「新世黙示録 ―Death March―」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
【しんせいもくしろく ですまーち】
ジャンル | 悪魔と天使と百の剣/戦略RPG | 通常版 | SPECIAL PACKAGE版 |
対応機種 | Windows XP~8 | ||
発売・開発元 | ザウス【本醸造】 | ||
発売日 | 2014年7月25日 | ||
定価 |
通常版:9,800円 SPECIAL PACKAGE版:12,800円(税別) |
||
レーティング | アダルトゲーム | ||
判定 | クソゲー | ||
ポイント |
2014年クソゲーオブザイヤーinエロゲー板大賞
まともな登場人物はモブキャラ1人だけ RPGパートダルすぎ 通称「チーズ」 ゲー務 |
||
クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 | |||
ザウス作品リンク |
『永遠に続く命の光より、一瞬でも瞬く限りある命のほうが輝いている』
東京、多摩丘陵……
小高い丘の上に建つ集合住宅、
僕の在った場所……
鳥海 知空 と世界を結びつける、日常の風景。妹の
鈴珠 や幼馴染みの天宮 史音 に囲まれた風景が、ある日突然、豹変する。街の人々が、親しい者たちが、ゾンビ化して襲いかかってくる。
そして人ですらない超常体の姿も……
知空の風景に『終末』が潜り込んでくる……。
神か魔か、それらを前にして、知空の選択で導き出される結末とは……?
(公式サイト「プロローグ」より抜粋。一部改編)
企画・シナリオ担当が、初期の女神転生シリーズのメインスタッフだった鈴木一也氏ということで話題になった一作。
また、ザウスにとっても久々の【本醸造(*1)】名義での新作ということもあって以前からメーカーを知る者にとっても期待のタイトルであった。
しかし、誤字脱字にまみれ視認性が劣悪な公式サイトや今一つな出来の体験版といい、ファンの期待とは裏腹に行く手には巨大な暗雲が立ち込めていた。
そして、いざリリースされたゲームは、キャラ・シナリオ・RPGパート・ADVパート、の全方位に問題が山積したゲー
+ | 公式サイト「登場人物」より抜粋。一部改編。 |
ありとあらゆるクソ要素の合体の末、合体事故により世に出ることになってしまった一作。
かつてあまりにも中身がない『ゲー無』、ゲームのプレイすらできない『
そして徹頭徹尾スムーズに進まないRPGパートと不快で全く感情移入できない主人公にプレイヤーの忍耐力は試され、すぐにプレイすること自体が苦痛となる。
本作のポテンシャルたるや、鍛え抜かれたKOTYeスレ住民を以てしてもクソゲーと発覚しているのに2か月近く選評が届かなかったほどで、そのためいつしか「これはゲームでなくて
ゲー務(ム)
(*9)だ!」と評された。
設定は面白そうだったという意見も見受けられるが、そうだとしても明かされない設定・登場人物の意味不明な言動があるので考察も困難。まさしく2014年度最強クラスのクソゲーと言えるだろう。「調理師や素材は悪くなかったが作り方や手順を間違えた。」と言った所か。
願わくば本作の犠牲となったプレイヤーが次に遊ぶゲームが、最後に全てを投げた知空さんのように本作のことをすっかり忘れられるような良作に巡り合えることを祈るばかりである。