解消可能なのが救いだが、どうもMODやパッチでどうこうできる領域ではないらしく完全に直るわけではない。
    • 北米パッケージ版を国内からアクティベーションすることができない。マルチランゲージ対応で日本語も収録されているにも関わらず、である。*8
      • 一応、ZOOによる日本語版発売と同時にアクティベーションできるようになった。
    • DLCが一切配信されていない。しかもこちらはPS3版と違って全世界共通であり、PC版でDLCの要素を体験する手段は無い。

総評

GTAのようでいて、GTAとは違うアクションゲーム。数々のぶっ飛んだ要素で本家とは違った独自のゲーム性を併せ持ち、比較を抜きにしてもクライムアクションとしての高い完成度を誇る力作である。
過激なストーリーや残虐表現など人を選ぶ点はあるものの、クライムアクション好きなら手に取って損は無い。
強いて言うならば、バグとハード毎の格差が実に惜しい。


余談とその後の展開

  • デベロッパーであるVolitionはこのシリーズの他に、FPS・TPS*9作品である「Redfaction」シリーズでも知られているが、そちらは4作目の「Redfaction:Armageddon」(2011年発売)が、期待した売上げに満たなかったことから「続編の制作は今後一切行わない」とTHQの業績報告上で宣言され、シリーズも終了してしまった。*10
    • 実は本作の敵勢力であるアルター社は「未来に火星への入植を行うようになった」と言う設定があり、同シリーズにも登場している。
  • 実は『GTA:SA』よりもずっと前から初代の開発を行っていたらしく、クローンになってしまったのは全くの偶然らしい。
    • 流石にこれ以上の共通点を持ちたくなかった模様で、本作以降は一部に見られたお馬鹿要素やPS2時代のGTAのような自由度を極める道を選び、リアリティ重視の道を選んだGTAシリーズとは明確に差別化していく事となる。
    • 本作まではまだ本編がリアル路線であるが、次回作『Saints Row: The Third』からは本格的にバカゲー路線に走り出し、本編までコメディ調でぶっ飛んだ内容となった。そして四作目の『Saints Row IV?』では何から何まで完璧にパロディまみれのおバカに走った正真正銘のバカゲーとなったのである。
    • GTAIV』以降のリアル路線のGTAシリーズに馴染めなかった人はSaints Rowシリーズをプレイしてみるのも手だ。
      • 初代からプレイしないとストーリーが解らない、という事もないので、自分の好みに合わせてシリーズ作品を選ぶと言う手も有りである。勿論、旧作からプレイしていた方が感情移入できるのは間違いないが(特にお祭りゲー的側面を持つ『IV』と『Gat out of Hell』)。
  • 2009年にはPSP用ソフトとしてスピンアウト作品『Saints Row Undercover』*11の開発が開始されていた。
    • しかし諸般の事情で開発中止になり、Volitionスタッフにすら存在を忘れられていた。しかし2016年になって思わぬ形で開発データが日の目を見る事になる。詳細は未発売ゲーム2を参照されたし。