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カルテット - (2012/07/14 (土) 14:49:24) の編集履歴(バックアップ)
カルテット
【かるてっと】
ジャンル
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2Dアクション
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対応機種
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アーケード
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発売・開発元
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セガ・エンタープライゼス
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稼働開始日
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1986年
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ポイント
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無常な時の流れ 世の中には「色褪せる名作」もある
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概要
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横スクロールアクションゲーム。自機キャラクター位置によって動く任意スクロール。
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特徴的なのは4人同時プレイ可能の大型筐体。自機キャラクターは4人おり、それぞれが青・黄・赤・緑のパーソナルカラーを持っている。4色に塗り別けられた筐体は印象的である。
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コイン投入口が2つあり、投入した場所によって使用できるキャラクターが異なる。
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林克洋の手がけたテクノサウンドは非常に人気が高い。
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後に第一ステージ曲「QUARTET THEME」はProject DIVA Arcadeに追加されている。
システム
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通常の横視点2Dアクション。道中に落ちているアイテムを入手できる。
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4色に変化するパワーアップアイテム。収得するとそれぞれのパーソナルカラーキャラクターのショットを収得でき、同色を取るとパワーアップして行く。
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ジェット。移動速度が一律になるが飛行が可能になる。
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鍵。どこかにいる(大抵ステージ端)ボスを倒すと出現。鍵を取ったキャラクターがドアに接触する事でステージクリアになる。
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他にも移動速度が上昇する靴や、ジャンプ力が上昇するバネなどが登場。
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ライフ制。Powと表記されており、ボスにダメージを与える・ボスを倒す・鍵を使ってドアを開ける事で貢献度が蓄積。ステージクリア時、最も貢献度が高いキャラクターのPowにボーナスが加えられる。
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鍵やジェットを持ったキャラクターがダメージを受けるとアイテムが弾き飛ばされる。拾いなおす事ができるが、他プレイヤーが拾って自分の物にする事もできる。
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他プレイヤーキャラクターの頭に乗って移動できる。ジャンプして高所に移動させる戦法も。
総評
非常に印象的な純正筐体・斬新なBGM・単純ながらも解りやすいシステムで、1986年と言う時代を考えれば傑作・名作と言っていい代物である。だが、時の流れは本作の価値観を奪って行った。テクノはVGMにおいて最早ありふれたジャンルの一つであり、システムはロックマンシリーズと言うバランスの取れた傑作があり、同時プレイと言う価値観もユーザーの求めるジャンルが異なる事であまり意味をなさず、いくらでかいとは言え一台の筐体に4人がひしめき合うには小さすぎて、非常にやりづらい。
更にこの筐体が古い・高い・でかいの三拍子揃っていたため、現存する数が少ないあたりがこのゲームの優位点を更に損なわせる結果に繋がってしまった(『ガントレット』筐体を流用した店舗も少なくない)。無常にも本作は現代において「素っ頓狂な筐体を抱えたありふれたゲーム」となってしまったのである。
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のちに通常筐体用にマイナーチェンジされたバージョン『カルテットII』も登場。IIと銘打ってはいるが、最初にプレイヤーキャラを4人の中から選択、同時プレイ可能人数は2人までという以外、システム等は一緒との事。
家庭用移植
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ダブルターゲット シンシアの眠り(セガ・マークIII、セガ・エンタープライゼス、1987年1月18日発売)
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単体収録のタイトルとしては国内唯一の移植。ゲームタイトル変更の理由は、最大で二人同時プレイになり、アーケードの3~4人同時プレイが削除された影響で、原作タイトルの「カルテット(四重奏)」の意味が成していない影響だと思われる。
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プレイステーション2ソフト『SEGA AGES 2500シリーズ Vol.21 SDI&カルテット ~SEGA SYSTEM 16 COLLECTION~』にも同時期に稼動したアーケード作「SDI」とのカップリングとしてリリースされた。アーケード版と上記のダブルターゲットの両方が収録されており、これ一本で二つの機種分が遊べる(SDI側もアーケードとマークIIIの両機種版が収録され、計4作品の収録となる)。