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Wii Sports Club - (2014/09/29 (月) 04:57:30) の編集履歴(バックアップ)


Wii Sports Club

【うぃー すぽーつ くらぶ】

ジャンル スポーツ
対応機種 Wii U
発売元 任天堂
開発元 任天堂、バンダイナムコゲームス
発売日 全種目配信日:2014年6月27日
パッケージ版:2014年7月17日
定価 ダウンロード版:1種目1,000円
パッケージ版:3,996円(税込)
ポイント 初代Wii Sportsのネット対戦特化版
購入方法が非常に多彩
ダウンロード版は初回起動24時間無料
ネット対戦向きなゲームとそうでないものの差が激しい
Wiiシリーズ・関連作品リンク?

概要

初代『Wii Sports』をWiiU用にリメイクした作品。
5種目が段階的に配信されるという形式で販売されている。ダウンロード版は自動的にWiiUにダウンロードされており、初回起動時は24時間無料で配信種目を楽しめた。
基本的には『Wii Sports』を元にしているが、より細かなアクションがとれるようにゲームとしても改良されている。
その代わり、Wiiリモコンプラスがないとプレイすることが出来ないという制約もある。

特徴

基本的なゲームの特徴は『Wii Sports』とほぼ同様。だがWiiリモコンプラスに対応したことで、様々なテクニックに対応している。
例えばテニスであれば微妙なひねり加減がゲームに反映され、より自由度がましている。
ゲームモードは基本的に対戦プレイ、さらに言うとネット対戦を基本として考えられており、1人用プレイでもテクニック指南的なものがプレイ出来る。

評価点

  • 前作の簡単さを基本としつつ、リモコンプラスをちゃんと活用している点。
  • ネット対戦が非常に気軽に楽しめる点。
    • ただしこの点はゲームによって異なる部分もある。
  • HD対応したことで非常に綺麗な映像でぬるぬる動く。
  • WiiUゲームパッドを使用してMiiverseで投稿することで、自分オリジナルのメッセージを対戦相手に送れる。
    • Miiverseを利用しているため、あからさまな暴言は基本的には承認されない。
  • 初回起動の時だけ、24時間無料で好きなだけプレイ出来る点。
    • なお、新しいゲームが配信された時は体験プレイ用としてさらに24時間全種目がプレイ可能になったこともあった。春のキャンペーンで2日間程度プレイ出来た時も。
  • ゲームパッドを活かした新要素の数々。特にゴルフと野球に関しては特にほぼ別ゲームと言えるほど性質が変化している。
    • ゴルフはゲームパッドを床に設置し、上から見た目線を参考に打つことが出来る。誤差調整も楽で、以前よりも遊びやすくなっている。
    • ベースボールではキャッチャーミットに見立てられており、投手の投げる角度、球種の設定などをジャイロ操作で行う。フライのキャッチもこれに基づいている。
  • 1種目課金制度なため、いらない種目まで買う必要がない点。

問題点

  • あくまで『Wii Sports』と同じなため、元の問題点を全て解決しきれていない。
    • 特にスポーツの少なさは個別配信前提とはいえ寂しい。
  • リモコンプラスの感度が悪いと、その都度机に置いて再調整する必要がある。
  • オンラインプレイの気軽さに差がある。
    • テニスは前作とほぼ同じ仕様なため、1戦1戦の回転率が早く、下手をすると3分もかからない。最も本作で人気があると思われるゲーム。
    • 反面ボウリングは、丸ごと1ゲーム行うため、終わるまでかなりの時間がかかってしまう。
    • ベースボールは流石に全ゲームを行わないが、やはりアウトになるまで試合自体は行いため、時間がかかる。

総評

パワーアップしたWii Sportsしては上々の出来である。
しかし、あくまでリメイクであるため、ゲームの少なさは否めず、またネット対戦に向かない種目もあることから、手放しで評価出来るとは言い難い。
それでも無料でプレイヤーに試してもらってから、ダウンロード版で好きな種目だけ買うなり、パッケージ版を買うなり出来るというのは、非常にユーザー目線から言うとありがたい配慮である。