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テイルズ オブ ザ ワールド レーヴ ユナイティア - (2015/02/28 (土) 11:26:02) の編集履歴(バックアップ)


テイルズ オブ ザ ワールド レーヴ ユナイティア

【ているず おぶ ざ わーるど れーう゛ ゆないてぃあ】

ジャンル シミュレーションRPG
(シリーズ内ジャンル名:新たな絆のシミュレーションRPG)

対応機種 ニンテンドー3DS
発売元 バンダイナムコゲームス
開発元 ジュピター
発売日 2014年10月23日
定価 5,627円
プレイ人数 1人
レーティング CERO:B(12歳以上対象)
判定 なし
ポイント 薄い内容
悪いテンポは改善なし
ファンディスクとしてはそこそこ
テイルズオブシリーズ関連作品リンク?

概要

テイルズオブシリーズのキャラクターが共演するスマートフォン用シミュレーションRPG『テイルズ オブ ザ ワールド タクティクス ユニオン』の3DS移植版。
移植にあたり、キャラや音声、ストーリーの追加が行われている。

内容は、夢の世界「レーヴァリア」にシリーズキャラクターが記憶喪失の状態で召喚され、元の世界に戻るため戦っていくというもの。

出典 登場キャラクター
テイルズ オブ ファンタジア クレス / すず / ダオス
テイルズ オブ デスティニー スタン / リオン
テイルズ オブ エターニア リッド / メルディ
テイルズ オブ デスティニー2 ロニ / ハロルド
テイルズ オブ シンフォニア ロイド / コレット / ゼロス / プレセア
テイルズ オブ リバース ヴェイグ / アニー
テイルズ オブ レジェンディア セネル / ノーマ
テイルズ オブ ジ アビス ルーク / ティア / ガイ / ジェイド / ナタリア
テイルズ オブ ザ テンペスト カイウス / ルビア
テイルズ オブ イノセンス ルカ / スパーダ
テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士- エミル / マルタ
テイルズ オブ ヴェスペリア ユーリ / エステル / フレン / ジュディス / リタ / レイヴン
テイルズ オブ ハーツ? コハク / ヒスイ
テイルズ オブ グレイセス アスベル / ソフィ / シェリア
テイルズ オブ エクシリア ジュード / ミラ
テイルズ オブ エクシリア2 ルドガー / ユリウス

システム

  • オーソドックスなシミュレーションRPGで、キャラクターごとにターンが周ってくる。
    • 特定のキャラクター同士には好感度が設定されており、同じマップに出撃させたり隣接して行動させたりすると上昇する。
      好感度が一定値に達すると好感度会話が発生し、戦闘が有利になる効果が現れる。
    • 攻撃時、自分もしくは敵に術技を発動できる範囲にいるキャラクターに「援護」を要請することで、同時に攻撃したり、攻撃と回復を同時に行うといったことが可能。

評価点

  • これまでの共演作品では、出典が同じキャラクターはゲーム開始時点で知り合いであることが多かったが、本作では兄弟であっても初対面であるため、新鮮な人間関係が見られる。
    • 好感度会話も意外なキャラクター同士が設定されており、本作独自の組み合わせの会話も飽きさせない。
  • スマートフォン版では「記憶の欠片」を集めて術技やスキルに変換し習得するというシステムだったが、何に変換されるかは完全にランダムで、運が悪ければゲームクリアに至っても強力な術技「秘奥義」を誰も覚えていないという事態すら発生し得た。
    3DS版ではスキルは戦闘で得られるスキルポイント、術技はレベルアップにより習得できるようになり、ランダム性は消滅した。

問題点

  • 戦闘のテンポが悪い。スマートフォン版からの問題点がそのままになっている。
  • 解像度の違いから、グラフィックがやや劣化している。*1
  • キャラクターについて
    • 最早共演作品では恒例になってしまったが、各作品間で人数の差が非常に大きい。
      具体的には、『ヴェスペリア』は6人、『アビス』は5人、『シンフォニア』は4人、『ファンタジア』・『グレイセス』は3人で、残り11作品は2人。偏り具合も「マイソロジー」や「バーサス」から殆ど変わっていない。
      • しかしスマートフォン版では残り11作品のうち、9作品は1人だった*2ため、これでも改善されているのである。
    • テイルズ オブ バーサス』で散々批判され『テイルズ オブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ』で改善された「主人公がいない作品がある」という点がなぜか復活してしまっている。
    • スマートフォン版でダウンロードコンテンツとして登場していたキャラクターは、ストーリーにほとんど絡まない。
  • 新ストーリーは既存ストーリーの裏側を描いたものであるが、既存ストーリーと合流したところで後味の悪いままぶつ切り終了。内容もかなり短い。

総評

スマートフォン版からの改善点は確かにあるものの、元の内容が薄いのに追加要素が少ないことに問題あり。
シリーズ最新作の『ゼスティリア』が控えていたことや、注目度の低いスマートフォン用ゲームの移植ということから話題に上りにくく、
自分でキャラクターを動かす戦闘が魅力のシリーズなのにそれができないシミュレーションRPGということで評判もよくないが、
キャラクター同士の関係は今までの共演作品にはないものであるため、それらに飽きたのであればやってみても良いかもしれない。

余談

  • 『ユナイティア』というタイトルは、元々新作マザーシップタイトルのタイトルとしてユーザー間で噂になっていたものであり、公式自ら否定するほどだった。
    今回そのタイトルが本当に採用されることになったが、噂との関連は不明。