「セガツーリングカーチャンピオンシップ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
※このページでは、アーケード版『セガツーリングカーチャンピオンシップ』(不安定)と、その移植作であるSS版(クソゲー/劣化ゲー/不安定)、そしてSS版の移植であるPC版(不安定)について紹介します。
【せがつーりんぐかーちゃんぴおんしっぷ】
ジャンル | レース |
対応機種 | アーケード(MODEL2C) |
発売・開発元 |
セガ・エンタープライゼス (セガAM分室) |
稼動開始日 | 1996年 |
判定 | ゲームバランスが不安定 |
ポイント |
異常に高い難易度 中途半端なコンセプト BGMやスピード感は高評価 |
車の操作性、COM車の速さ、時間制限どれを取っても異常に難易度が高いゲームバランスに仕上がっており、生半可な気持ちでシートに乗ったユーザーに牙を向いた事だろう。
一般的に他社と比べて難易度が高めであるセガ社製のレースゲームの中でも同じ年に稼動した『スカッドレース』と並んで屈指のマゾゲーとして認知されている。
アクセル全開のドリフトで曲がるような爽快感こそないものの、ゲームの出来や設定自体はしっかりしており、万人向けの調整がされやすいアーケード向けのレースゲームで本物のレーシングカーのシビアさが味わえる貴重な作品。
そのストイックさゆえ一定のプレイヤーたちから支持されたのは事実であり、一方で万人受けするレースゲームであったとは言い難い…そんなゲームである。
本作が稼動開始した翌年、セガサターンに移植されたのだが…。下記参照。
【せがつーりんぐかーちゃんぴおんしっぷ】
ジャンル | レース | |
対応機種 | セガサターン | |
発売元 | セガ・エンタープライゼス | |
開発元 | CRI(CSK総合研究所)(現:CRI・ミドルウェア) | |
発売日 | 1997年11月27日 | |
定価 | 5,800円(税別) | |
判定 | クソゲー | |
劣化ゲー | ||
ゲームバランスが不安定 | ||
ポイント |
常時処理落ち あまりに劣化し過ぎなグラフィック EASYでも容赦無し パッドとの相性悪過ぎ 成長が遅く指示すら出せないAIカー |
ストイック過ぎる難易度で一部のマニアを生み出したAC版レースゲームの移植作だが、移植度の低さに加え常に処理落ちするという致命的な問題を抱えた作品。
同じく水口氏が手掛けた『セガラリーチャンピオンシップ』とは同機種への移植度において雲泥の差、一目瞭然である。
ただでさえ移植元が血反吐出るようなバランスのゲームなのに、本移植作ではそれに加えて時空間まで歪められてしまってはプレイ意欲を削ぐのには充分過ぎると言えよう。
【せがつーりんぐかーちゃんぴおんしっぷ】
ジャンル | レース | |
対応機種 | Windows | |
発売 | セガ・エンタープライゼス | |
開発元 | CRI(CSK総合研究所)(現:CRI・ミドルウェア) | |
発売日 | 1998年2月27日 | |
定価 | 8,800円(税別) | |
廉価版 | 2000年/2,000円(メディアカイト発売) | |
判定 | ゲームバランスが不安定 | |
ポイント |
SS版の欠点を多少改良 ネットワーク対戦が追加 |
SS版から改善されたものの、肝心な部分の改善が行われず結果的に同じになってしまった。
だが、現代のPCではグラフィックボード非搭載でも普通に動くので、それだけでもマシな方だろう。