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L@ve once - (2015/11/24 (火) 14:03:35) の編集履歴(バックアップ)


p><a href="mailto:*L@ve">*L@ve once</a></p>

p>【らぶ あっと わんす】</p>

p>|ジャンル|恋愛ADV|~|<br /> |対応機種|プレイステーション・ポータブル|&ampamazon(B003OICZJO)|<br /> |発売・開発元|<a class="a-link-normal" href="http://www.amazon.co.jp/s/ref=bl_dp_s_web_637394?ie=UTF8&ampnode=637394&ampfield-brandtextbin=%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88" id="brand"><font color="#0066CC">メイド・ミーツ・キャット</font></a>|~|<br /> |発売日|2010年9月30日|~|<br /> |定価|通常版:6,279円,初回限定版:9,429円|~|<br /> |プレイ人数|1人|~|<br /> |レーティング|CERO: C(15歳以上対象)|~|<br /> |判定|なし |~|<br /> |ポイント|悪質な完全版商法でユーザーからの印象は極めて悪い&ampbrストーリーは良質|~|<br />



概要</p>

p>コンシューマー向けギャルゲーのブランドであるプリンセスソフトの姉妹会社にあたる、メイド・ミーツ・キャットの処女作。~</p>

p>脚本は「<a class="auto-hdn" href="http://dic.nicovideo.jp/a/%CF%86"><font color="#0066CC">φ</font></a>なる・あぷ<a class="auto" href="http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%8D%E3%83%BC"><font color="#0066CC">ろー</font></a>ち」シリーズや「侍道」で知られる三浦洋晃氏、キャラクターデザインは「<a class="auto" href="http://dic.nicovideo.jp/a/CHAOS%3BHEAD"><font color="#0066CC">CHAOS;HEAD</font></a>」や「双恋」を手掛けたささきむつみ氏が担当している。~</p>

p>最初で最後の恋に向き合う恋愛アドベンチャー。</p>

p>**評価点</p>

p>-切なくも丁寧なストーリー</p>

p>‐‐どの個別シナリオでも「一度きりの恋」というテーマに真摯に向き合うストーリーは本作最大の評価点とされる。</p>

p>‐‐‐ギャルゲーにありがち、かつ安定枠とも言える幼馴染という存在にアンチテーゼ的な結末を迎える「凛沙」シナリオ。</p>

p>‐‐‐反対にシナリオ開始時彼氏持ちという、一見作品テーマに反するようで、その実最も恋に真摯な「和翠」シナリオ。</p>

p>‐‐‐過去にドロドロの恋愛経験を持ち、見た目とは正反対に恋に消極的となっている「響紀」シナリオ。</p>

p>‐‐どれもキャラの心情が丁寧に描かれており、「物語に入り込めない」ということは全くない。</p>

p> ‐‐また、主人公に魔法をかけに来た双子の人魚のシナリオも当然あるが、モデルとなったハンス・クリスチャンの「人魚姫」を想起させる切ないものとなっている。</p>

p>‐良質なBGM</p>

p>‐‐ピアノ調の静かなBGMはいずれも良質。静かすぎて耳に残りにくいとも言えるが、物語への没入感を阻害しないという点ではむしろ評価点。</p>

p>‐主人公が好青年</p>

p>‐‐ギャルゲーには珍しく、成績優秀で温厚な性格。きちんとヒロインの心情を察することができ、いざという時は情熱的な一面も見せる。</p>

p>‐‐かといって有能さが過ぎて物語を壊してしまうということもなく、目の前の恋に悩みを抱える場面も多く適度なバランスがとれている。</p>

p> </p>

p>**問題点</p>

p>‐悪質な完全版商法</p>

p> ‐‐PSP版発売の一週間後にPS3版の情報を公開する完全版商法。発売直後は「やや地味ながらも良作」との評価を受けていた本作の評価を地に落とした原因と言える。</p>

p>‐作画はやや崩壊気味</p>

p>‐‐OPムービーや立ち絵はよくできているのだが、肝心の一枚絵に作画崩壊しているものが多い。</p>

p>‐‐特に主人公と和翠に顕著。</p>

p>‐ボリュームはやや少な目。間延びしていないとも言えるが。</p>

p>**賛否両論点</p>

p>‐シナリオ開始時彼氏持ちの和翠シナリオは当然略奪愛となる。</p>

p>‐‐ライターの三浦氏が過去に手掛けた「<a class="auto" href="http://dic.nicovideo.jp/a/Memories%20Off"><font color="#0066CC">Memories Off</font></a>」を思わせる展開もあり、苦手な人には向かない。</p>

p>‐切ない結末も多い</p>

p>‐‐特に双子のエンディングは「グッドエンドよりもバッドエンドの方が幸せでは…」と言われることも。</p>

p>**総評<br /> とにかく完全版商法の代表例として挙げられることの多い本作。</p>

p>作画の質がやや低いこと、若干ボリュームが不足していることもあり良作と言うには足りない部分も目立つ。</p>

p>だが、「一度きりの恋」をぶれずに貫いていく主人公とヒロイン達との切ない恋物語は一見の価値がある。</p>

p>しかし、やはり売れ行きは芳しくなく、発売元のメイド・ミーツ・キャットは今作が最初で最後の作品となってしまった。</p>