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ハコボーイ! - (2015/05/26 (火) 22:20:21) の編集履歴(バックアップ)
ハコボーイ!
【はこぼーい】
ジャンル
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パズルアクション
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対応機種
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ニンテンドー3DS (ニンテンドー3DSダウンロードソフト)
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メディア
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ダウンロード専売ソフト
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発売元
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任天堂
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開発元
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HAL研究所
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発売日
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2015年1月15日
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定価
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630円(税別)
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プレイ人数
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1人
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判定
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良作
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概要
2015年1月14日の『ニンテンドーダイレクト』で突如発表され、即日配信開始されたひらめきパズルアクション。
『星のカービィシリーズ』のHAL(ハル)研が開発した完全新規タイトルである。
特徴
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プレイヤーは真四角の箱に顔と足の生えた「キュービィ」を操作し、ゴールの扉に入ることが目的となる。
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キュービィはBでジャンプ、Yでハコを出す。基本操作はこれだけで非常にわかりやすい。
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本作でもっとも重要となるのが「ハコを出す」アクションである。
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Yを押したまま十字キーを操作すると、押した方向に向かって「ハコ」が精製される。Yを押したまま連続で十字キーを操作すると複数のハコをくっつけた状態で精製できる。
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精製されたハコはもう一度Yボタンを押すと目の前に投げることが出来、十字キー下を押すとその場に下ろすことが出来る。
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横に連ねたり、階段状にしたりと様々な形にハコを伸ばしていくことが出来るが、ステージには一度に出せるハコの数が決められており、その数以内で精製しなければならない。
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出したハコは押したり乗ったりすることが出来る。新しくハコを出そうとすると、前に出したハコは消滅する。
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キュービィと繋がったままのハコが地面に触れると赤くなる。この際、Yを押すと赤くなった箱に向かってキュービィが移動する。
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ステージをクリアすると、ショップでの買い物に使える「メダル」が貰える。
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各ステージに数個配置されている「王冠」を全て取得してクリアするとパーフェクトボーナスとしてより多くのメダルが貰える。
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しかし、ステージには使えるハコの数が設定されており、王冠取得前にそれ以上のハコを使ってしまうと王冠が取れなくなってしまう。
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ショップではキュービィの見た目を変える「コスチューム」ゲーム中の楽曲を聴ける「サウンド」スコアアタック、タイムアタックが遊べる「追加ステージ」、ハコの使い方を解説する「ハコ技の書」が購入出来る。
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コスチュームは終盤~エンディング後に登場するものは出せるハコの数を増やしたり、素早く移動できるといった特殊能力が得られるものもある。
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ショップの商品はゲームを進めて宝箱を開けると追加されていく。
評価点
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多彩なハコの使い方が楽しい。
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段差を登る基本から、高い場所に引っ掛けて移動したり、ビームを防いだりと使い方は非常に多彩。
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ゲームが進むとスイッチを押している間だけ開く扉やベルトコンベア、クレーンなどの多彩な仕掛けが登場する。制限時間はないので、どういう形にハコを出すかじっくり頭を捻りながらプレイ出来る。
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一部の仕掛けでは素早くハコを出したり、半マス分の距離を利用するのも重要。
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ステージは全173ステージ用意されており、ボリューム満点。
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なおかつ難易度の上昇はゆるやかだが、王冠パーフェクトを狙うと難易度が上昇する良好なゲームバランスで万人が遊びやすく配慮されている。このあたりはさすがHAL研といったところ。
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エンディング後に解禁されるおまけワールドの最後2ワールドではハコを2セット出せるようになるため、さらに難易度は上がっていく。また、おまけワールドは全体的に出せるハコの数がギリギリに設定されているので、王冠パーフェクトを狙うと非常に難しい。
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どうしても解けないプレイヤーのために「ゲームコイン」を使ってヒントを貰えるようになっている。
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全ワールドクリア後にはプレイレコードがオープンし、各ワールドのクリアタイム、使用ハコ数、リトライ回数が開示される。全てS評価を獲得するのは至難の道。
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タイムアタック、スコアタック専用のステージも用意されている。素早い判断、ジャンプ飛距離の把握や少数のハコで突破していく腕が試されるので、本編とは違った面白さを味わえる。
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ゲームを進めていくとキュービィのストーリーが展開されていく。
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『星のカービィ』などと同様に言葉で語られることはないが、仲間が増えて一緒に行動しつつ、この世界の謎に迫っていくことになる。
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ワールドマップ自体に思いがけぬ仕掛けが用意されており驚かせてくれる。エンディングは少々切ない。
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白と黒のみで構成されたシンプルな世界も特徴的だが、これもエンディングに関係している。他にも様々な伏線、要素があるので考察するのも面白い。
問題点
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プレイレコードを更新するためには1ワールドの全ステージを通してやり直す必要があるが、テンポが悪い。
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区間が短いとどうしても「最適な行動を取るのは当たり前」「僅かなジャンプのタイミングを最適化する」「コンマ何秒かの行動を制御する」と言った、瑣末な事が必要になってしまう。区間が長ければ「迷わず最適な行動を取る」と言う点の方が重視されるため、ワールドを通してのレコードになっているのはむしろ長所とも言える。
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が、何回もプレイする関係上、クリア時の演出を何度となく見る事になる。普通に通しでプレイしている時は気にならなくても、リトライを繰り返している時にはかなり気になる長さ。
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追加ステージも複数のステージを連続プレイしていく方式だが、こちらは途中の演出はなくすぐに次のステージが始まる。本編でもこのシステムを採用して欲しかったところである。
総評
シンプルなシステムだが多彩な仕掛けやステージ構造で楽しませてくれる良作アクションパズル。
シンプルゆえに攻略には頭を使わねばならず、パズルゲームとしての完成度は非常に高く配信後すぐに好評の声が相次いだ。
安価ながらボリュームも多いので価格以上に楽しめるだろう。
余談
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HAL研究所がカービィシリーズ以外の作品を開発したのは、2010年にDSiウェアで配信した『カメラであそぶ 顔グライダー』以来実に5年ぶり。