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ポケモンバンク/ポケムーバー - (2017/04/12 (水) 08:38:43) の編集履歴(バックアップ)
ポケモンバンク
【ぽけもんばんく】
ジャンル
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ユーティリティ
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対応機種
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ニンテンドー3DS(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)
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発売元
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ポケモン
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販売元
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任天堂
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開発元
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ゲームフリーク
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配信開始日
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2013年12月25日(配信再開日:2014年1月22日)
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定価
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無料(利用券は年間500円)
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プレイ人数
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1人
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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なし
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ポイント
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オンラインポケモンボックス 使い勝手に大きな問題は無い
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ポケットモンスターシリーズ関連リンク
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概要
『ポケットモンスター X・Y』(以下XY),『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』(以下ORAS)ら、ポケモン第6世代以降対応のDLソフト。3000匹のポケモンを預けられる、ゲーム本編とは関連性のないツール寄りのソフトである。
ダウンロードは無料だが、利用するには利用券(年間500円)を購入する必要がある。
また仕様上、本作の操作中は常にインターネットへ接続し続ける必要がある。
2016年11月発売の新作『ポケットモンスター サン・ムーン』(以下SM)や、バーチャルコンソール版『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ?』も2017年1月25日に対応された。
特徴
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1年毎に料金を払う必要がある。
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ただし年間500円(月42円相当)であり、特別高額な訳ではない。
サーバーの管理や維持の為の料金だと考えれば、年間500円で使えるのは良心的との意見も多い。
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またゲームクリアに必須というソフトでもないので、シナリオを楽しむだけならそもそも買う必要はない。
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『XY』『ORAS』『SM』から3000匹のポケモンを預けることができる。
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3000匹と言う収容量は、本作と同内容のゲーム『ポケモンボックス ルビー&サファイア』の2倍の量。
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ただし『XY』『ORAS』から『SM』に1度でも送ると戻す事は不可能なので注意。『XY』『ORAS』から操作する際、引き出すことができないポケモンは、ポケモンバンク側(上画面)のポケモンアイコンの背景が白くなる。
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ちなみにボックス管理人は『ポケモンボックス』と同じくアズサ。
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一応ジオラマ機能があった『ポケモンボックス ルビー&サファイア』と違い、本作に娯楽性は皆無。
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ボックスはニンテンドーネットワークIDに紐づいており、一つのIDで複数のソフトから保存と引き出しができる。
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預けたポケモンの数に応じてのポケマイル(『XY』『ORAS』のみ)かBPを各ソフトに送ることもできる。
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利用券の更新は、期限から14日以下の場合に購入できる。利用券が切れそうになると、本体に登録されているニンテンドーネットワークIDのメールアドレス宛にお知らせのメールが届く。
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公式サイトでは
有効期限が切れた後に一定期間放置したままだと預けたポケモンは消えてしまう
とアナウンスされている。ただし、2年ほど放置していてもデータは消えていなかったとの報告もあるためかなり猶予期間はあるようである。
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2017年1月25日のアップデートで、『SM』同士での出し入れ及び『XY』『ORAS』から『SM』への転送も可能となった。また、第六世代以降の全バージョンの図鑑閲覧機能や各種レコードの確認機能も追加された。
評価点
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3000匹ものポケモンを預けられるので、ソフトでのボックス容量不足を解決できる。
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『XY』『ORAS』では930匹、『SM』では960匹まで。これだけあれば充分に思えるが、ポケモン全種類を集めようと思ったり、いわゆる「厳選」を行って大量のポケモンを孵化していくとまず足りなくなる。
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100個あるボックスも10種類にジャンル分けできるので、整理するのも容易。
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使用可能になる条件が大幅緩和された。
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そのソフトで使用可能になる条件が「図鑑をもらう」だけなので、すぐ使用可能になる。
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従来のような「ポケモンセンターでレポートしていないと使用不可」という条件もなく、どこでセーブしていても使用することができる。
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ただし積み対策のためか、手持ちのポケモンの移動や転送は行えない。
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引っ越しツールとしても優秀
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従来の外部保存ツールでたびたびあった「おや」の違うポケモンの引き出す条件が特にない。そのため、メインロムからサブロムの輸送がゲーム開始直後から行えたり、大量のポケモンを一度に移し替えることも可能。
この仕様により図鑑完成の引き継ぎも一瞬で終わる。『XY』『ORAS』では交換が1匹あたり1分なので、図鑑完成に必要な約700種を移動させるのに半日近く費やすが、こちらを使えばものの数分ですべて移動できるので劇的に楽になる。
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豊富な検索機能で預けたポケモンを探すことも可能。
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ポケモンの名前や技、特性などでの検索は本家にも備えつけられていたが、本作では「おや」「色違い」「ポケルス」などでも検索可能。
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その他にもレベルやステータス順での並び替えも可能。
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適当にポケモンを預けておくだけでポケマイル・BPを貰える。
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両方とも正攻法で稼ごうとするとかなりの時間がかかるが、これを使えばほっとくだけで溜まってくのは好評。
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ただし引き出す際には溜まっている全額を一気に引き出すことになる。また最低10ポケマイル以上溜まっていないと引き出せない。
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不定期的にポケモンシリーズ本編と連動した配信イベントが開催されている。
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2017年1月25日以降、『SM』から一度利用するだけで、幻のポケモン・ミュウ専用のZクリスタル「ミュウZ」が入手できる。(2017年10月2日まで)
+
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過去の評価点
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一度利用するだけで、入手困難だった幻のポケモン・セレビィが入手できた。特別な技「てかげん」も覚えている(2014年9月30日で配布終了)。
また、隠れ特性持ちのメガニウム・バクフーン・オーダイル・レジロック・レジアイス・レジスチルが手に入る機会も。これら6匹の隠れ特性はこのイベントで解禁された。
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これら7匹は配布入手のポケモンにしては珍しく、ソフトのボックスに直接送られ、自身がおやになるためニックネーム変更可能。
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期間限定だが、無料で30日間利用券が配布されていた。
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後述のポケムーバーを利用するにはこちらを介す必要があったため、ポケモンバンクは不要だが旧作からのポケモンの輸送はしたい、というトレーナーはタダで輸送することができた。
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問題点
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3DSにポケモン本編のソフトが挿入されている状態か、もしくはSDカードにDL版のソフトがないと利用できない。
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ソフトがなくても起動はできるのだが、ソフトがない状態でスタートしようとすると「ソフトがありません」と表示され、タイトル画面に戻される。
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そもそも本編と連動するツールのため仕方がないわけではあるのだが、利用券の更新だけしたい場合でも必要なソフトを差し替えるなどの必要があるので不便である。
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ボックス管理の不備
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通常のボックスと違い、ポケモンに道具を持たせて預けることが出来ない。持たせている道具は強制的にバッグに戻される。
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また、ポケモンのタマゴを預けておくこともできない。
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道具やタマゴを別のロムとやりとりしようとすると3DSが2台以上必要となり、1対1の通信交換でチマチマやっていく必要がある。サブロムの道具を移したい場合や、不要なタマゴの処理に困る。
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下画面に使用ロムのボックス・上画面にポケモンバンクのボックスが表示される都合からか、使用中はタッチ操作が不可能となる。
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ボックスのジャンル分けはボックス1つずつ登録する必要があるため、分けるとなると面倒になる。
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ORASで初登場した技を覚えているポケモンはXYへ引き出せなくなる。
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具体的には伝説系の専用技で、これらを覚えていても預けること自体はできるが、データが無いXYへは転送できなくなる。
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そのため、それらの技を覚えてるポケモンをXYに転送するには、本編側でわざを忘れさせる必要があり、本編やこのソフトを再起動させる事になるため手間がかかる。
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またORASで登場した、おきがえピカチュウは預けること自体できない。
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図鑑閲覧機能
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前述のように、2017年1月25日のアップデートで第六世代以降の全バージョンの図鑑閲覧機能も追加されたが、『SM』には全国図鑑が存在しない為か、アローラ図鑑に登録されないポケモンや未解禁メガシンカポケモンのテキスト欄が空欄になっている。
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一応、過去作のテキストは読むことが出来る。ただし読むには該当のソフトを一度でも連動する必要がある。
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なおゲーム内の図鑑とは違いポケモンの姿は一枚絵しかなく。3Dモデルを回転して鑑賞したり、動きを観察することは出来ない。
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勿論この図鑑はポケバンクの機能であるので、閲覧するにはインターネットに接続できる環境が必要。
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ポケマイルが溜まっていると、毎回バンクを使う前にアズサから引き出すか溜めるかという選択肢が出るのでうっとおしい。
総評
遊べる要素は皆無だがツールとして大きな問題点はない。
やり込み派のポケモントレーナーならダウンロードしておくと良いだろう。
再配信日について
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本作の配信日はXY発売前から公式サイトで宣伝されていた。
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配信日にはこれら2ソフトを待ち望んでいたユーザーが一斉にダウンロードしようとしたため、その日のうちにサーバーが落ちてしまった。
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その後ニンテンドーeショップは利用制限がかかり、ポケモンバンクらは一時配信停止になった。ポケモンバンク使用に必須な任天堂ネットワークIDの登録を済ませていなかったユーザーが多かったこともある。
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影響を受けて、一部のゲームの期間限定DLCが後日再配信される、ということも。
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約1ヶ月後に事前報告なしで再配信され、それからはサーバーが落ちることもなく無事に配信再開できた。
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この騒動は皮肉にも本作の悪の組織「フレア団」のボス・フラダリの言葉を体現する結果となってしまった。
ポケムーバー
【ぽけむーばー】
判定
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なし
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ポイント
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BW,BW2,VC初代からポケモンを連れてくるツール これまでの引き継ぎツールとは違いミニゲームは皆無 一部の改造産を弾けない問題がある
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ポケモンバンクと共通項目は省略
概要(ポケムーバー)
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『BW』『BW2』(以下第5世代)からポケモンを連れてくるツール。ポケモンバンクのメニュー画面からDLすることができる。
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第5世代ソフトのボックス1のみに預けられたポケモンをまとめてポケモンバンクの「てんそうボックス」に転送できる。
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これにより、第3世代のポケモンをパルパーク→ポケシフター→ポケムーバー→ポケモンバンクと手間こそかかるが連れて行けるようになった。
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2017年1月25日のアップデートで、バーチャルコンソール版の『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ?』からポケモンバンクへの転送も可能となった。
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パラメーターの仕様(個体値など)が現行作と異なるため、転送した際に元の個体値は無視され、自動的に個体値3V確定となる。特性は隠れ特性で固定。性格は獲得経験値を25で割った余りで決定される。
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ステータス画面には初代VCで入手したというマークが付けられ、入っているボールはモンスターボールで固定される。
評価点(ポケムーバー)
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1ボックス(最大30匹)ずつまとめて送れる。
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かつての転送ソフトは6匹単位でしか送れなかったため、大きな進歩となっている。
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シンプルな設計。
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ポケモンを送る以外の機能がついていないため、使いやすい。かつてのパルパークやポケシフターのように時間がかかりやすいミニゲームがないのが嬉しい。
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一部の不正なポケモンを弾く。
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バグで入手したポケモンや、改造を使用したステータスが異常なポケモンなどは送れない仕様になっている。
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VC版初代ポケモンも例外ではなく、バグで内部データがおかしいポケモンや、本来そのポケモンが覚えない技を覚えている場合は除外される。また、現在のレベルがおかしいポケモン(レベル70未満のミュウツーなど)も送ることはできない。
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だが、対策が不十分なところも存在する。(後述)
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特性の概念が無かったVC版初代ポケモンから転送した場合、転送されたポケモンの特性は隠れ特性となる。隠れ特性が入手しにくいポケモンが欲しかった人には非常にありがたい仕様である。特にオムナイト・カブト・プテラ・フリーザー・サンダー・ファイヤー・ミュウツーの隠れ特性の入手方法は第5世代のPDWや過去の配信(いずれも現在は終了)を除くとこの方法のみ。
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またこの仕様により、アップデート前に一部で危惧されていた「ノーガードじわれカイリキー」は実現不可能になっている。
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初代VCからの転送であるため、初代のわざマシンでしか覚えない技を覚えたポケモンも送って、サン・ムーンで使うこともできる。
賛否両論点(ポケムーバー)
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道具を送ることができないため、第5世代で集めたアイテムは全て第6世代以降で集め直しとなる。
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半減実などの道具は、第6世代以降で通常入手するよりも過去作から送った方が早いものが多いため、やりこんだプレイヤーからすれば面倒なところ。
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ただし、第6世代以降はノーマル以外のジュエルが入手不可アイテムになっており、不正な改造で量産したレアな道具が送られるなど、そう簡単に道具を送られては困ると言う事情もある。
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NGワードがニックネームになっているポケモンは自動的にデフォルトネームに変更される。
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このNGワードと言うものは日本語のみならず、外国語にも準じた世界的な観点によるもののため、思いもよらないものが強制的に変更されることもある。
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また、出身ソフトと異なる言語のソフトで進化させて、名前が進化させたソフトの言語のものになっていたポケモンも、出身元の言語のデフォルトネームに変更される。
問題点(ポケムーバー)
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改造産への対策が不十分で、本来覚えない技や両立できない技を覚えたポケモンなどが送れてしまう場合がある。
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第6世代のレーティングバトルで大量発生した、「性格:おくびょうでぜったいれいどを覚えたスイクン」がもっともたる例(現在は対策済)。
ぜったいれいどを覚えたスイクンは当時は映画での配布限定で、その際性格はのんき固定であったため、これらを両立させたスイクンは存在しえなかったのである。
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逆に、イベント配布された一部ポケモンが弾かれてしまうことも。ユーザーからは「『みんなのポケモン牧場』産のフィオネ」や「マクドナルド配布のミュウ」などが挙げられた。
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宣伝文句ではポケモンとの思い出について語られていたため、その思い出があるようなポケモンが送れないのは大問題である。
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転送時の仕様。
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一度に送れるのはボックス1のポケモンすべて。他のボックスにいるポケモンは送れないし、逆にボックス1の中から選ぶこともできない。
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『BW2』と違って『BW』はポケモンをまとめて移動することができず、VC版初代はボックス操作が後発作と大幅に違う仕様なので、この弊害が大きい。
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一度ポケムーバーで移動させた後はポケバンクを起動させて転送待機用ボックスからバンクの任意のボックスか本編ソフトに移すまでムーバーが利用できない。転送したいポケモンが1ボックス(30匹)に収まらない場合、ムーバーでBW・BW2から移動→バンク起動して転送を完了させる→BW・BW2を起動してゲーム内で転送したいポケモンをボックス1に移動する→再度ムーバーで移動~という手順が必要なため、転送したいポケモンが多いプレイヤーは非常に時間がかかる。バンクは対応ソフトが本体に認識されていないと起動しないため、該当ソフトがDL版でない場合ROMの抜き差しも必要なのも面倒。
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初代VCから送る際は、現在の経験値を25で割った数で出るあまりに応じて性格が変化するのだが、レベル100のポケモンを転送した場合は一部を除いて性格が「がんばりや」固定になってしまう。
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現在の経験値によって変化する仕様を知らないと、同じような性格を持つポケモンを多く転送してしまう羽目になる。わざマシンで覚えさせたポケモンを転送したのに狙いの性格ではなかった、ということも起こる。
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特にサンダーやミュウツーをそのまま送った場合は「がんばりや」になってしまう。戦闘向きの性格を狙うのならば、経験値の取得や育て屋での調節が必要となる。
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後のバージョンアップで他国語や漢字に対応したが、ポケモンバンクと異なり、記録されず終了するたびに元に戻ってしまう。
総評(ポケムーバー)
改造産と非改造産の成否判定が不十分である等の問題もあるが、転送ツールとしては十分及第点の出来。
過去作の思い入れのあるポケモンを輸送したいトレーナーや、『XY』『ORAS』『SM』では習得不可能な技を覚えたポケモンを入手したいトレーナーはダウンロードしておくべきだろう。
余談(ポケムーバー)
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『ORAS』以降のレーティングバトルや公式大会では、一部を除き、過去作のポケモンを送ってきてもそのまま使えない。
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ここで使用できるのは第6世代で入手された証の『カロスマーク』(及び『SM』では第7世代で入手した証の『アローラマーク』)を持つポケモンのみのため、どうしても使いたいなら送ったポケモンを親にしてタマゴから育て直す必要がある。
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現在では『XY』『ORAS』だけで図鑑完成に必要なすべてのポケモンを入手できるため、ポケムーバーなしで第六世代の全国図鑑完成も可能である。
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ただし一部幻ポケモンにおいて、日本では第6世代での配布が無く幻ポケモンを含めて図鑑を埋めるには、ポケムーバーが必要となっている。