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ポップンミュージック ポータブル2 - (2015/10/14 (水) 00:31:46) の編集履歴(バックアップ)
ポップンミュージック ポータブル2
【ぽっぷんみゅーじっく ぽーたぶるつー】
ジャンル
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音楽シミュレーション
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対応機種
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プレイステーション・ポータブル
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発売・開発元
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コナミデジタルエンタテインメント
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発売日
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2011年11月23日
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定価
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4,800円(税別)
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判定
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良作
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ポイント
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まさかのポータブルの続編 実質『CS16』 DLCで曲が追加できるが、やや難あり 初期バージョンでは一部不具合
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ポップンミュージックシリーズリンク
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概要
2010年2月4日に『ポップンミュージック ポータブル』が発売され、多くのファンが歓喜した。
その成功を受け、翌年に発売されたのが本作である。
尚、前作はAC15がベースとなっていた為、本作ではAC版『ポップンミュージック 16 PARTY♪』がベースとなっている。
主なモード
フリープレイモード
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好きなキャラを選んで好きな曲をいくらでもプレイできる。隠し曲はパーティーモードで解禁しておく必要がある。
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DLC楽曲やキャラも自由に選択可能。
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アーケードやトレーニングとは違い、パーティーモードから独立したモードになっている。
パーティーモード
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本作のメインとなる、ストーリー付きのモード。MZD主催の元、プレイヤーはミミかニャミを操作し、フィールド上にいるキャラ達を招待して様々なパーティーを開催していく。
出会った相手によってはそのままバトルへ突入、更にマップ上には様々なアイテムも配置されている。
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前作の「アドベンチャーモード」とほぼ同様の形式だが、今作では「出逢ったキャラをパーティーに誘う」という、AC16のイベント「あつまれ!ポップンパーティー」に相当する要素が組み込まれている(但し開催ルールは異なる)。
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パーティーは、「○○パーティー」といった具合で開催され、パーティー会場の飾りや雰囲気などが毎回異なっていく。
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パーティーが開かれると、ポップンバトルがスタートし、上位に残れると隠し曲や隠しキャラが解禁されていく。
また、今作では拠点となるミミニャミの部屋のアイテムを調べることで以下のサブメニューに移行できる。
ETC
パーティーモード内でミミニャミの部屋のおもちゃ箱から移行できる。
ディクショナリー
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本作で登場したキャラ達の各アクションを見ることができる。本作ではキャラセレクト画面で各キャラのプロフィール設定を見られるようになったため、アニメ鑑賞モードのみに特化している。
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残念ながらDLC関連のキャラ達のアクションは何故か見ることが出来ない。
シークレット
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ゲームを進行させて選べる様になった曲やオジャマ、はたまた過去作のポスターを見ることができる。
フレンズ
ミュージックプレイヤー
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本作に収録されている曲(DLC関連は不可)を自由に再生できる。
クレジット
スキン
チュートリアル
みんなでパーティー
パーティーモードを進めると解放。ミミニャミの部屋でMZDに話しかけるとプレーできる。
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アドホックを用いて、最大四人まで他のプレイヤーと対戦する。
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所謂NET対戦モードの形式に相当。なお今作での対戦形式はこちらのみで、前作にはあった3ボタンバトルモードの方は廃止されている。
アーケード&トレーニング
パーティーモードを進めると解放。ミミニャミの部屋でポップン筐体を調べるとプレーできる。
本編とは違い、DLC曲も選択可能。
アーケード
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3曲続けてプレーするアーケード版風のモード。クリアするとポイントが貰える。
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残念ながらマイキャラの選択はできない(ミミニャミ固定。)
トレーニング
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DLCも含めた好きなキャラや曲、ノルマを選んで練習できる。
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オートプレーにして鑑賞する事も可能。
コーディネート
パーティーモードを進めると解放。
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集めたパーツを使ってミミニャミの部屋のコーディネートが可能。
オプション
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ボタン配置(キーコンフィグ)やメディアインストールなどの設定を変更できる。
ダウンロード
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配信されている追加楽曲パックを購入・ダウンロードできる。
評価点
ロード時間が改善された
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前作ではロード時間を解消する為のメディアインストールに対応していなかったが、本作では無事に対応している。
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また今作ではダウンロード版も配信。こちらはメディアインストールを行わなくても快適である。
収録曲
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今回は16をベースにしている為、ようやく16の曲がプレイできると、多くのファンから喜ばれた。
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また、AC17以降の曲も少数ながら先行収録された。
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17からは「カプセルプリンセス」「忍者メタル」、18からは「フォレストスノウ2」、そして当時稼働中だった19からは「ハイスピード幻想チューン」が先行収録され、ファンを喜ばせた。
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初回生産特典DLCで無料配信された曲も、「メタリックサーガ」「ウィンターポップ」「エレゴシックサバト」「トランスユーロREMIX」等、中々豪華である。当時稼働前だったAC版『20 fantasia』から「A.I.ダークネス」も先行でプレーできた。
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一方で旧曲に関しても、「バトルダンス」「ガールズロック」「エレクトロ」「ヒップロック」等といった人気曲も再録されており、前作同様ベスト版ともとれる体裁になっている。
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また、「ポップス(EX)」「アニメヒロイン(EX)」「デジロック(H/EX)」「ワールドツアー(EX)」といった昔の楽曲に新規の上位譜面が追加されたのも嬉しい。
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ワールドツアーEX以外は後にAC版にも逆移植されている。
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有料DLCで配信される曲をダウンロードして追加できる。
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各パックは10曲700円。それぞれの担当キャラも追加で使用可能になっている。
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「NUスタイルロカビリー」「フォークトロニカ」「おしゃまスウィング」「フォークロック」「エモクトロ」「胸キュン☆マレット」「メタルフロウ」など、AC版17以降からの先行収録曲も多い。
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中にはAC版には収録されていないPS3・Xbox360版「ネバーデッド」のエンディング曲も(REFLEC BEAT limelightからの移植)。担当キャラのエリカも先行収録である。
パーティーモード関連
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ストーリー中、ミミ、ニャミ、MZDや色んなキャラクター達とのやりとりが楽しめる。
また、開催できるパーティーの雰囲気や招待されたキャラの様々は台詞も見ていて楽しい。
賛否両論点
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「ヒップロックREMIX」以外のREMIX曲の担当キャラが、AC版ではそれぞれのREMIXに合わせたMZDだったが、本作では原曲と同じキャラに変更されている。
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例えばスパイREMIXなら担当キャラはチャーリーといった具合。このためこれらの楽曲のMZDのバリエーションは見られなくなった。
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この点に関しては賛否両論だが、懐かしいキャラが使えるという利点もある。
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「デジロック」「マキシマム」のボーカルが変更
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「マキシマム」についてはAC版では当時既に削除されていたため、ボーカル変更でも収録されたことは喜ばれた。
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後にAC版でもマキシマムが復活し、どちらもPSP版の新ボーカルに統一されている。
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一部の楽曲の9ボタン譜面がAC版から大きく変更されている
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前作でもボタン配置の関係で同時押しが一部だけ変更された譜面はあったが、本作では内容そのものが大きく変更されている譜面がいくつかある。
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特にノーツが大幅に増えて強化されたのが「リンク(H/EX)」「ピコパンク(H/EX)」「スウィンギングポップ(H/EX)」「アジアンレイヴ(H/EX)」「エレゴスREMIX(H)」辺り。逆に「グロッソラリア(H/EX)」「ヴァイオリンプログレッシヴ(EX)」「コンテンポラリーネイション3(EX)」辺りは弱体化している。
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当初は強化譜面のレベル表記がAC版からほぼ修正されていなかったため詐称になっているものが多かったが、アップデートでレベル表記が改善された。
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また、容量の関係上音源を統一する必要があった「ケルト(N)」「ヒップロック(EX)」「ポップス(H)」、音源を一新した「デジロック(N)」などは別譜面の音源に統一され、譜面が変更されている。
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DLC曲・キャラの扱い
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あくまでもオマケ扱いのためか、DLC曲はミュージックプレイヤーでは再生できない。
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DLCキャラもディクショナリーでアクションを鑑賞することができず、ゲーム本編のパーティーモードにも登場しない。
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またDLC曲・キャラは外部メモリー読み込みの関係上、選択・表示まで時間がかかることも。
問題点
パーティーモード
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前作より改善された点は幾つかあるが、やはり解禁作業はダレるといった意見もある。
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招待状を送らないと、必ずプレイヤーが敗北してしまう。
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ポイントを貯め、それを招待状にしてキャラクターを招くとCPUが弱くなる為、なるべくポイントは使い切っていくようにすると効率よい。
しかし、あるアイテムを入手しないとポイント集めが苦行と化してしまううえ、フィールドでは前作同様レベルを上げないと先に進めないマスもあるので、やはり作業ゲーになりがち。
収録曲に関して
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今作では版権曲が一切収録されていない。全てコナミオリジナル楽曲のみとなっている。
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月光花、そばかす、ケロッとマーチ!、月のワルツ、天体観測等、16に登場した版権曲は一切入っていない為、不満に思うプレイヤーは多い。
DLC関連
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初回生産特典の曲が今では入手不可能。
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配信期間はたったの一年で終わってしまった為、買いそびれたファンの中には、購入を見送った人も多かっただろう。
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せめて、ベスト版には最初から収録するといった救済措置を取れば良かったのではないだろうか。
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しかも中には「ヒップロックREMIX」「ビート4ディービー」(いずれも16の新曲)もある為、尚更である。そもそも何故この二曲をDLC粋に回したのだろうか。
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毎月配信と謳っていたDLC楽曲に関しても、たったの4回で打ち切ってしまった。
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「これはCS続編を匂わせる雰囲気では…」と思った人も多かっただろうが、未だに続編は出ていない。
初期バージョンにおける不具合
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初期バージョンでは幾つかバグが存在していた。
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例えば、パーティーモード進行中に強制フリーズしてしまうという致命的なものや、演奏途中で明らかに判定がズレたりカクツキが発生してしまう等。
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これらについては後のアップデートで改善されている。
総評
パーティーモードの仕様やDLC関連、バグ等の問題点もあるが、前作同様丁寧に作り込まれているうえ、出来は概ね良好。
しかし本作以降、CSの続編が未だに発売されていない所が惜しまれる。
果たして、「速く17以降の曲を家でやりたい」等、続編を望む多くのファンの叫びは、スタッフに届くのだろうか…。