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TOKYO JUNGLE - (2014/03/07 (金) 21:06:09) の編集履歴(バックアップ)
TOKYO JUNGLE
【とうきょーじゃんぐる】
ジャンル
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サバイバルアクション
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対応機種
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PlayStation 3
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発売元
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ソニー・コンピュータエンタテインメント
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開発元
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クリスピーズ
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発売日
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2012年6月7日
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定価
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パッケージ版:4,980円
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分類
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バカゲー
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概要
「PlayStation C.A.M.P.!」の企画から生まれた作品の一つ。人類が消滅した東京を舞台に野生動物たちが種の生存を賭けて戦うサバイバルアクション。
斬新なコンセプトと極端に少ない開発人数などから話題になっていった。
特徴
今までにありそうでなかった動物を主体としたサバイバルゲーム。人間が主人公のゲームは多くあるが、動物を主人公にしたゲームはあまり見られない。使用可能な動物は大型肉食獣からヒヨコ、挙句の果てには恐竜までと実に多彩。
ゲーム内での一年は現実での1分に相当する。コツを掴むと長期間の生存も楽になるため1ゲームあたりのプレイ時間が長くなっていく。
3Dで形成されたマップを行き来し食料の調達や縄張り確保からの繁殖などをして行き、生存年数を伸ばすことが目標となる。
評価点
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意外にも引き込まれるストーリー
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「なぜ人間がいなくなったのか?」という謎の核心に迫っていくものであるが、動物の命を懸けた戦いから熊に修行を付けてもらう土佐犬など笑えるものも混じっており意外なところで楽しめる。
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序盤は町を生き抜く動物の生活を扱うなどのシナリオ展開をし、後半になるとゲームの中の世界の行く末を決めるものになる。
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またサバイバル中に入手できるアーカイブといわれる人間の残した書物に書いてある内容が、物語の裏となる人間サイドの話が描かれているためストーリーもきちんと回収できている。
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ストーリー終盤の急展開からエンディングまでの流れは熱いものがある。特に最後のアーカイブのある場所や見守る動物など演出も評価されている。
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天候や餌の状況の変化
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動物は移動をするため、草や花、果実は天候によって食用に適さなくなることがある。
エサが少なくなったら別の狩場に行ったり雨で視界が悪くなったためレーダーに動植物が映らないなど天候や動植物の動向によって同じエリアでも変化がある。
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特にスモッグ+雨など視界が恐ろしく狭くなるため、たとえ肉食獣を操作していても自分より強い猛獣に相手より先に見つかるかもしれない恐怖があるためよりリアルなサバイバル感を得ることに成功している。
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遺伝という形で引き継がれるステータス
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ミッションをこなしていくと動物の能力が上がっていくが、やがて動物は老衰で弱っていくため世代交代をしていく必要がある。
この際質のいいメスと交尾した場合ほど能力の引き継ぎに優れ、兄弟も増えるため有利になる。このため最初は弱くても世代交代を繰り返すことによって確実に能力が向上していく。
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質が高いメスほどたくさんの食糧を得て自分のランクを上げておかないと振り向いてすらくれない。メスの名前も下からサゲメス、タダメス、アゲメスと思わず笑える分類になっている。
また動物によってランクが上がるまでの食糧の必要値が異なる。ライオンや像など強力な動物ほど必要値が高いためランクを上げにくく、ヒヨコやウサギなど弱い動物は必要値が低くすぐにランクを上げられるため弱い動物ほどランクの高いメスと交尾して育てやすい。
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時間と手間はかかるものの”成長を続けていくとポメラニアンでシロクマを倒すといった現実ではありえない下剋上をすることもできる。後述の装備によっては意外なほどあっさり倒せることも。
またヒヨコで恐竜を殺すなど信じられない剛の者もいる。
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繁殖時の兄弟を用いた残機システムと駆け引き
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繁殖するとメスのランクによって最大数は異なるものの自分の兄弟が生まれる。死亡時に他の兄弟が生きていると生き残ったうちの一頭を操作してゲームを続けられるため残機としても使える。
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また兄弟生存時に△ボタンを押すと肉食獣は近くにいる動物に攻撃を、草食獣は一匹が囮にして肉食獣から逃げるなどのアクションもある。
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肉食獣ではうまく兄弟の攻撃を繋げは敵に一方的に攻撃し続けることや、草食獣でも囮に敵が気を向けた瞬間後ろから蹴り飛ばし、ダウンしてもがいている間に囮も回収して逃げるなど駆け引きをすることも可能。
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戦闘の爽快感
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獲物に気付かれないよう仕留めると「FINE HUNT」となりスローモーションの演出が入る。体格がひとつ上の動物まではFINE HUNTを出せるので、例えば真っ向から戦うと大苦戦必至のゴールデンレトリバーでもライオンを一撃で倒すことが可能。気付かれるとこちらがピンチに陥る状況で格上の動物にそろそろと忍び寄り一撃必殺を決める緊張感と爽快感はかなりのもの。
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2Pによる協力プレイ
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2Pコントローラを使用することで協力プレイが可能となる。ヒヨコとライオンが協力し合っているなどシュールな組み合わせも可能であり、友人と一緒にやると大いに盛り上がる。しかし後述する問題点も発生する。
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協力プレイ時のみ片方が死んでも即座に蘇生させるアイテムをゲーム開始時から持っている。これは道中での入手は不可能。
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中毒性のあるテクノサウンド
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以前、beatmaniaIIDXシリーズを主としたBEMANI作品に楽曲を提供していたTaQがミュージックプロデューサーを務めており、彼自身もこのゲームの楽曲を幾つか手掛けている。
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他にもBMSでお馴染みonokenも楽曲制作に参加している。
賛否両論点
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装備品の収集
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オーソドックスなペット用服から女子高生の服やヒヨコ強化スーツなどバラエティに営んでおり、装備した際のギャップから思わず笑いが出るなど装備品のシステム自体は評価されている。
中には装備することで草食動物が逃げ出さなくなる帽子やステータスが大幅に強化される、一式装備で特殊効果が発動するなどぜひ入手したくなるものが多い。
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しかしショップで購入できるようにするためには一度サバイバルモードで発生するイベントをクリアして入手しなければならない。
問題はこの入手イベントがランダムかつ唐突に発生するということでいつまでもほしい装備の入手イベントすら発生しないということもある。
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例としてヒヨコ強化スーツはヒヨコの英雄を倒し、死骸を食べて入手しなければならないが肉食獣ならまだしも草食動物でイベントが発生しても死骸を食べることができず、他の肉食獣に食べてもらって回収するしかない。
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また一部の超レア装備はショップ購入できないため入手が非常に難しいという点もある。
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ステータス伸び代に対して成長率が悪い。
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一番ランクの高いアゲメスすらミッションをクリアして成長したパラメータの1/2、タダメスは1/4、サゲメスに至っては1/10しか引き継げないため、育てるのにやたらと時間がかかる。
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後半の難易度の高いミッションになるとステータスの伸びが大きいため、効率よく育てるには後半の高難易度ミッションをこなしつつアゲメスを見つけるという難易度の高いものになる。
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あらたな動物を獲得する際にその順番が決められている
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オオカミでジャッカルをアンロックした後に、ジャッカルでリカオンをアンロックと言ったようにアンロックした動物でまた別の動物をアンロックという作業を続けて行かなければならない。
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このせいで像はほぼ全ての草食獣を開放して行かないと使用できない。いろんな動物で遊んで欲しいとの調整の結果かもしれないが後述のように動物ごとの個性が薄いこともあり、人によってはゾウにたどり着くまでに飽きてしまう。
問題点
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一人では単調な作業ゲーになる。
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やりこみ要素といっても大部分は動物を世代交代させてパラメーターをあげることになるため、ミッションをこなしつつひたすら生き残るだけになり作業ゲー感がかなりある。
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生存年数が70年を過ぎた頃にはミッション自体が出なくなるため、パラメータを上げたいなら70年以降のプレイは無駄になる。
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その頃になると地上は恐竜やサーベルタイガーであふれ返り、まともに狩りや植物を探して生き抜いていくことは非常に難しい。さらに100年を越えると動物はほとんどいなくなり北京原人だらけになってしまう。北京原人は強いうえに倒しても食べることが出来ないため、地下に潜み水場を回る作業に。
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運ゲー要素が大きい
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配置される動物・植物、ゲーム内で起きるイベント、天候、発生するミッションなどは生存年数によって多少決まっているものの全てランダム。動物の配置によっては難易度が大きく変わる。
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サゲメス、タダメス、アゲメスの三種類もどれが配置されるかはランダムのため、せっかくランクを上げていいメスと交尾できる状態なのに出現した二匹のうち両方がサゲメスでがっかりということもよくある。
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最初からロックされている動物が多すぎる
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新たな動物を使用するためにはゲーム内の対応する動物のイベントをクリアし、ポイントを使って開放する必要があるが、ほぼ全ての動物がロックされているため解放までにやたらと時間がかかる。
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猫やウサギなどは毛色が違うだけでもアンロックにポイントを要求される。ライオンなど動物によっては決して安くないポイントを要求されるためここはよく非難される。
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さらにストーリーもロックされていてサバイバルでマップに落ちているアーカイブを入手し、死亡という作業を繰り返さなくてはならない。
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動物の性能差はあるものの個性が少ない
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チーターならスピードに優れている、クロコダイルなら驚異的な防御力を誇るなど動物にはそれぞれの特徴を反映させたステータスが設定されている。
しかし動物の基本アクションはひっかきと噛み付き、草食獣だと頭突きや蹴りに加えて2段ジャンプができるだけなので初見以降はどの動物を使っても新鮮味に欠ける。
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ヒヨコなど小動物しか通れない場所を増やす、雑食の動物は習得カロリーが少なくなる代わりに草も肉も食べられるなどいくらでも個性はつけられたはず。
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NPCのライオンなどはチャージ攻撃やタックルなどが使える、何故プレイヤー側にもこれを適用しなかった。
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複雑・長大で面倒なマップ
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端から端までの移動が長く、ショートカットであるマップの地下も長いためミッションやイベントで目指す地点が遠いと移動が面倒。ミッションやイベントは全て時間制限付きなのでどう頑張っても間に合わないこともある。
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エリアに点在する縄張りを確保→特定の場所に出現するメスを確保→特定の場所にある巣で交尾、が行動の基本になるため行ったり来たり駆けずり回るのでなおさら面倒に感じる。
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このゲームでは常にハングリーゲージ(徐々に減っていきゼロになるとライフが減り始める)とポイズンゲージ(汚染されているステージでは徐々に増えていき、100になるとライフが減り始める。正常な餌や水を摂取すると減る)を気にしていなければならない。しかし移動に多大な時間がかかるため、餌の少ないマップが連続しているとそれだけで追い詰められていく。
環状のマップや分岐もなく、地下道に入れるいくつかのマップを除いては一本道。
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マップは高低差も多く複雑だが、ゲーム中のマップでは細かい情報は分からない。そのため初めのうちはどこからどこへ行けるのか分からずに散々迷うことになる。
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ゲームのタイトルに"トウキョー"が入っているが、実際は渋谷・原宿・代々木とごくごく一部しかない。
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マップ閲覧時に片方の食糧ゲージしか映らない
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肉食動物では各マップにどれだけの獲物がいるかを、草食動物では各マップにどれだけの植物が生えているかを示すゲージがある。
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このため草食動物では肉ゲージが表示されないため、どれだけの動物がそのマップにいるか実際に行かないとわからない。
そのため肉食動物を避けることが非常に困難になり、草ゲージが多い場所に向かった結果凶暴な肉食動物ばかりいて食事どころではないなど片方の情報しかないためマップから得られる情報が草食動物は圧倒的に不利になる。
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世代交代時の起き攻め
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年代が経った後に世代交代した際に目の前にワニなどの狂暴な肉食動物がいきなりいることが良くある。ヒヨコなどでは仲間を犠牲にしないと生き残れないためこの点は批判されやすい。
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後半はほぼ悪天候しかならない
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天候の変化により大雨や猛暑、スモッグが発生しその分ポイズンゲージがたまっていくが、50年経過ぐらいの中盤戦からどこのマップでもかなりの確率で何かの天候異常が発生している状況になる。
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さらに食料を食べようにも汚染されているものを食べるとポイズンゲージが増加するため食べられないという八方ふさがりの状況になることも。世紀末な状況にはふさわしいかもしれないが、ゲームバランスとしては厳しい。
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なお猛暑やスモッグ状態などは肉食獣で獲物をしとめた瞬間腐敗することが良くある。いくら何でも食料の劣化が早すぎる。ポイズンゲージを下げようと連打して食べたら一気に劣化したものを食べてしまい逆にゲージが上がってしまった、なんていうことも。
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一応ある装備を使用している間はポイズンゲージが徐々に上昇するものの、腐った餌や水を摂取しても影響を受けないものがある。ただし上記の通り入手できるかは運次第。一度入手できれば購入可能なのが救いか。
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オンライン協力プレイがない
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2Pでの協力プレイは可能だが、オンライン協力には対応していない。NPCだと思っていた肉食獣が実は他プレイヤーの動物だった、群れで行動する草食動物で複数のプレイヤーと協力し肉食獣を倒すということができればもっと楽しむことができただろう。
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ただし、オンラインプレイが実装された場合一部を除いて草食獣が圧倒的に不利になるためバランス調整が難しいという新たな問題も出かねない。
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2Pプレイ時に出るメスがどちらの動物かランダム
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2Pプレイで縄張りを占領した時に出るメスが、どちらの動物のメスなのかはランダムになる。
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一度出現したメスは巣で眠る、遠くのエリアに行かないなどをしない限りは切り替わることがないため、老衰を迎えて世代交代を急がねばならない時に出てほしい動物のメスが出ないときは非常にもどかしい。
この点もある意味でリアルと言えない事もないが・・・。
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ランキングが無意味
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初期段階からすでにスコアをカンストする方法が見つかっているため、ランキングに意味がない。
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一部の動物で発生するバグ
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ヒヨコや子ライオンは巣で寝ると大人の姿になるが、なぜか犬のビーグルになってしまうバグがある。
こうなってしまうと草食獣の「草を○○個捕食しろ」系のミッションの遂行が不可能になるだけではなく、もともと使っていた動物のステータスがビーグルに引き継がれてしまうなどプレイに支障が出てしまうレベルのバグである。
総評
コンセプトの秀逸さで注目されたタイトルであり、一見するとアクションゲームかと思えるが、アクションパズルに近くどういう行動をどうとるかを常に選択するゲームである。
余談にもあるとおり開発環境が非常に小さいのもあって、コンセプトの秀逸さに対してゲーム内の調整不足や貧相さが目立ちはするものの丁寧に作られており、楽しむことは十分できるバカゲーと言えるだろう。
余談
開発元は普通のマンションの一室で開発スタッフも1桁人数という、HDゲーム機用ソフトにあるまじき小規模開発であったことも話題になった。
開発環境の脆弱さ故にデータが飛んで一から作り直しになるなど、本作が非常に難産であった事を示すエピソードも残している。