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マリオパーティ5 - (2015/09/05 (土) 21:46:47) の編集履歴(バックアップ)
マリオパーティ5
【まりおぱーてぃふぁいぶ】
ジャンル
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パーティゲーム
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対応機種
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ニンテンドーゲームキューブ
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発売元
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任天堂
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開発元
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ハドソン シーエイプロダクション
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発売日
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2003年11月28日
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定価
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6,800円(税別)
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判定
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良作
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マリオシリーズ・関連作品リンク
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概要
マリオパーティシリーズの5作目。
なお、今作でのガイド役を務めるのは『マリオストーリー』に登場した「星のせい」達7人。
特徴
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カプセルシステム
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従来作でのアイテムに変わるシステム。カプセルガチャの前を通ると無条件で1つカプセルをもらうことができる。もらったカプセルはコインを用いて自分に使ったり、マスに仕掛けたりできる。
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マスに仕掛けられているカプセルにはそのカプセルの特徴に応じてマークがつく。ワンワンカプセルやチャンスカプセルなど特定のカプセルを除いて、基本的に何が仕掛けられているかは一目ではわからないようになっている。
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従来のショップでコインを消費してアイテムを買うそれと異なり、カプセルガチャは無料で行える。なおカプセルはガチャ以外にも一部マップでの?マスイベントで手に入ることがある。
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ストーリーモード
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ストーリー内容は、みんなが見ている夢を破壊しようと画策するクッパから、みんなの夢を守るために戦うというもの。
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今回戦うのはクッパ本人ではなく、クッパの手先として登場するミニクッパR、G、Bの3匹となっている。
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従来のパーティモードを拡張したルールとは異なり、いつもより簡略化されたマップを舞台にミニクッパRGBの3体をデュエルミニゲームで撃破していくというゲーム内容になっている。
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制限ターン以内にRGB全員のコインを0にすれば勝ち。逆にプレイヤー側のコインが0になると負け。通常では通貨として扱われるコインがここではRPGでいうHPの概念に似たものになっている。
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新規プレイヤーキャラの登場
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新しく「キノピオ」「テレサ」「ミニクッパ」がプレイヤーキャラとして使用できるようになった。ただし、この三人はストーリーモードでは使用できない。
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その代り「ドンキー」はプレイヤーキャラとして降板。「ドンキーマス」でプレイヤーをサポートする形となった。
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前作からの変更点
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「ミラクル(チャンス)マス」や「バトルマス」など一部マスが削除され、基本的に「プラス(マイナス)マス」「ハプニングマス」「ドンキーマス」「クッパマス」の4つのみになり、カプセルを仕掛けて各マス毎にイベントを作らせる形となっている。
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「ドンキーマス」「クッパマス」はプレイするごとに全てのプラス(マイナス)マスから、どれか一つが選ばれる。クッパマスはラスト5ターンイベントや、低確率で手に入る「クッパカプセル」で数が増えることがある。
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バトルマスの削除により、バトルミニゲームがターン終了後のミニゲームで発生するように変更になった。
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ミニゲームが選ばれる方法も、3つのミニゲームから全プレイヤーの多数決によって決まる。2つのミニゲームに2票入っていた場合は、誰も選ばなかった方が選ばれる。
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ミニゲームパックの種類が増加し、新しく「アクション」「テクニック」「ヘンテコ」の三種類が登場。
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アクションパックはアクション中心、テクニックはテクニック中心、ヘンテコパックは運任せや変わったミニゲーム中心に揃っている。ただし、ボーナスミニゲーム(黄色の字で書かれているミニゲーム)はどのパックにも登場する。
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その代り、前作でミニゲームを自由に決められた「カスタムパック」は廃止となった。
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スロットBに指しているメモリーカードを、ゲーム中で使用できなくなった。使用できるのは、後述のスーパーデュエルモードでデータを読み込む時だけである。
評価点
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カプセルシステム
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まず、無料で手に入るためミニゲームでコインを稼ぎづらい初心者に優しいシステムである。それでありながらマスに仕掛けて無料で使えるようにするか、コインを消費して自分に使うかという考える余地を生み出し戦略性の向上に大きく貢献している。
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従来のアイテム制では、強力なアイテムを買うのにコインが必要であるためミニゲームでコインを稼ぎづらい初心者が逆転しづらくなっているという問題があった。
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アイテム制の問題点を解決するとともに、初心者への配慮と更なる戦略性の向上を両立しているという点で評価の高いシステムである。
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従来作でのテレサの役割が貴重なカプセルであるワンワンカプセルに変更された。
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コインの強奪は無料、スターを奪うのに必要なコインは30枚と減らされているが、マスに仕掛けることができる上にカプセルを自分に使う際15コインが必要なので性能的には殆ど従来と一緒である。
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マップを通るだけで利用できたテレサとは違いとても排出率の低いカプセルであるため、従来のように上級者同士でのテレサを用いたスターの横取り合戦のような事態には殆どならない。
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ストーリーモードのテンポは歴代でも屈指の良さ。
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従来作で指摘されていたCOMフェイズ時の待ち時間が一人プレイではストレスになるという問題を解決するべく、今作ではなんとミニクッパRGBの3人を一画面で一斉に動かすという斬新な力技によってテンポの問題点を解決した。
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ミニゲームもミニクッパとすれ違った時か特定のマスに止まった時のみ発生するだけであり、通常の1ターンごとの総参加ミニゲームは無し。マップも狭いため非常に短時間でのマップ攻略が可能。
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やったことがないミニゲームを集めやすくなった
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前述の通りミニゲームパックの種類が増加したため、ミニゲームの種類をある程度絞り込めるようになった。そのため、前作までと比べまだ遊んだことがないミニゲームを出しやすくなった。
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ハイレベルな「おまけ」要素
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今作でも特に評価の高い部分。今作にはこれでもかと楽しめる良質な「おまけ」が多数存在している。
スーパーデュエルモード
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数種類のパーツを組み合わせてマシンを作り、相手と対戦するモード。他プレイヤーのマシンを保存しておくこともできるうえ、対人戦も可能。
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バランス型、スピード重視、コントロール重視など、様々なパーツがある。これらのパーツを組み合わせるカスタマイズはなかなか奥が深い。
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中でも武器の種類が豊富である。相手を追尾するミサイル、直線状に飛んでいくレーザー、一発の威力は低いが連射が効くので当てやすいマシンガン、ボタンを離した瞬間に爆発する爆弾など、テクニカルな武器が豊富。
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パーツ購入に必要なポイントは基本的にミニゲームをプレイすることでたまる。しかし特定条件で購入可能になるパーツもあるため、全てのパーツをそろえるのは中々大変である。
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COMも頭が良く、3段階の難易度が用意されている一人用トーナメントに参加するだけでも十分楽しめる。中でも最高難易度で戦うことになるドンキーコングの異常な強さに泣かされたプレイヤーは多数。
すごいおまけモード
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今作のウリともいえるモード。「すごいおまけ」の名に違わず、3種類の良質なミニゲームが楽しめる。
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「ねっけつ!ビーチバレー」
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前作であった「はくねつ!ビーチバレー」の改良版。
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1タッチごとにカウントが始まり0になると爆発して相手に得点が加算されるボール、回っている間に取得点数が変動するといった新しいボールが追加されている。
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「げきとう!アイスホッケー」
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2vs2でチームを組んで行うアイスホッケー。アイスホッケー独特の慣性もしっかり再現されている。
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一見普通のアイスホッケーに見えるが、なんと相手をスティックでぶっ叩いてボールを奪ったりしても御咎めなし。したがって好き放題暴れられる。
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「カードパーティ」
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いつもとは違う、テーブルゲーム的なマリオパーティ。
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移動にはサイコロを用い、最も多くのスターを集めた人が勝利というルールはそのままだが、使用するサイコロが1~6までの出目になっている本物同様のサイコロ、コインの概念がない、各種ミニゲームが発生しない、など同じようで違う新鮮なルール。
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とにかくシンプルなルールだが、次の移動先がカードで隠れているのでめくってみるまで分からないといった不確定要素があったり、マップの広さを設定できたり、良好な進行テンポなど、シンプルながら完成度は通常のそれと比べても劣らない。
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ルールもわかりやすく戦略性と不確定要素のバランスも丁度いいため、初心者でも上級者を相手に十分戦える。
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これらのおまけ要素は、どれも単なる「おまけ」を遥かに超えた完成度をもっていたため、多くのプレイヤーから絶賛された。
問題点
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歴代作の中でもゲーム進行のテンポ自体は悪い部類。
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移動速度が遅かったり、ミニゲーム時や各キャラクターのリアクションが長めだったりなど、ゲーム進行そのものは全体的にローテンポである。
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しかし、上記の通りストーリーモードでは敵3人を一斉に動かすという斬新な手法によってこの点を全て解決している。このため、パーティモードのテンポは悪いのに、ストーリーモードのテンポは良いという妙な事になっている。
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カプセル周りでのCOMのAIには改善の余地あり。
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持っているだけで効果のある「ホネカプセル」を一杯でないにもかかわらず捨てたり、発動させたキャラのコインを半分にする効果の「パックンカプセル」を、わざわざコインを払ってまで自分に使うなど、不可解な行動がちらほら。
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集めづらいミニゲームがある
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前作にあったバトルマスが削除されたため、バトルミニゲームが非常に集めづらくなった。さらに多数決によってミニゲーム決まるため、COMがいる状態だと自由にミニゲームが選べず、やったことがないミニゲームを遊べないということも起きてしまった。
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ドンキーマス・クッパマスも基本的に1マスのみとかなり少ないため、ドンキーミニゲームやクッパミニゲームをプレイするのも難しくなった。
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スーパーデュエルモードのポイントが集めづらい
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基本的に「よにんよう」「1VS3」「2VS2」「バトル」のミニゲームを遊ぶと、その該当するポイントが溜まるという仕組みなのだが、パーツをもらうために何度もプレイする必要があるため非常に時間がかかる。
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特にバトルポイントは、前述のミニゲームが集めづらい事や全て買うと追加されるパーツも多いため、パーツのために何度もバトルミニゲームを遊ぶ…ということをしなければならなくなる。
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面倒であるが、フリープレイモードでバトルミニゲームを遊び、スタート直後にやめるを難度も繰り返せば早く溜まるのだが…
総評
新時代のマリオパーティの新たな方向性を打ち立てながらも、バランス面で上級者が有利すぎるという問題点を指摘されていた『4』から、あらゆる点で大幅な改良がされている。
特に、本編よりも面白いとまで評された多種多様なおまけ要素は今作の評価を語る上では欠かせない。
ミニゲームについても極端な実力重視のゲームは減っており、初心者も上級者も等しく一喜一憂できるとても優れたゲームである。
その一方で、旧作から続くゲームシステムそのものの限界が徐々に表面化し始めたのもこの作品からであり、
スタッフも従来通りのマリオパーティは今作で行き着くところまで行ったと思ったのか、これ以降のマリオパーティでは、
従来の20コインでスターと交換して上位を狙う以外の勝利方法を用意した変則ルール式のマップが多く登場するなど、さまざまなモデルチェンジを模索し始めることとなる。