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ソルスティス 三次元迷宮の狂獣 - (2015/02/22 (日) 23:02:59) の編集履歴(バックアップ)
ソルスティス 三次元迷宮の狂獣
【そるすてぃす さんじげんめいきゅうのきょうじゅう】
ジャンル
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アクションパズル
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対応機種
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ファミリーコンピュータ
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発売元
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EPIC・ソニーレコード
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開発元
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SOFTWARE CREATIONS
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発売日
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1990年7月20日
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判定
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良作
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概要・特徴
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魔術師シャダックスを操作して古城に隠された杖の欠片を集めるという筋書きの、クォータービュー方式の擬似3Dアクションゲーム。
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このゲームはアクションゲームではあるが、基本的には攻撃法法がないため、探索ゲームやパズルゲームとしての性格が強い。
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操作方法は十字キーで4方向に移動、Aでジャンプ、Bで足元にある台や箱などのアイテムを拾ったり置いたりするというもの。
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元々海外で発売された。つまり洋ゲーである。
評価点
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まずプレイヤーが驚くのが、ファミコンの電源を入れていの一番に流れる異次元的なBGM。
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と言うのも本作は当時20歳のTiM Follin氏が音楽を担当しているのだが、元々は欧米のファミコンであるNES用ゲームとして開発された作品という事もあり、何と拡張音源をいっさい使用していない。
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ゲームはクォータービュー視点なのだが、表現技術もかなり凝っており、ワイヤーフレームでできたブロックの陰に隠れたり、リフトの上の足場がリフトと一緒に動いたりと、高度な処理が施されている。
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グラフィックも綺麗で、とくにゲームスタート直後のオープニングはダークでファンタジックな印象が強く残る。
問題点
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難易度がやや高めで、一部ステージは「死んで覚える」ことをしなければならない。
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また、ステージは広いくせにセーブもパスワードもない。
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細かい話なのだが、外部端子につなげるジョイカードなどの連射コントローラでは操作が不可能。
総評
日本で発売されたファミコンのゲームソフトとしては異色の、思考力とテクニックの両方が求められるクォータービューアクションパズル。
ゲーム内容、グラフィック、サウンドいずれをとっても最高峰とされる逸品ではあるが、皮肉なことに発売元がソニー系故にバーチャルコンソールで復活する事はほぼ不可能だろう。