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バビロニアンキャッスルサーガシリーズ - (2018/02/06 (火) 19:08:51) の編集履歴(バックアップ)


バビロニアンキャッスルサーガシリーズリンク

機種 タイトル 概要 判定
本編
AC ドルアーガの塔 アーケード初のRPG。
激ムズ難度ではあるが、それ故にゲーセン内コミュニティを大きく発展させたという。
スルメ
イシターの復活 経験値による成長、パスワードコンティニューなどさらなるRPG要素を高めた続編。
FC カイの冒険 ドルアーガの塔の前日譚。独特の浮遊感が特徴のアクション。 なし
SFC ザ・ブルークリスタルロッド シリーズ完結編だが、それまでと違いアドベンチャーゲームに。
48種ものマルチエンディングが特徴。
なし
外伝
GBC 攻めCOMダンジョン ドルルルアーガ MTGのヒットを受けて作られたカードゲームライクのRPG。
PS2 ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 不思議のダンジョン ローグライクゲーム・不思議のダンジョンシリーズのシステムを取り入れた作品。
しかしそれゆえに賛否両論となってしまった。
賛否両論
AC ドルアーガオンライン The Story of AON オンラインアクションゲーム。2009年10月にオンラインサービスを終了。
Win ドルアーガの塔 The Recovery of BABYLIM
ドルアーガの塔 The Phantom of GILGAMESH
基本無料のMMORPG。2013年10月上旬にThe Phantom~に名称変更。
2016年3月をもってサービス終了。

移植

機種 タイトル 概要 判定
ドルアーガの塔
FC ドルアーガの塔 いち早く発売されたファミコン初のRPG(RPGと見なされないケースもある)。
パッケージ裏にもシッカリと「RPG」の文字を確認できるが、まだその用語は認知されておらず殆どの人はアクションゲームと認識していた。
GB ドルアーガの塔 発売はナムコではなくエンジェル、開発はトーセが担当している。
残機制からHP制になる、10階毎にボス戦が挿入されるといった若干のアレンジがなされている。
PCE ドルアーガの塔 RPG要素が大幅に強化され、大胆なアレンジが施された結果、別物と言えるほどに変化している。
PC*1 ドルアーガの塔 8bitパソコンへの移植(MSX版のみナムコ、他は電波新聞社)
画面の縦横比の関係上、横にステータス画面を配置して縦長風に表示した作品が多い。
Win ドルアーガの塔
イシターの復活
PC*2 イシターの復活
Win Ultra Series イシターの復活
オムニバス
PS ナムコミュージアムVol.3 『ドルアーガの塔』AC版をほぼ完璧に移植。
設定資料を閲覧したり、「裏(FC版とは別物)」「闇」の2つの高難易度バージョンが用意されているなど、純粋な移植に留まらない豪華仕様となっている。
ナムコミュージアムVol.4 『イシターの復活』を移植。
PSP ナムコミュージアムVol.2 『ドルアーガの塔』AC版を移植。
DS ナムコミュージアムDS 『ドルアーガの塔』AC版を移植。
360 ナムコミュージアム バーチャルアーケード
Switch ナムコミュージアム
Win Wセレクション 13 ドルアーガの塔&イシターの復活


関連作品

機種 タイトル 概要 判定
PS テイルズ オブ デスティニー 「ドルアーガの塔」が隠しダンジョンとして登場。
GC バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海 ドルアーガの塔をモチーフとしたダンジョン「不思議庭園デトゥルネ」が登場。
また初回特典にFC版『ドルアーガの塔』の復刻版が付属
PS2 NAMCOxCAPCOM ギルとカイがPCとして参戦。ドルアーガを始めとする敵キャラも多数登場。



バビロニアンキャッスルサーガの時系列

  • エピソード0:カイの冒険
    • ドルアーガに奪われたブルークリスタルロッドを取り返すため、カイが単身で塔の最上階を目指す。
    • エピソード1の前史であるため、カイがドルアーガに敗れるバッドエンド前提である
  • エピソード1:ドルアーガの塔
    • ドルアーガに捕らえられたカイを救うため、ギルガメスが単身で塔の最上階を目指す。
  • エピソード2:イシターの復活
    • ドルアーガを倒し、ブルークリスタルロッドを取り返したギルガメスとカイは、主のいなくなった塔からの脱出を図る。
  • 最終エピソード:ザ・ブルークリスタルロッド
    • 塔から脱出したギルガメスとカイのその後の話。ロッドを天界に返上するべく、天界に昇る資格を得るためにギルとカイが旅を続ける。
    • マルチエンディング制。プレイヤーに結末を委ねているため、どのエンディングが正史かは定められていない。

続編

正統続編
『バビロニアンキャッスルサーガ』において、「正伝」とされている作品は『ドルアーガの塔』を除くと残りは下記の3つとなる。
この他にも『ドルアーガの塔』の名前を冠する作品は存在するが、生みの親である遠藤氏は「ゲームスタジオが製作に関わっていない作品は正史ではない」としている。
ただしストーリーや世界観の監修作業はそれらの外伝作品においても遠藤氏はきっちり行っている。*3

  • 『イシターの復活』
    • ドルアーガの塔の続編。今度は崩壊しつつある塔をギルとカイが力を合わせて脱出するお話。当時としては破格の美しいグラフィックや、ギルとカイを同時に操るプレイスタイル、キャラクターの成長とそれを記録するパスワードシステムが話題となった。
      • 1クレジットで二人プレイ可能。一人プレイ時はカイをメインで操作し、ギルをサブで操作する。
      • 今作ではギルの体力は常に見えている状態になり、ギルの体力が0になるかカイが防御魔法を発動させていない状態で敵に接触するとゲームオーバーとなる*4。このためカイを最初のザコにぶつけてしまい開始5秒でゲームオーバーになったというネタがあちこちから寄せられた。
      • ギルとカイを同時に動かせなければクリアは難しいのだが、ゲーム中ではもっぱら魔法を使えるカイを操作することが多く*5、ギルは魔法の効かない相手にしか用が無い使い走り扱いである*6。また、スタート時のギルは大幅な弱体化を受けており*7、ギルファンは涙した。
      • カイの魔力はコンティニュー(パスワードでの再開を含む)以外ではほぼ回復せず、成長が反映されるのも回復時のみなので、ニューゲームスタートからのノーコンティニュークリアは不可能と言われており、クリアには最低でも2クレジットが必要とされる。
    • 当時の家庭用ハードには移植は存在しなかったが、パソコンに移植版が発売されている(MSX2版のみナムコ。他機種版はSPSが開発・販売)。また、後年『ナムコミュージアムVol.4』にてドルアーガ同様高クオリティの移植が行われ、そちらには高難易度アレンジバージョン「裏イシター」が収録されている。
      • 当時家庭用ハードには移植されていないにも関わらず、後述の『カイの冒険』のTVCMでは本作の名前が登場する。そのため、ゲーセンに縁の無かった年齢層には何のことかわからなかった人もいたと思われる。
  • カイの冒険
    • FCにて発売された『ドルアーガの塔』の前日談で、発売は『ドルアーガの塔』より後だが設定上は第一話。つまり冒頭に書いた通り、カイが塔に挑んでドルアーガに囚われるまでのエピソードを描く作品であり、全クリアしてもバッドエンド。
    • 宝箱の探索要素がなくなった代わりにアクション性が高められ、ジャンプアクションゲームとなった。詳細は上記リンクにて。
  • ザ・ブルークリスタルロッド
    • SFCにて発売されたシリーズ完結編。シリーズ唯一のアドベンチャーゲームで、全48のマルチエンディングが特徴。詳細は上記リンクにて。

ゲームスタジオ未関連の外伝作品

  • 攻めCOMダンジョン ドルルルアーガ
    • MTGのヒットを受けて作られたカードゲームライクのRPG。ターンバトル+陣取り+TCGのハイブリッドという独特のシステムが特長。詳細は上記リンクにて。
  • 『ドルアーガオンライン The Story of AON』
    • かつてACにて稼働していたオンラインアクションゲーム。2009年10月にオンラインサービスを終了している。
      システムはDiabloライクゲームのそれであり、マルチプレイでのハクスラやアバターのカスタマイズがウリのゲームであった。
  • 『ドルアーガの塔 The Recovery of BABYLIM/The Phantom of GILGAMESH』
    • ナムコ&遠藤氏による監修の元、外部会社に委託して運営されていたMMORPG(2016年3月をもってサービス終了)。2013年10月にサブタイトルがThe Phantom~の方に変更された。
    • 従量課金制ではなく「基本プレイ料金無料、アイテム課金」方式となっている。
    • 初期の運営はゴンゾロッソ(ロッソインデックス)だった*8事もあり、親会社のゴンゾの手によりアニメ化もされている。