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【みすてりーはうす】
ジャンル | ADV |
対応機種 | Apple II、PC-6001、PC-8801、PC-9801、FM-7 |
発売・開発元 | シエラオンライン |
発売日 | 1980年 |
定価 | 【PC88】8,800円 |
分類 | 良作 |
シエラオンラインのハイレゾアドベンチャーシリーズ(HI-Res Adventure Series)の第1弾ソフトであり、世界初のグラフィックADV。
それまでは「アドベンチャーゲーム」と言えば文章のみのゲームであり、文章と画像の同時表示は後のADVを大きく変えることになった。
当初本作は日本では発売されておらず、日本では1982年に内容もよく似た全く同名のソフト『ミステリーハウス』がマイクロキャビンから発売された為、日本での知名度はそちらの方が高い。
ある館を訪れた主人公は7人の男女と出会う。 その館のリビングにあるノートには「VALUABLE JEWELS ARE HIDDEN IN THIS HOUSE. FINDERS-KEEPERS.(高価な宝石がこの家のどこかにある。見つけたやつのものだ。(日本語版))」と書かれていた。 気づくと他の人間はいなくなっており、主人公も宝石の捜索を始めるが、捜索中に次々に死体に遭遇することになる。 はたして犯人は誰なのか? 殺されることなく宝石を見つけることはできるのか?
今となっては稚拙だが、当時はこの画面表示が驚きだった。 | 頭を殴られた死体。調べると犯人のヒントが。 |
今となってはごく普通のことだが、グラフィックとともに文章を表示するというADVの基礎を作り上げた名作ADV。
日本ではマイクロキャビン版『ミステリーハウス』が発売されてしまった為に、知名度で負けてしまっているが、あくまで先に発売されたのは本作である。