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メガゾーン23 青いガーランド - (2011/08/02 (火) 14:30:02) の編集履歴(バックアップ)


メガゾーン23 青いガーランド

【めがぞーんつーすりー あおいがーらんど】

ジャンル アドベンチャー
対応機種 プレイステーション3
発売元 コンパイルハート
発売日 2007年9月13日
定価 通常版7140円
限定版9240円(共に税込)
ポイント ハードの無駄遣い・誰得ゲー

概要

  • 80年代を周旋したOVA「メガゾーン23」は今でも語り草になっている。
    • 当初はロボットアニメ「機甲創世記モスピーダ」の後番組企画だった。
      メカ、美少女、音楽と当時の流行をこれでもかとつぎ込んだコテコテのSFアニメである。
    • 病的レベルの緻密な作画、美樹本晴彦らのキャラデザインなどが評価され、OVAとしては現在も最大の売り上げを誇る。
    • タイトルは似ているが、コナミのゲームソフト「メガゾーン」とは一切関係無い。
    • 登場人物「時祭イヴ」はバーチャルアイドルの先駆けとして今また再評価の動きあり。
  • その「メガゾーン23」の新作の話はいくつか出ていたが、なんとPS3のゲームとして登場することになった。
  • 話は『PART I』の延長上(20年後)で『PART II』とはパラレル。
  • 限定版には海外版part2のアニメDVDが付属していた。

問題点

  • ただし登場したのはPS3のハイスペックを完全に持て余した 80年代のPCゲーの如き紙芝居ADV。
    • そりゃPS3でもノベルゲーは存在するが、曲がりなりにも「メガゾーン23」の新作だぞ?
    • しかも今時のADVなのに特定地点まで進めないとセーブは不可能。そういうとこだけ80年代なのはどうなんだ。
  • 戦闘ではガーランドの変形を拝めるが、その後は コマンド式のバトル が展開。
    • 選んだコマンドに応じてプリレンダのムービーが流れるだけの戦闘。旧アニメ本編のようなバトルが再現できないのは仕方がないとしても今時それではお話にならない。
  • 原作はアニメだというのに動画シーンは非常に少ない。
    • あってもOVA本編の一部だったりする。えーと、新作…だよね?
    • 80年代の粋を集めたOVAの続編 が「最新技術を贅沢に使った半紙芝居」では…
  • 非常に薄味。ストーリーも半日ほどであっさり終わる。一応攻略キャラは複数いるのだが。

評価点

  • 「PART2」のパラレルということで、PART2でのさまざまな変更点がお気に召さない層には評価の声もある。
  • 新録の音楽などもそれなりに良い。
  • また、Part1の主人公である矢作省吾の声も原作と同じ久保田雅人氏(わくわくさんで御馴染み)を起用している。

総評

  • 本作にハマった年代の人間がPS3を買ってまでプレイするようなアイテムではないし、今の人間があえて手にするものとも思えない。
    • 完全にターゲットを見誤った誰得ゲーの感あり。