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AKIBA'S TRIP2 - (2015/08/30 (日) 09:37:44) の編集履歴(バックアップ)
AKIBA'S TRIP2
【あきばず とりっぷつー】
ジャンル
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アクションアドベンチャー
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対応機種
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プレイステーション・ヴィータ プレイステーション3 プレイステーション4 Windows Vista~8
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発売・開発元
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アクワイア
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発売元【Win】
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XSEED Games(Marvelous USA)
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発売日
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【PSV/PS3】2013年11月7日 【PS4】2014年7月3日 【Win】2015年5月26日
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定価
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【PSV】パッケージ版:5,670円/DL版:4,500円 【Win】3,980円
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レーティング
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CERO:C(15歳以上対象)
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判定
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バカゲー
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ポイント
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アキバでストリップの続編 正統進化したゲーム性と路線変更のシナリオ
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AKIBA'S TRIPシリーズ AKIBA'S TRIP / AKIBA'S TRIP PLUS / AKIBA'S TRIP2
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概要
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2011年にリリースされた、秋葉原を舞台としたアクションアドベンチャーゲーム『AKIBA'S TRIP』の正式な続編。
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プラットフォームはHD(リアル)ゲーム機(プレイステーション・ヴィータ/プレイステーション3/プレイステーション4)及びWindowsPCへ移行した。前作と同じく実在店舗とのタイアップにより忠実に再現された秋葉原界隈を舞台にして物語は進んでいく。
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キャラクターデザインは前作のtanuに替わってぽよよん▼ろっくが起用された。
ストーリー
稀少グッズがもらえるというバイトに応募する主人公だが、謎の組織によって人体実験の被験者として人造吸血鬼・魔骸者(マガイモノ)にされてしまう。実験後に処分される予定であったが乱入してきた謎の少女、刻風雫の協力によって研究所からの脱出に成功する。
だがその際に雫をかばい背中を殴打される。大した事は無かったものの、これが原因で半ば強引に雫に血を直接飲まされて「眷属」となってしまう。
その後謎の組織によって魔骸者(マガイモノ)を生産される事を知り、アキバ自警団の仲間達と刻風雫と共に戦いへと進んでいく。
特徴・評価点
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進化したゲーム性
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グラフイックは前作よりも大幅に向上にし、よりリアルな秋葉原が再現されている。
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またフィールドには行けなかった西口ヨドバシカメラ方面も行けるようなった。
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「無印」ではマップの移動画面でしか着替えられないが、今作ではスマホからいつでも着替えられるようになった
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移動も楽になり以前はフィールドの外にでないと移動できなかったが、今回はスマホからすぐに移動できるようになった。
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「ぽつり」もその項目事にまとめられて、振り返り時楽になった。
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アクションも以前では道具や武器を鍛えていないとすぐ死亡してしまうゲームバランスだったが、今回は簡単に脱がせてストーリーをさくさく進める。
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また今回から敵キャラクターの衣服を脱がせる「ストリップアクション」には、新たにパートナーの女性キャラと共に行う「ユニゾンストリップ」が加わったことにより戦闘がスムーズになった。
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ちなみに、内容は基本的にストリップというかヒロインによるリンチ。
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加えて敵を連続して脱がせる際にボタンも色がついて、押し間違えが少なくなった。
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本作では、各衣裳の系統に応じて別途設定された経験値がマックスになってないと、ストリップしても確実に破けるようになっている。
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特定ルートでしか遭遇できない衣装もあるので、事前にあらかた経験値を上げておくことをお勧めする。
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着せ替え要素のパワーアップ
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「無印」では上半身と下半身だけだったが、「前作では隠し要素的なものだったインナーの着せ替えが一周目から可能になり、加えて靴の着せ替えが可能に。さらに移動モーションやストリップ技のモーションも変更可能になった。
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ストリップ技は主に闘技場をクリアすると取得でき、デフォルトだと無理矢理引きはがすだけだったのが、変更することで某少年誌で見たことがあるようなモーションになったり念動力で剥いでみたりとあらぬ方向に変化する。
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移動モーションは主に敵を倒すとたまにドロップし、変更することで歩き方が女性らしくなったり千鳥足になったり宙に浮いたりする。
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見た目的に色々いじれて面白いのだが、ストリップ技は物によって演出が長かったり、移動モーションは一部移動力が速くなるものがあるなど、実利を求めるとかなり狭まってしまう。
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武器の個性
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剣・鈍器・大剣といったカテゴリごとに大凡のアクションが決まっている他、サイリウム(だったもの)ならオタ芸を繰り出し、ミサイル風の武器なら爆発するなど様々な個性が存在している。
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とりわけ、ネームドキャラの持つ武器は特殊なものが多く、物によっては瞬く間に服の耐久度を減らせる強力なものもある(強力すぎて破ってしまうこともあるが)。
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イベントがフルボイス
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イベントのフルボイスは『plus』からあったが、主人公の名前を呼ぶ部分のボイスが無くセリフが不自然に途切れるという点が解消された。
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主人公の名前を呼ぶ際は『あんた』や『先輩』等のボイスが挿入され、会話の違和感が無くなった。
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イベント時に一枚絵が出るようになった、設定でスマフォ(スタートメニュー)の壁紙に設定可能。
賛否両輪
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路線変更のストーリー
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今回は眷属にされた主人公が仲間と共に秋葉原の危機に立ち向かうというよく言えば王道、悪く言えば目新しさの無いストーリーとなっている。
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前作は「吸血鬼と人間達の対立と葛藤」「正義である筈の組織の裏の顔」「秋葉原市民の団結」といった、奥深く燃える展開もあったが今回はそれに比べると薄味で地味。前作ファンからはガッカリしたと言う声も。
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尚、前作と違ってライトノベル作家のアサウラ氏は関わっていない。
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また『1』ではストリップ技の習得のシナリオもあったが、『2』ではその技習得イベントが無く、いきなり主人公たちが服を脱がせるテクニックを身につけているなど不自然な点もある。
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この件に関しては、前述のストリップ技で解消を図っていると思われる。ちなみに、本作での習得イベントはユニゾンストリップを習得する内容。
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だがシナリオの批判点は「1と比べて」という意見が多く、大きな矛盾や破綻がある訳でもないので単体で見れば概ね問題ないと言える。
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また各ヒロインの会話での選択肢が、簡単で褒めればすぐに好感度が上がりやすい。加えて、2周目からはどの選択肢を選べば誰の好感度が上がるか表示までされる。
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そのためギャルゲーの難易度が低いという意見が出てくる。
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まあ、本作はアクションゲームであってギャルゲーではないので、好感度の上下に手間を取られないで済むのはありがたい所ではある。
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仲間との共闘
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前作は終盤のみで仲間と共に戦えたが、今回は最初からタッグが組める。
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『2』では乱戦しがちなので、敵を引き付ける役や前述の「ユニゾンストリップ」が加わったより戦闘がスムーズになった。
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だが一方でコンボの途中で邪魔してきたり、欲しい敵の服をやぶたっり、道をふさいだりなどいらいらさせることもしばしば起こる。
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服を破くなどの問題は待機命令を出すことで回避可能だが、うまくやらないといないのと同じ扱いになってしまう。
問題点
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『2』を謳っているが、前作からの繋がりはほぼない。続編にあって然るべき「旧作プレイヤーならニヤリとできる」場面も皆無に等しい。
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中には前作を「そう言うラノベがあった」と、劇中劇で片付けていると思わせるような台詞もあり、前作ファンにとっては辛い所がある。
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しかし、サブミッション中には「元・エージェント」と称する前作との関連を匂わせるキャラクターや「ぽつり」の大食いに関するスレッドでもそれらしき会話があるなど、全く関連がないわけでは無いようである。
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可能性として考えられるのは、「実際に事件はあったけど、ラノベの出来事でしたという情報操作が行われている」といったところだろうか。
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前回から続くの問題点
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乱戦時にフルボッコにされやすい
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大勢の敵がいると自動で敵がロックオンされてしまう。そのためその間に敵がカウンターや強攻撃(ガード不能)で吹っ飛ばされたりされてしまう。また逃げようにも狭い場所が多いので道をふさがれてしまう。
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イベントキャラが出るまでラグがある。
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サブミッションのキャラクターなど登場するのに多少待たなくてはならない。その為見つけにくくなっている。
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使用モデルの性別がクリア後選択できるのだが、イベント等に変化が反映されない。
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カティ・ライコネン
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登場人物で共に戦えるカティという留学生の少女だけ個別EDが無い。
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カティの「ユニゾンストリップ」や一枚絵も用意されているのにこの待遇に疑問を浮かべるユーザーがいる。
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妹イベントの制限時間が短い
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妹EDが見るためにミッションをクリアしなくてはならないが非常の時間制限が厳しく初見でクリアするのが難しい。
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暗に急かされているので、時限イベントであるというヒントは出されてはいる。
総評
バカゲー的要素が高い続編。
『1』の様々な隣りのエリアに直接移動が出来るようになったり、武器のモーションに個性が付いたり、グラフィックが向上(それでもハードを考えると微妙ではある)したり、
相変わらず店員が無表情だったりと不満点を解消したりしなかったりでゲーム性自体は順当に進化を遂げたものの、『1』の高評価を受けたシナリオと比べると微妙な出来になり、一概に良作とは言いにくいゲームとなっている。
しかし、あくまで『1』と比べてシナリオ面に不満が出ると言うだけでゲーム性自体は先の通りよくなっているので『ストリップアクション』として触れるなら『2』の方が良い。
余談
後に発売されたPS4版とWin版では販売されたDLCがすべて含まれているので、ハードがあってこだわりがなければそちらをお勧めする。