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だれでもアソビ大全 - (2020/06/07 (日) 10:11:56) の編集履歴(バックアップ)


本記事では、『だれでもアソビ大全』およびそのバージョンアップ版の『Wi-Fi対応 だれでもアソビ大全』、その分割版の『ちょっとアソビ大全 おてがるトランプ』『ちょっとアソビ大全 じっくりトランプ』『ちょっとアソビ大全 おなじみテーブル』を併せて紹介します。


だれでもアソビ大全

【だれでもあそびたいぜん】

ジャンル テーブルゲーム集

対応機種 ニンテンドーDS
メディア 64MbitDSカード
発売元 任天堂
開発元 アジェンダ
発売日 2005年11月3日
定価 3,619円(税別)
プレイ人数 1~8人
レーティング CERO:全年齢対象
判定 良作
ポイント 42種類ものテーブルゲームで遊べる
多人数プレイも気軽に可能
Touch! Generationsシリーズ

概要

ニンテンドーDSで発売されたテーブルゲーム集。
本体とソフトそれぞれを人数分そろえるワイヤレスプレイはもちろん、人数分の本体があればソフト1本だけでプレイ可能なダウンロードプレイにも対応している。

収録モード

  • フリープレイ
    • 収録ゲームを自分の好みのルール設定でプレイできるモード。
    • 累計勝敗数も記録される。(999回まで)
  • スタンプラリー
    • 収録ゲームをスタンプラリー形式で一通りプレイしていくモード。収録ゲームの一部はこちらで一度プレイしてアンロックする必要がある。
    • 負けても1個だけはスタンプが押せるようになっており、苦手なゲームで詰んでしまう心配はない。
  • チャレンジ
    • 課題をクリアするモード。「1ゲームに○点以上獲得」など様々な条件があり、クリアするとプレイヤーアイコンがアンロックされる。

収録ゲーム

  • おてがるトランプ
    • トランプゲームの中でもルールがわかり易く、親しみやすいゲームが収録。
    • 「ばばぬき」「7ならべ」「しんけいすいじゃく」「ダウト」「スピード」「ページワン」「アメリカンページワン」「スローモー」
  • おとなのトランプ
    • トランプゲームの中でもややルールが複雑で、高度な戦略性を求められるものや、カジノゲームなどが収録されている。
    • 「だいふごう」「ポーカー」「ブラックジャック」「セブンブリッジ」「ラミー」「クロンダイク」
  • トリックテイキング
    • トランプゲームの中でも、特に高度な駆け引きと戦略性が求められるゲームが収録。共通しているのは「プレイヤーは各ターン順番に手札から1枚ずつカードを出す」「後続のプレイヤーはできる限り最初のプレイヤーが出したのと同じマーク*1のカードを出さなければならない」ということ。
    • 「ハーツ」「ナポレオン」「スペード」「コントラクトブリッジ」「ゴニンカン」「ナップ」
    • 後述の『Wi-Fi対応』ではナポレオンとゴニンカンに加えて「トリックテイキング」というジャンル自体が廃止され、続投したゲームも「おとなのトランプ」と「じっくりトランプ」(新設)に割り当てられた。
  • 和風ゲーム
    • 日本生まれのボードゲームやカードゲームを収録。
    • 「ごもくならべ」「しょうぎ」「はさみしょうぎ」「ぐんじんしょうぎ」「はなふだ」「ぼうずめくり」
  • ボードゲーム
    • サイコロを振ったり、コマを動かすタイプのボードゲームを収録。
    • 「リバーシ」「バックギャモン」「チェッカー」「チャイニーズチェッカー」「チェス」「すごろく」
  • バラエティゲーム
    • DSのタッチ&スライド操作を用いたパーティゲームを収録。
    • 「バランスゲーム」「ことばさがし」「ラストワン」「ソーダゲーム」「シーソーゲーム」
  • アクションゲーム
    • こちらもDSのタッチ&スライド操作を用いたゲームで、「投げ」たり「転がし」たりする内容。
    • 「ボウリング」「ダーツ」「おはじきゴルフ」「おはじきビリヤード」「おはじきじんとり」

評価点

  • おなじみのトランプゲームやボードゲーム、パーティ向けのゲームなどを1本のソフトに収録。
    • 元々は青森県のローカルゲームであるゴニンカンなど、非常に珍しいゲームも収録*2
    • 『Wi-Fi対応』では削除されてしまったゲームも存在するため、好み次第では現在でもこちらを買う価値はなくなっていない。
  • 1人で気軽にプレイするのはもちろん、人数分の本体をそろえれば1本のソフトで多人数対戦も可能。しかも、ソフト1本で全てのゲームを遊べる。
    • 文章やイラストを描いて送れるチャット機能も搭載。宛先を指定してのチャットも可能。
    • ソフトも人数分そろえないと不便な点と言えば、親機以外は隠しプレイヤーアイコンやチャットでの隠しカラーを使えないことくらいである。
  • 収録ゲームそれぞれに丁寧なルール解説コーナーがある。上達のアドバイスや用語解説も記載されている。
  • DSのタッチ&スライドを用いた操作性で、ゲーム機に不慣れな人でもプレイしやすい。
    • 反面、ボタン操作にはほとんど対応しておらず、ゲーム中ポーズをかける時とページスクロールの時にしか使わない。(ただしどちらもタッチ操作で代用可能)
  • フリーモードで各ゲームを一定回数勝利するとゲーム中の画面のデザインを変更できる。トランプゲームにおいてデザインを変更するとトランプ裏面のデザインも変わる。
    • このデザインはいずれも任天堂が販売していたトランプのものが使用されている。絵札やジョーカーのデザインも任天堂が販売しているトランプのものである。
  • BGMはそれなりに良曲揃い。ここぞという場面では曲調がアップテンポに変化して盛り上げてくれる。
  • トランプゲームでは黒同士や赤同士のマークを判別しやすいように、スペードは黒、クラブはグレー、ハートはピンク、ダイヤは赤、と色分けされている。

難点

  • ロボ(CPU)の強さや思考について
    • ほとんどが運に支配されるタイプのゲーム(ばばぬき/ポーカー/ブラックジャック/ぼうずめくり/すごろく)を除き、ロボの強さは「ふつう」「つよい」「すごい」の3段階で調節できるが、将棋とチェスには実装されていない*3
      • これは筆者が実際に任天堂のお客様相談窓口に問い合わせて聞いた話だが、将棋とチェスは思考ルーチンが複雑であり、強さ調節を実装させるとなると複雑なルーチンを複数用意する必要があり、結果製造コストが上がってしまうからとのこと。
      • ただし強さ調節可能なゲームであっても「ふつう」と「すごい」の差が小さい場合が多く、初心者には「ふつう」でも強すぎたり、上達していると(一部のゲームでは上達していなくても)「すごい」でも弱いことがある。
    • ゲームによっては不自然な行動を取ることがある。いずれも強さを「すごい」にしても改善されない。
      • 将棋ほどではないが複雑な思考を要するトリックテイキング系は全体的にCPUが弱い。「ゴニンカン」のみ比較的真っ当だが他はいずれもひどいもので、「コントラクトブリッジ」に至ってはプレイヤーのチームメイトのロボのみ強いカードを故意に無駄使いする
      • 「バランスゲーム」では1人がミスすると後に続くロボが全員ミスしていき、最終的には直前のロボとプレイヤーしか残らない状況になってしまう。(なぜか「つよい」の場合は成功することがある)
      • 「ことばさがし」では全4~5文字の言葉だとやたらと早くクリアする*4ことがある一方で、正解の文字数に関わらず残り1文字になっても間違えることがある。
    • 「ポーカー」ではどれだけ役が強かろうが、1回のビッドにつき2枚までしかチップを賭けない。こちらは『Wi-Fi対応』で修正されている。
    • 「ナポレオン」ではロボがイカサマを行う。
      • ナポレオンの手札に後から加えるカード(後引き札)の内容を、副官指名前に把握している*5。本来は副官指名後までナポレオン本人も見てはいけない。
      • まれに後引き札の中に副官指定カードが含まれており、ナポレオンが副官の兼任を強いられるケースがあるが、ロボがナポレオンになった場合は発生しない。
  • チャレンジモードの一部クリア条件が鬼畜。特に以下の2つが問題視されている。
    • 「バックギャモン」~バックギャモン勝ちを達成せよ
      • バックギャモン勝ちとは、「相手のコマが1個もゴールに上げられておらず」「盤面から追い出されたコマがあるか相手スタートエリアにコマが残った状態で」「自分のコマを15個すべてゴールに上げる」こと。最適な戦略をとることはもちろんのこと、サイコロ運にも左右され、トッププレイヤーでもバックギャモン勝ちに持ち込むことは難しいとされている。
    • 「花札(こいこい)」~五光を作れ
      • 五光とは、「松に鶴」「桜に幕」「ススキに月」「小野道風にカエル」「桐に鳳凰」を独占する役。これらをとること自体はさほど難しくないのだが、独占するとなると「こいこい*6は一度しかできない」という本作独自のルールが邪魔をすることになる。他のゲームソフトでは、「こいこい」は手札がある限り何度でも可能なことが多い。
      • ロボは優先的に五光札の回収に出る。そのターンで五光の完成が不可能となっても、役が揃うか、ながれとならない限り次には進まないため、非常にストレスがたまる。
    • 他にもボウリングやダーツのチャレンジは非常にシビアなペンさばきを要求される。*7
    • この難関を乗り越えてチャレンジモードを全クリアしたご褒美は、隠しBGMが解禁されるだけ。
  • 早送りやスキップ機能に乏しくゲームテンポがやや悪い。
    • プレイ中A/B/X/Y/十字のいずれかのボタンを押している間はわずかにテンポアップするが、まだまだ遅く感じることも。
    • プレイヤーが勝ち抜けした場合はロボ同士の対戦を観戦することになるが、早送りはされるがスキップは不可。ゲームのルールや参加人数によっては勝ち抜け後数分以上ひたすら観戦する羽目に。
    • このほか、途中で勝敗が確定しても最後まで終わらないゲームなどもある。
  • ノンキャラクター路線で味気ない。
    • 対戦相手となるロボ達はシンプルなアイコンがついているだけで、個性や思考ルーチンの違いなどはない。そのため、対戦相手となるロボも選ぶことはできず、将棋などは必ずロボ1との対決になる。対戦中に表情を変えたりセリフのやり取りもなく、淡白な印象を受ける。
    • とはいえロボ達は綺麗に色分けされており、そのカラーがゲーム内でのコマなどの色と対応しているので違いがわかりやすいという利点はある。
      • しかし、多人数プレイ時には本来のロボのカラーを人間プレイヤーが使用することになるので色が全く対応しなくなり*8、非常に紛らわしい。
  • ゲーム画面の文字が全体的に小さく読みにくい。
    • テレビCMでは老若男女がこのゲームで遊ぶ様子が紹介されていたが、実際このゲームの文字サイズではお年を召した方には厳しいと思われる。
  • バラエティゲーム「ことばさがし」の難点
    • ごく一部だが、正解に「はこいりむすめ」「はっぽうびじん」といった大人でも知らない人もいるようなやや難しい言葉が含まれている。
    • 正解の言葉は900以上収録されているが出題の抽選にムラがあり、連続でプレイすると短時間に全く同じ言葉が出題されることがある。
  • その他一部不自然なルール
    • 「ポーカー」:ビッドの際に全員がパスするとなぜか引き分け扱いとなり、それまでに賭けたチップが返却される。『Wi-Fi対応』では修正され、そのまま続行するようになった。
    • 「ブラックジャック」:10とAの組み合わせはなぜかブラックジャックの対象ではなく、通常の21として扱われる。また、自分・ディーラーと共にバーストした場合は引き分け扱いとなる。こちらも『Wi-Fi対応』では修正。
    • 「コントラクトブリッジ」:パートナーのロボのビッドをプレイヤーが上書きするとなぜかパートナーによるビッドと扱われ、プレイヤーはダミーになってしまうことがある。

総評

定番のトランプゲームやボードゲームがリーズナブルな値段で数多く収録された作品。特にトランプゲームの充実ぶりは、トランプメーカー最大手の任天堂の面目躍如と言える。 ルールがやや複雑なゲームも、このソフトがあればCPU対戦を繰り返してルールやコツを掴むことができるので、ボードゲームの入門としては適している。 一方、ゲームによってはCPUが弱すぎることもあるので、慣れてきてもっとプレイしたいと思ったら、専用のソフトやオンライン対戦・対人戦などにステップアップするのが良いだろう。

Wi-Fi対応 だれでもアソビ大全

【わいふぁいたいおう だれでもあそびたいぜん】

ジャンル テーブルゲーム集

対応機種 ニンテンドーDS
発売元 任天堂
開発元 アジェンダ
発売日 2007年4月19日
定価 3,619円(税別)
プレイ人数 1~8人
レーティング CERO:全年齢対象
判定 賛否両論
ポイント インターナショナルな内容に変更
全体的に雰囲気が変わった

概要(Wi-Fi)

元々海外で発売されていた『42 ALL-TIME CLASSICS』を逆輸入したもので、その名の通りWi-Fi対戦に対応していた。
現在ではニンテンドーWi-Fiコネクションのサービスが終了しているため、前作との違いは実質収録競技のみとなっている。


無印からの変更点

  • ニンテンドーWi-Fiコネクション接続により、全世界またはフレンドとの対戦が可能となった。
    • ほぼ全てのゲームが対応しているが、ゲームスピードが勝敗を左右する「ダウト」「スピード」「スローモー」の3つと、カード配置の駆け引きがある「ばばぬき」は非対応となっている。
    • また、これに合わせてチャットに定型文が追加された。海外の相手には現地語で送ることができる。
  • ジャンルを以下の通り再編。
    • 「おとなのトランプ」(旧)を「じっくりトランプ」に、「トリックテイキング」を「おとなのトランプ」(新)に変更。 トランプゲーム中で一部ジャンル変更も行われた(クロンダイクのみ「1人用ゲーム」に移動)。
    • 「和風ゲーム」「ボードゲーム」を「おてがるボードゲーム」「おとなのボードゲーム」として難易度別に再編。
    • 「1人用ゲーム」が新たに追加され、クロンダイク・マージャンソリティア・だっしゅつパズルが入れられた。
  • テキサスホールデム(おとなのトランプ)・グリッドアタック(おてがるボードゲーム)・ドット&ボックス(おてがるボードゲーム)・ルドー(おとなのボードゲーム)・ドミノ(バラエティゲーム)・マージャンソリティア(1人用ゲーム)・だっしゅつパズル(1人用ゲーム)が追加され、代わりにナポレオン・ゴニンカン・ぼうずめくり・すごろく・ラストワン・シーソーゲーム・おはじきゴルフが削除された。
  • 全体的に色調が暗めになったほか、上画面のUIが一部変更された。
  • 一部ゲームのBGMが追加・変更された。
  • 対戦相手が「ロボ」ではなく「CPU」となり、固有の顔グラが削除された。

評価点(Wi-Fi)

  • Wi-Fiで対戦できた。
    • 先述の通りCOMの思考が不安定なため、真に強い相手との勝負を対人戦で実現できるようになった。
  • COMがロボではなくなったため、通信プレイをしても顔グラの色とコマの色がずれなくなった。

問題点(Wi-Fi)

  • 追加ゲームは日本人に定着しているとは言い難く、相当な愛好家でもなければルールすら知らないようなものが多い。
    • よって「元からルールを知っている愛好家」もしくは「入手後ルールをばっちり覚えて対COM戦でもまともに戦えるようになる自信のある人」以外は迂闊に手を出すべきではない作品である。
    • 「ぼうずめくり」や「すごろく」はともかく、「ラストワン」や「シーソーゲーム」のように万国共通で楽しめるパーティーゲームまで削除されているのはいただけない。
      • そのくせローカルゲームの極致である「ぐんじんしょうぎ」「はさみしょうぎ」などは残っているという妙な状態になっている。

総評(Wi-Fi)

前作の手軽さは失われていないものの、(日本人に)万人受けするゲームが多く削除されてしまったことは少なからず評価を下げた。しかし一方で、ボードゲーム愛好家からは絶賛する声があるのも事実である。
もし前作か本作かで購入を迷っていても、自分が未知のボードゲームにハマれる自信がないなら本作の購入はよしたほうがいいだろう。


ちょっとアソビ大全

【ちょっとあそびたいぜん】

ジャンル テーブルゲーム集
対応機種 ニンテンドーDS(ニンテンドーDSiウェア)
メディア ダウンロード専売
発売元 任天堂
開発元 アジェンダ
発売日 おてがるトランプ 2008年12月24日
じっくりトランプ 2009年1月28日
おなじみテーブル 2009年2月25日
定価 500DSiポイント
プレイ人数 トランプ2種 1~8人
おなじみテーブル 1〜2人
レーティング CERO:全年齢対象
判定 なし
ポイント 『Wi-Fi対応』の分割販売
パッケージ版との通信は不可

概要(ちょっと)

『Wi-Fi対応 だれでもアソビ大全』をDSiウェア用に分割販売した作品。
各作品5つのゲームが収録されており、『おてがるトランプ』『じっくりトランプ』のほか、ボードゲーム2ジャンルから選りすぐった『おなじみボードゲーム』の3作品が発売された。


ゲーム内容(ちょっと)

  • 収録ゲームは以下の通り。
    • おてがるトランプ…ばばぬき・スピード・7ならべ・しんけいすいじゃく・ダウト
    • じっくりトランプ…ブラックジャック・ページワン・アメリカンページワン・だいふごう・ポーカー
    • おなじみテーブル…リバーシ・はさみしょうぎ・ごもくならべ・将棋・花札
  • Wi-Fi対戦機能はない。ローカル通信は従来通り可能だが、『おなじみテーブル』のみ2人対戦ゲームしかないので通信も2人までとなっている。

評価点(ちょっと)

  • 好きなジャンルのみ楽しみたい人には好評。

問題点(ちょっと)

  • いずれの過去作とも通信プレイができない。
    • 仕様が異なる初代はまだしも、『Wi-Fi対応』とも対戦できないのは評価を下げた。
      • ただし初代・Wi-Fi対応ともに全てのゲームから遊ぶものを選ぶ形式なので、機能制限を行うのが難しい面もある。
  • ジャンル内のゲームが完全に収録されていない。
    • 『おてがるトランプ』では「スローモー」のみオミットされている。

総評(ちょっと)

安価で遊べるようにはなったものの、対戦環境の不備や収録漏れが惜しい内容となってしまった。
特にトランプ2種は、100均で手に入る実物のトランプを買うか、500円の本作を買うかはよく見極めた方がいいだろう。


その後の展開

  • 2020年6月5日にNintendo Switchで『世界のアソビ大全51』が発売された。