【とうきでん きわみ】
ジャンル | ハンティングアクション | ||
対応機種 |
プレイステーション・ヴィータ プレイステーション・ポータブル プレイステーション4 Windows Vista~8.1 |
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発売元 | コーエーテクモゲームス | ||
開発元 | コーエーテクモゲームス(オメガフォース) | ||
発売日 |
【PSV/PSP】2014年8月28日 【PS4】2015年4月23日 【Win】2015年6月26日 |
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定価 |
【PSV】5,800円 【PSP】4,800円 【PS4】6,800円 【Win】6,000円(各税別) |
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備考 |
【PSV/PS4】 PSV版とPS4版間でのクロスプレイ、クロスセーブ対応 2016年1月6日から2月2日までPlayStation Plus加入者限定フリープレイ配信 【PS4】 『討鬼伝』(PSV版)にアップデート1.07を適用することでネットワークを介してデータ引き継ぎ可能 【Win】 SteamWorks対応、PSV版およびPS4版とのマルチプレイ不可能 |
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判定 | 良作 | ||
ポイント |
ボリューム倍増 続編としては申し分ない |
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討鬼伝シリーズ : 討鬼伝 - 討鬼伝 極 - 討鬼伝2 |
2013年6月にコーエーテクモゲームスから発売された、「和」の世界観を軸に作られた狩りゲー『討鬼伝』のアッパーバージョン。
前作の内容が丸々入っているので、新規でも参入が出来る。前作プレイ済みデータの引き継ぎは、PSPからPSVitaへも可能となっている。
本項では前作までとその内容を『無印』、本作とその新要素を『極』と呼ぶ事にする。
オオマガドキを巡る戦いから三月―
ウタカタの里は、しばしの安寧の中にあった。
しかし、その平和は突如破られる。
北から未知の”鬼”が現れ、「中つ国」の守りを喰い破ったのだ。
霊山より派遣された精鋭「百鬼隊」。
霊山に従わず、独立不覊(どくりつふき)を貫く「シラヌイの里」。
そして暗躍する秘密組織「陰陽方」。
それぞれの思惑を秘めた者たちが今、ウタカタの里に集う。
死戦の果て、勝つのは人か、“鬼”か。
モノノフたちよ、”鬼”を討て!
(公式サイトより)
基本的なシステムは全て『討鬼伝』と同じなので、そちらを参照。
その他、無印までのDLCは特殊任務という形で全て収録されている。
無印でも好評だったローディングの短さや、アップデートなどで改善されていったUIは更に強化された。以下は更に本作から追加された要素。
前回に引き続き、大型鬼の調整不足が目立つ。
掘り下げられた物語と充分なボリューム、一層強化されたプレイアビリティと、アッパーバージョンとしては申し分の無い出来になっている。
だが発売段階で、「無印で完成した戦闘面でのバランス調整がまるで出来ていなかった」、というただ一点の為にユーザーから大きな不評を買った。
無印同様、迅速なアップデートを配信しほぼ適正レベルに改善した対応は今回も充分取られたが、それが好意的に捉えられた前回とは対照的に、「ユーザーはテスターではない」という意見も出てくる結果となった。
広範囲攻撃、大きい当たり判定、鬱陶しい程の状態異常、素早い鬼との追いかけっこ等、狩りゲーにありがちな嫌われる要素も存在するが、現状は上位任務(エンディング到達までの難易度)までなら投げ出したくなるほどの苦戦を強いられることは無いため、本編のストーリーは十分クリア出来る。
ゲーム自体の出来は無印から折り紙付きで、部位破壊の爽快感は健在。前回同様ミタマイラストコンテストや他狩りゲーとのタイアップなども盛んに行われた。
無印編も全て収録されているので、まだシリーズをプレイした事が無い人は、今作から始めてみるのがいいだろう(*50)。
ただし、オフラインであってもプレイする際のアップデートは必ずしたいところである。