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Hexic HD - (2016/02/28 (日) 08:31:26) の編集履歴(バックアップ)
Hexic HD
【へきしっく えいちでぃー】
ジャンル
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パズル
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対応機種
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Xbox360 (Xbox LIVE ARCADE)
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発売・開発元
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マイクロソフト
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発売日
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2005年12月10日
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定価
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無料(本体同梱)
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判定
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スルメゲー
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概要
『テトリス』の考案者であるアレクセイ・パジトノフがゲームデザインを務めたパズルゲーム。
Xbox360本体や周辺機器のハードディスクにプリインストールされているXbox LIVE ARCADEのお試しソフトである。
特徴
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六角形のヘックス状の"タイル"で構成されたゲームフィールドで3つ以上のタイルを合わせて消していく。
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プレイヤーが操作するのはタイル3つが隣り合った形のカーソル。このカーソルで囲ったタイルを左か右に回転させて3つ以上の塊を作る。
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消えた分のタイルは上から降ってきて、フィールド内は常にタイルで満たされた状態になっている。
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6つのタイルで1つのタイルを囲むと「フラワー」となり、この状態でも消すことが出来る。フラワーを作ると真ん中のタイルが特殊アイテムに変化する。
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通常のタイルでフラワーを作ると「スター」が出来、スターを中心とした6つのタイルを回転出来るようになる。
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通常のタイルは回転させた際にいずれかのタイルが消えないと元の状態まで回転するが、スターを中心に回転させた場合は1タイルずつの回転となる。
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スターでフラワーを作ると「ブラックパール」となり、このブラックパール3つでも消すことが出来る。
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ブラックパールを3つくっつけるか、ブラックパールフラワーを作って消すとゲームクリアとなる。
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ゲームモードは延々とタイルを消すだけの「マラソン」、時間制限のある「タイマー」、爆弾が降ってくる「サバイバル」がある。
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サバイバルで降ってくる爆弾は一手ごとにカウントが減っていき、ゼロになると爆発してゲームオーバーとなる。
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また、タイルを消していくとレベルが上がり、タイルの色が増えるため難易度が上昇する。
評価点
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最初は気づきにくいが、実は中毒性の高いゲーム性。
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プレイ開始当初は後の『パズドラ』のような3マッチパズルと思うが、ゲームの目的を知れば「タイルをできるだけ消さない」事が重要だと気付かされる。そうなると面白さがガラリと変化する。
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まず、最終的な目的であるブラックパールの作成のためにフラワーを作成しなくてはならないが、適当に消しているだけでは(ほぼ)決して完成しない。
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思い通りに進めるには、タイルの配置と消したあとにどうなるかを見極め、先を読む戦略的な見地が必要となる。
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よって、本作において連鎖は邪魔者以外の何者でもない。出来るだけ連鎖させないというのは新鮮かつ戦略性があって中々に楽しい。
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スターを複数作成できればタイルを思い通り自由に移動可能になるので、コツを覚えればクリアもグッと近づく。
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とにかく、本作をクリアするためには、じっくりと腰を落ち着けていく姿勢が必要となる。将棋などでの長考する楽しさがあるゲームと言える。
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一方、タイマーモードでは早消しや連鎖が重要となるため、落ち物パズル的な楽しさも損なわれていない。
問題点
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BGMが単調で飽きやすい。
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長考が必要になるゲームのためか、地味で静かな曲ばかりで聞き飽きてしまいやすい。
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このため、カスタムサウンドトラックをかけながらプレイする事が推奨されている。ある意味XBLAの機能を学ぶには最適かもしれない。
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ルールを理解しないと地味で平凡な3マッチパズルにしか見えない。
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このため、とりあえず遊んでみたものの面白さに気付く前にやめてしまうプレイヤーも多い。
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面白さに気付いたプレイヤーからの評価は高く、プレイを推奨する声も多いのだが。
総評
一見平凡なパズルながら、ルールを理解し、戦略性の高さに気付くと途端に面白くなるスルメゲーである。
360所有者なら一度はプレイしてみるべきタイトルと言える。
大元となる『Hexic』もブラウザゲームとして公開されているので、気軽にプレイしてみるとよいだろう。