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マクドナルド物語 ほのぼの店長育成ゲーム - (2016/01/11 (月) 12:25:58) の編集履歴(バックアップ)
マクドナルド物語 ほのぼの店長育成ゲーム
【まくどなるどものがたり ほのぼのてんちょういくせいげーむ】
ジャンル
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シミュレーション
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対応機種
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ゲームボーイカラー(専用)
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発売元
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TDKコア
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開発元
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アスペクト アルゴニクス (開発協力)
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発売日
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2001年7月20日
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定価
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4,500円(税別)
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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3個
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周辺機器
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ポケットプリンタ対応
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判定
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クソゲー
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ポイント
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ゆっくりしていってね!(移動速度が) ひたすら単調なミニゲーム あまりにも味気ない日々 ある意味近未来を予見したゲーム
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特徴
マクドナルドの店員として1年間働くゲーム。5人のアルバイトと一緒に仕事をこなしていく。
主人公はマクドナルドの店員として1年間働き店長になることを目指す。
5つのミニゲームをこなすと仲間の信頼度が上がり、仲間の役職がランクアップする。
ただ仕事をするだけではなく、アルバイトとのささやかな恋愛要素もある。
ミニゲーム
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レジ
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合計金額を計算して客から預かったお金から計算してお釣りを渡す。
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電卓のボタンを押して正しく計算するだけのシンプルなゲーム。
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おとどけ
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客の注文を聞き商品を届ける。
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客はハンバーガーorダブルバーガー、ポテトorドリンクS~Lの中から1~3個を注文してくる。
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ポテトのSとMのように同じ種類を2つ以上注文することはない。
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ハンバーガー
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鉄板の上でハンバーグを焼き、パンに向かって飛ばす。
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ハンバーグは適度なタイミングでひっくり返して両面を焼いてからパンのあるところに移動させて飛ばす必要がある。
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生焼けまたは焦がしたハンバーグを飛ばすと失敗扱い。しかし鉄板に放置しておけばミスにはならない。
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ポテト
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流れてくるポテトを容器に詰めていく。
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Sは1回、Mは2回、Lは3回Aボタンを押すことで満タンにできる。
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手元のポテトがなくなったらBボタンで補充する。
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ドリンク
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容器に客の頼んだドリンクを入れる。
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ドリンクはコーラ・オレンジ・ウーロンの三種類。サイズはS・M・Lの三種類。
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容器のサイズはランダムに選ばれるので、プレイヤーはドリンクの種類を選び9割ほど入れれば成功。少なすぎ、溢れは失敗。
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何故か「コーラ S プリーズ」などとすべて英語で注文される。
問題点
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飽きやすい。
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滅多にイベントが起きず、ミニゲームの内容は毎日同じ。キャラのセリフもほとんど変わらない。
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パッケージ裏では「楽しいイベント」を騙っている。だったらもっと量を増やせ。
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まともな人間ならゲーム内で3日もせずに飽きる。現実世界で言うと20分ほどで飽きる。
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出来の悪いミニゲーム
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レジ
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フォントの関係で『7』が『?』に見える。
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580円のセットのみを買う客がたまにくるが合計金額を計算しなければならない。当然答えは580円。確かに実際はセットのみを頼む客も多いが、ゲームでそれをやられても面白くない。
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かといって現実味があるかといえばそうではない。客は同じ商品を2つ以上買うことは絶対になく、頻繁に3桁の買い物に対して2,000円を出す。この世界では現実に比べて二千円札が大量に流通しているようだ。
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おとどけ
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雑なグラフィックのせいでポテトのサイズの見分けが困難。
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主人公の動きが遅いのでカウンターで商品を受け取り客の所まで運ぶのが面倒。
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加えて商品の受け取りがカウンター越しでなく、わざわざカウンターの中に入って手渡しで受け取る必要がある。製作者はマクドナルドに行ったことがあるのか?
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客は2~6人だが、客が何人でもクリア時に上がる信頼度は10で、1度でも失敗すると1しか上がらない。
そのため覚えるのが困難な4人以上の客が来ると捨てゲーになりがち。
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それ以前にマクドナルドには席まで運ぶサービスはない。ポテトが揚がっていなかったときなどは席で待つ事もあるが、通常レジ横に並んで待つのは常識である。製作者はマクドナルドに(ry
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ハンバーガー
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ハンバーグの位置やバーガーの種類によって難易度が変わってくるがクリア時に上がる信頼度は同じ。
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このゲームだけはアクション性はそこそこ強く他のゲームよりはまだ楽しめる。
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ポテト
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ボタンを押してポテトを入れて、たまに補充するだけ。テレビやスマホを見ながらでも余裕でクリアできる程ヌルすぎるため1回やれば飽きること必至。
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ドリンク
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グラフィックが雑すぎてコーラもウーロン茶もほとんど違いのない色に見える。
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パッケージ裏に画像があるが、なぜか失敗シーン(オレンジジュースが溢れている)を使用している。
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主人公の動きが遅いので移動が億劫。
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起床してマクドナルドへ向かうという基本動作すら面倒に感じる。
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自宅を出て左に移動すると画面上部の表示が乱れる。マクドナルドは自宅の左上にあるため毎日乱れるのを見ることになる。
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映画館などに行くと時々携帯電話が鳴り、「店が忙しいから来てくれ」という旨の連絡がくる。店に行くと慌てている店員がいるので手伝う必要があり無視すると信頼度が一気に下がる。
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この呼び出しは日曜日でも容赦なく来るため、休日に1人で遊ぶことさえ許されない。
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なおアルバイトとデートや旅行に行っている間は呼び出しがこない。ペナルティなしで遊びたければアルバイトに遊びに誘われる必要があるので(こちらからは一切誘えない)、こまめにメールをチェックする必要がある。
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携帯電話からメールを見ることができない。
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正確に言うと着信は確認できるが開封できないため自宅に帰ってパソコンでメールを確認する必要がある。何のための携帯電話なのか。
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ちなみにメールが来ても知らせてくれることはない。
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パッケージ裏には「お家でメールチェック!!」と書いてある。携帯でチェックさせろ。
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結果的に携帯電話が鳴ったら呼び出し確定。携帯は主人公とプレイヤーを苦しめるだけの存在でしかない。
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ミニゲームを何度か遊ぶか夜になると、疲れたので家に帰るかどうかの選択を求められるが、どちらを選んでも家に帰らされる。
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起床のたびに「今日も1日頑張るぞ」と表示される。
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どちらもほぼ毎日見ることになるがテキスト速度が遅いので鬱陶しい。
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名前を設定しないとデフォルトネームになるが、主人公は「マクドナルド」アルバイト達の名前は「アルバイト1」「アルバイト2」…「アルバイト5」になる。
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「マクドナルド」はともかく、アルバイトはせめて人間らしい名前にしてほしかったところ。
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なんとプレイヤーとアルバイト全員分の誕生日と血液型を設定できるが無意味。
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しかも2月29日が無いので2月29日生まれの人は地味に困る。
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本編と一切関係のない占いモードがあるが結果パターンが少なすぎて5回以上同じ結果になることはザラ。
評価点
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殆ど無いも同然であるが……強いて挙げるなら客を含めた全キャラに顔グラがある事か。
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ハンバーガーゲームだけはそれなりに楽しめる。何度もやるのですぐに飽きるが。
総評
朝起きて仕事場へ行くのが億劫。休日に1人で遊ぶことも許されず、ひたすら単調な作業をこなす......。
クソゲーと名高い「現実」と同じかそれ以下の事をひたすら続ける苦痛なゲームなので鬱気味の人や根気がない人にはお勧めできない。
もっとも、当時はメディアに(大々的には)躍り出ていなかった「名ばかり店長」や「ブラック企業」に共通するような問題をこの時代に取り上げたことは、ある意味時代の先を予見していたと言えるだろう。
余談
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版権の問題からかVC化されておらず、されることもないと思われる。