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【いんふぃにた すとらーだ】
ジャンル |
SFファンタジーカードバトル (デッキ構築型カードゲーム) |
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対応機種 | プレイステーション・ヴィータ | |
メディア | ダウンロード専売 | |
発売元 | おふぃす5656 | |
開発元 | AMGエンタテインメント | |
発売日 | 2014年4月22日 | |
定価 | 基本プレイ無料(カードパック課金制) | |
レーティング | CERO:D(17歳以上対象) | |
判定 | クソゲー | |
ゲームバランスが不安定 | ||
ポイント |
2014年クソゲーオブザイヤー携帯機部門大賞
バランス取る気無し デッキ枚数下限無しの先攻100%1ターンキル 「コイントスの方がマシ」 |
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クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 |
+ | PV(OPムービー) |
+ | 有料パック価格一覧 |
「有料体験版」「金を返せ」などと揶揄されるゲームは数あれど、本当に無料でもやる価値が無いゲームは、コンシューマーでは正に前代未聞。
「デッキ下限設定なしで初手積み込みできるカードゲーム」という第一印象だけでも、相当に危険な雰囲気を感じられるが、
異常に高いカードパワー、圧倒的な先攻有利のルールなど、とにかく懸念要素が散見され、最終的に「先攻100%1ターンキル」へと行き着く。
本作の問題点の数々は、多少のテストプレイや、他所のカードゲームのプレイ経験が伴えば未然に気づけるはずの内容ばかりであり、
「バランス調整に失敗した」というより「バランスを取る気が無い」と表現する方が、感覚的にも結果的にも近いだろう。
現在はバージョンアップ版・移植版で改善された部分も一応あるが、イラスト・キャラクター、デジタルカードゲーム、どれが目当てでも、市場での選択肢は非常に多い。
『ハースストーン』『Shadowverse』を筆頭に、基本無料のパック課金制・ネット対戦可能なデジタルカードゲームは多数配信されている。
実際のTCGをデジタル化したものにも、同じPSVitaで遊べる・3000円買い切り・アドホックパーティーで遠隔対戦にも対応できるPSPソフト『遊☆戯☆王ARC-V TAG FORCE SPECIAL』がある。
これらの競合タイトルにおいても、パワーカードのゴリ押しや下方修正などのバランスの悪さに振り回されることはあるだろうが、モグラ叩きに終始したり、カウンター手段すら無く1ターンキルが100%成立する本作よりはマシ。
本作より8年も前に発売されている子供向けアニメのキャラゲーである『ドラえもん のび太の恐竜2006 DS』でさえ、本作よりも本格的なカードゲームを楽しめるはずだ。
トロフィー目当てでも、複数回の対人戦を要するのものが含まれているため、過疎の中ネットで対戦相手を探す、無くす覚悟で友達を付き合わせる、Vitaを2台購入する……いずれにしても厳しい道のりである。
よって、本作の存在意義はほぼ皆無と言えよう。無料で遊べるクソゲー入門用題材・教材が関の山。