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ふらせら - (2015/06/30 (火) 00:16:40) の編集履歴(バックアップ)
ふらせら
【ふらせら】
ジャンル
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SFサバイバル的 ノベルアドベンチャー
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限定版
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通常版
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対応機種
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プレイステーション2
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発売・開発元
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データム・ポリスター
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発売日
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2004年2月26日
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定価
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初回限定版:8,800円 通常版:6,800円(共に税別)
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判定
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なし
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不時着した先は…
誰も知らない「平和」でした。
概要
タイトルのふらせらはタイトルロゴに表記されている"Hurrah! Sailor"で「がんばれ! 水兵さん」といったところ。また、作中で「ふらせらの花」という幻の花が登場し、これが各ヒロインとの親交を深めるキーとなる。
『月刊電撃コミックガオ!』(メディアワークス刊)では、コミック版が連載されていた。
ストーリー
宇宙を二分する戦争が勃発して、はや200年。
人々がその戦いの発端すら忘れかけていた頃…。
主人公達は激戦の末、名もない星へ不時着する事となる。
そこは「最後の知られざる楽園」とでも呼ぶべき未開発の水の惑星だった。
彼らは、無事にこの惑星を脱出できるだろうか? それとも…?
(パッケージ裏より)
システム・特徴
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ジャンル名では「サバイバル的」と銘打っているがイメージするようなサバイバル要素は一切存在しない。不時着した星には、食料がふんだんにあり、また、無人でもなく住人も友好的である。衣食住で不自由することは全くない。
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分岐はヒロインと5人分で、それぞれ「トゥルールート」と「ほのぼのルート」にわかれている。
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トゥルールートにおいてはヒロインが死ぬこともあり、トゥルールートがハッピーエンドということではない。
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恋愛ゲーム的ビジュアルであるが、「恋の予感」でエンディングを迎えるヒロインの方が多い。
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「ヒロインごとにルートの分かれているストーリーもの」という方が内容に即していると思われる。
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「ほのぼのルート」は、戦線復帰が不可能になるか、あるいは先延ばしになって南国での生活をもっと続けることになるというエンディングになる。
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システムはオーソドックスな、会話による選択肢によりルートが分岐するタイプのノベルアドベンチャーである。
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「アクティブ・ダイアローグ」と銘打たれた手法が使われている。
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これは、会話しているキャラの立ち絵を画面中央にくるようにカメラを左右に振ったり、イベント絵でキャラごとにズームアップしてカメラを動かすというものであり、当時としてもそこまで珍しいものではない。
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ミニゲームが複数収録されている。
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「サバイバル能力を試す」演出として導入されたらしく、それなりに手ごたえのある定番ゲームが多い。
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「セーラーフィッシング」
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「行け行け僕らの行軍将棋」……軍人将棋をモデルにしたオリジナルゲーム。
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「みんながゴルフ」……カードによりクラブの種類と距離を選択するタイプのゴルフゲーム。方向は存在しない。ホールに入るかは純粋にホールまでの距離とパターを使ったかによる。
評価点
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音楽がゲームの雰囲気とあっている。
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限定版にはゲームのフルバージョンのサウンドトラックが同梱されている。
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作曲家に中森明菜や島田歌穂、『らいむいろ戦記譚』、『ときめきメモリアル』のBGMを手掛けた塚山エリコや『アンジェリーク』のイメージCD、『ダークハンター』、アニメ『下級生』の岩室晶子を起用。
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説明書の1ページを割いてサウンドプロデューサーの筧行夫による今作の音楽についてのメッセージが書かれている。
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脚本の世界観とイメージ・イラストを何枚か見てすぐに「生の楽器を使って人間の息吹が伝わるようなJAZZの香りのするポップなサウンド」とする方針に決まった。
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「アクティブ・ダイアローグ」によりしゃべっているキャラクターが中央にくるため、誰がしゃべっているのかわかりやすい。
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ミニゲームでメリハリをつけており、ミニゲーム自体もそれなりに手ごたえがある。
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失敗してもシナリオには影響しない。
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ただし、「マレッタルート」では成功がEXTRA CGの解禁条件となっている。
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宇宙戦争中ながら、漂着からの南国の楽園での生活というストーリーほとんど違和感なく展開し、独自の世界観を構築している。
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特にクローン兵の「イチノ」は、軍備品のパイロットという扱いでナノマシン漬けにされていることで感情をほとんど表に出せず、命令がないと落ち着かないロボットのような状態にされており、世界観設定に基づいたキャラ付けがされている。また、少女の見た目と触覚的なアホ毛とオペレーション中の液体の中でのスクール水着的な衣装(胸に型番の「1-A」のワッペン)から、メーカーが本ゲームのマスコット的存在と位置づけている。
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イチノシナリオの分岐ポイントまでは、ロボットの様な状態から人間らしさを少しずつ取り戻していくというオーソドックスでありながら期待通りの内容。
賛否両論点
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「マレッタ」の口調と性格。
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「少尉はいかねえんですか?」「そんなのわかんねえですよ」「わあ、やってみてえ。あたし魚釣りしてみてえです」
「あ、またバカって言った。小さい頃にお母さんから『マレッタはおーりこうだね』って言われたから『おーりこう』なんだよ。『おりこう』よりも『おーりこう』だからもっとおりこうなの」というような話をする。バカ。
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主人公がマレッタがヘマをしたことについて親切心で説教しても不機嫌そうに「うん、がんばる」「うん、がんばる!」としか返さなくなり、暖簾に腕押しとなる。
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戦争中という設定を反映してかハッピーなエンディングはあまりない。
問題点
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絵は基本的には商業レベルであるが、崩れているところもある。
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イベントCGではキャラクターが太って見えたり、ある脇役の立ち絵は肩の筋肉が首に向かって極端に斜めについて盛り上がってたり、ヒロインたちの横顔の目が大きすぎてギョロついてたりする。
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サバイバルではない。
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各ルート共通部分のミニゲームを飛ばせない。また、勝敗がシナリオにほとんど影響しない。
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共通部分のミニゲーム「セーラーフィッシング」後で、勝っても負けても関係なく、じゃんけんで負けたことで荷物持ちをすることになる。
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好感度にかかわる選択肢が乏しい。また、選択肢もそのキャラの味方をするような選択をすればいいだけであまり芸がない。
シナリオ
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先述のとおり戦争中という設定を反映してかハッピーなエンディングはあまりない。また、ぶつ切りのような状態でおわるシナリオが多い。
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特に「ほのぼのルート」はすべて先述のとおり戦線復帰が不可能になるか、あるいは先延ばしになって「南国での生活を続けることになりそうだ」という内容で終わるものであり全くオチがついていない。
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「トゥルールート」のエピローグも不時着した星から旅立つまでしか描かれなかったりするものもあり、先が見えない。
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話の起伏に欠ける。
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共通部分の分量の方が多く、後半の盛り上がりに欠けるため、平坦な印象。
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テキストのミスか同じテキストを繰り返す場面や、ある内容を描写した直後に似たような内容を描写するシーンや、共通シナリオとのつながりが不自然で急に「その瞬間」シャトルの中にいたはずが外にいて、2人でいたはずが全員といることになる。
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また、テキストが夜になったと描写し背景も夜になった後のイベント絵が夕方だったりという不備もある。
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あるルートでは、主人公がヒロイン全滅という一報を受ける形で、目的のヒロイン以外がシナリオに邪魔になるからと理由で排除しているのが丸わかりな(とんでもない)展開がされている。
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まったりとした話から急に救いが無くなる。
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イチノシナリオの「トゥルールート」と「ほのぼのルート」がかみ合わない。
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一方では、解決していることがもう片方では解決しておらず、また、他のヒロインが放置したせいだと感じるような内容となっている。
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ネタバレ注意
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クローン兵であるイチノは複数のナノマシンが投与されており競合することで体に害を及ぼすため、生命を存続するためには定期的に維持薬を飲み「カルティベーションシステム」という特殊な液体の入った機械に一定期間、浸からなければならない。
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漂流してからの期間が長くなったため、維持薬のストックがなくなる。また、脱出ポッドの動作に必要な部品が、カルティベーションシステムに使われている電子ブロックしかないことがわかる。自我の芽生え始めていたイチノ自身の希望により、上空で会戦中は、その電子ブロックを使うこととなった。(自己犠牲)
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維持薬を投与できなくなったことで瀕死状態のイチノ、その時、上空で会戦となり、カルティベーションシステムに使われている電子ブロックを脱出ポッドに組み込むことになる。
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カルティベーションシステムをつかえないことがとどめとなりイチノ死亡。
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維持薬が残り少なくなりイチノの生存について葛藤を繰り返していた主人公は、ふいにひらめき上官(ヒロイン)の部屋のコンピュータからカルティベーションシステムと維持薬についての情報を物色する。
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上官の独自の調査の情報を入手したことにより、維持薬の成分が、近くの温泉の付近に生えている植物とほぼ同一とわかる。また、カルティベーションシステムに使われている液体も温泉とほぼ同じと分かる。
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これによりイチノの生存に関する問題は解決、「南国での生活を続けることになりそうだ」でエンディング。
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ゲームの進行にはそこまで問題ないが、細かいバグや不都合が非常に多い
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立ち絵の仕草や背景の変更のたびに、画面全体が横方向にズレて薄くボカシがかかり、一瞬のタイムラグの後に切り替わる。
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PS2は一般的な恋愛ゲームを動かすには十分なスペックを持っているため、最適化及び技術力の不足と考えられる。
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口パクの口を閉じるタイミングが全編通して早いため違和感があり、また口パク周りのバグが存在。
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2・3ヶ所ほど画面上に立ち絵として登場していないキャラがしゃべった時に、なぜか画面上に立ち絵として登場しているキャラが口パクするところがある。
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しゃべっているのに口パクしないところがゲーム中全編を通して複数存在。
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キャラによっては立ち絵の顔の下半分の部分までセリフウインドに隠れる。
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水色のセリフウインドウに白い丸文字で、つぶれぎみで読みにくい。
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濁点・半濁点が一部しか表示されておらず、ゴミにしか見えない。また、濁点・半濁点の判別が困難。
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既読スキップは読んでいない部分まで飛ばせてしまう。
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背景絵に縦に一本の線が見えることがある。
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デフォルト設定のBGMが大きすぎ、また、音声が小さすぎる。
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BGMを最小・音声を最大に設定すると一般的なデフォルト設定ほどのミックスになっていると思われる。
その他
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脇役の声の演技で大根な人が一人いる。
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「わー怪獣がでたぞ」。女性の「キャー」の演技がちゃんとしている直後なので非常に目立つ。
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あるルートでは大海蛇の声が男性の声そのままな上に「フーフー」と書いてあったらそのまま「フーフー」と読むような感じで迫力に欠ける。ほかのルートでは大海蛇のボイス自体がない。
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収録スタジオの関係か「カツキ」の声だけ反響が強く、外にいるのに反響がすごいという状況が多々ある。
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SF要素はほとんどシナリオに関係してこない。
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軍人将棋のチュートリアルが説明不足。
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オートスキップやクイックセーブ、オートモードなし。
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未知の言葉がただの逆再生というのがまるわかり。
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説明書やパッケージで主人公である「ショーヤ」の顔を見せているにも関わらず、イベント絵では不自然な隠し方だろうとかたくなにショーヤの顔を隠しているため違和感がある。
総評
SF要素はほとんどなくサバイバルでもなく、南国での楽園生活とおもいきや切ないシナリオの方が多いという、パッケージの説明とのかい離が激しい内容。
また、ゲームにそこまで支障はないレベルではあるが、バグや不都合、技術不足にまみれていることの積み重ねで評価を落としている。
一方、音楽はかねがね好評であり、また、世界観やそれにそったイチノというキャラの設定、南国風の雰囲気、異世界の住民の交流とほのぼのという内容は評価されている。
ここまで記事を読んで、興味を持てる方はプレイしてはいかがだろうか。
余談
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公式サイトにはヒロイン5人のショートストーリーが掲載されている。
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ゲーム発売前に公開された。
ゲーム本編で登場した過去の話などの補完となっており、泣ける内容などもあり評判がいい。
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主人公のショーヤの一人称を「俺」と「僕」から選択できるが、テキストで一人称が出てくる場面はほとんどない。