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バレットガールズ - (2015/01/08 (木) 01:48:41) の編集履歴(バックアップ)


バレットガールズ

【ばれっとがーるず】

ジャンル アクションシューティング
対応機種 プレイステーション・ヴィータ
発売元 ディースリー・パブリッシャー
開発元 シェード
発売日 2014年8月28日
定価 6,296円
レーティング CERO:D(17歳以上対象)


概要

『さばげぶっ!』や『ステラ女学院高等科C3部』など、昨今流行の銃器+女子というジャンルに、何を思ったかD3パブリッシャーが名乗りを上げた萌エロアクションシューティング。
言ってしまえばサバゲー版『閃乱カグラ』。
下着で能力強化が出来たりどう考えてもエロ拷問な尋問など、色物全開だが実は…。

ストーリー

舞台は''私立岬守学園''。
創立149年目を迎える由緒正しきお嬢様高校である。

校訓は、自彊不息(じきょうふそく)。
自分から進んでつとめ励んで怠らないことを理念としている。
この学校には、''専守防衛の活動を練習する部活''が存在し、
生徒は必ずどこかの部活に所属することが校則となっていた。

今春も、新入生たちは四月から五月にかけての仮入部体験期間を終え、
本日より各自が希望する部活に正式参加となっていた。
廊下には、新しい門出を待ちわびていた生徒達の和気藹々とした声が響きわたっていた。
そんな雰囲気に似合わない、不安げに廊下を歩く一人の生徒の後ろ姿があった……。

戦場で青春を謳歌する、レンジャー部の物語が、ここからはじまる……!?

(公式サイト)より

特徴

  • 戦闘システムはオーソドックスなTPS(サードパーソン・シューティングゲーム)。
    • 使える銃器は「ハンドガン」「アサルトライフル」「ショットガン」「バズーカ」「手榴弾」とお馴染みのものばかり。
    • ハンドガンは唯一回避アクションなしでもロックオンが効く、アサルトライフルは距離を選ばず取り回しやすい。
  • 衣装破壊
    • ミッション中に受けたダメージにより、衣装が破壊されることがある。また、そのままダメージを与えると下着(おブラ・おパンツ)も破壊可能。バズーカは対物効果が高い設定なので*1、命中させると一気に全裸にしてしまえる。
      • 本作の銃器は「服は破れるし物も壊せるが、怪我はしない模擬弾」を使用している。なので、汚れは付くが負傷シーンはない。
    • 破壊時には部位ごとに異なるカットインが全キャラに用意されている*2。なお破壊した下着は購買部に並ぶ。なにそのブルセラ
    • ちなみに下着破壊後は深夜アニメ(の本放送版)の如く、不自然なモヤが胸や股間を隠してくれる。
  • TPS(タッチ・ぱんつ・システム)
    • 語感で見当はつくと思うが、匍匐前進中に露わになったパンツをタッチすることが可能。「反応するが敵には見つからない」という誠に都合のいい状況を味わえる。
    • ミッション中にタッチ操作をするのはここだけ。なお、ほかのシーンでも(パイタッチ含めて)触りまくれる。
  • 尋問特訓
    • 「敵に捕らえられた際に情報をもらすことがないように特訓する」という名目で女の子を触りまくる。もうただのセクハラでしかないような…。
    • チョコバナナを咥えさせて時間経過を止めたり、足先や胸を突いたり色々とエロエロなことが可能。もうただの(ry
    • ちなみに尋問特訓で高評価を得れば武器がパワーアップするため積極的に特訓するべきである。
  • おブラ・おパンツについて
    • 本作では衣装に防御力やスキルの設定がなく、その下の下着で能力補正をする。補正効果を考えてとっかえひっかえしているだけで、決してよこしまな目的ではない…と言い訳が可能。

評価点

  • 開き直った萌エロ要素の嵐
    • アクションでのパンチラパンモロや尋問特訓でのエロボイスなど、本当に「エロければそれでいい」と言わんばかりにリビドー全開。
    • 公式サイトで堂々とそういった要素を宣伝しており、最早完全に開き直っているとしか思えない。
  • 実は出来のいいビジュアル
    • 女の子がかわいいだけでなく、遠景や兵器類までかなり出来がいい。
    • ただ、後述する制限時間の短さのせいでなかなか堪能する暇がないのが残念。
  • 豪華な声優陣
    • 主人公ポジションの火乃本彩を演じるM・A・Oを始め内田彩、三澤紗千香、田野アサミと近年アニメ界で主役級、主要キャラを演じる声優が多数出演している。

賛否両論/問題点

  • 狙った層の割に高い攻略難度
    • ボス以外のミッションは制限時間が短く、下手をすると序盤のミッションでさえタイムアップになりかねない。
    • また敵も強い。成長要素がないため下着補正なしの体力は1000固定なのだが、一発で100や200のダメージを受けることも珍しくない。回復アイテムも最大所持3と少なめ。
    • TPSというジャンルで見ればあまり高い方でもないのだが、萌エロ要素目当てのエロガッパライトユーザーにはかなり厳しい。特に二章の高度任務はコンテナを守りつつ敵を全滅させ強力なボスを倒す、という過酷なもの。
    • 慣れてくれば短時間クリアも出来るが時間いっぱいまでやるミッションも多い。制限時間が短いのが救いと思われる。
  • ストーリーが説明不足気味で、音楽や演出が今ひとつ。
    • メディアミックスを狙っていたのか、所々で話が飛びがち。入学式直後の話から急に夏休みの夏季合宿になっていたり、突然過去の部員の話が出てきたり。
    • 一枚絵と言えるようなイラストCG、ムービーはほぼ無い。BGMも別に印象に残らない。主題歌もあるが聞けるのはタイトルと最終ステージのみ。
  • 設定も各キャラも十分魅力的なため、これはかなり惜しい。
  • 高めなDLC
    • 推しキャラクター(ゲームナビゲートキャラ切り替え)が一人150円(一括では1,000円)はともかく、衣装が一着400~450円の下着セットが三種類1セットで各200~250円というのはかなりブルジョア。
    • ただ、DLC下着は補正がかなり高め。また尋問用アイテムは「Sランクには必須」と言われるほどの便利アイテムではあるが…。

総評

「銃器を持った女の子を(性的な意味で)堪能したい」というニッチでエッチな欲望をお持ちの紳士の皆様方には、かなりオススメ出来るタイトル。
オプション設定のカメラワークに関する説明がないことやドリクラ張りのDLCなど色々と気になる点はあるものの、エロさで補えるなら買い。
ただ、TPS好きや設定に拘る人にはオススメ致しかねる。