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バトルフィールド バッドカンパニー - (2016/03/01 (火) 22:28:28) の編集履歴(バックアップ)


バトルフィールド バッドカンパニー

【ばとるふぃーるど ばっどかんぱにー】

ジャンル ファーストパーソン・シューティングゲーム

対応機種 Xbox360、プレイステーション3
発売元 エレクトロニック・アーツ
開発元 DICE
発売日 【360】2008年6月26日
【PS3】2008年8月28日
定価 【360】7,140円(税5%込)
【PS3】7,329円(税8%込)
レーティング 【360/PS3】CERO:C(15才以上対象)
廉価版 【360】プラチナコレクション:2009年2月26日
【PS3】EA BEST HITS:2009年6月25日/各2,940円(税5%込)
判定 なし
バトルフィールドシリーズ


概要

バトルフィールドシリーズはマルチプレイ重視でシングルプレイは「練習用」という位置付けで特にストーリー性はなかったが、今作ではそのシングルプレイにも力を入れた作品となっている。

ストーリー

ある失態が理由で軍刑務所へ収監されるはずだったプレストン・マーロウ二等兵はアメリカ陸軍第222大隊所属"B"中隊へ配属される。
通称「バッドカンパニー」と呼ばれるこの部隊は、軍のはみ出し者が集まる部隊と言えば聞こえがよいが、正規兵を割きたくない危険な任務を押し付けられる使い捨ての兵力であった。
早速紛争地域へ送り込まれるバッドカンパニーは、敵兵士の中にある有名は傭兵団がいることを突き止める。彼らは報酬を金塊で受け取っており、それを照明するように、倒した兵士のポケットからは金塊が収められていた。
続けて発せられた命令にバッドカンパニーの面々は喜び勇んで戦地へと向かう。目的はもちろん、敵が抱える金塊だった。

登場人物

  • プレストン・マーロウ
    • B中隊の新人、階級は二等兵。認識番号は000BFH008ME008。シングルプレイモードでのプレイヤーキャラクター。
      軍人の家系で自身も軍に憧れ入隊したものの派兵先のヨーロッパで退屈な日々を過ごし、暇潰しで操縦したヘリコプターを軍将校の車に激突させたことでB中隊送りとなる。B中隊の中では比較的常識人。
  • サミュエル・D・レッドフォード
    • マーロウ達の所属する隊の隊長で階級は軍曹。彼自身は問題を起こしておらず、早期退役と退職金を条件にB中隊へ志願した。律儀な性格で部下思い。
      任期は残り3日で退役後に自家製ボートでクルージングする夢を描いているものの、部下の起こす問題に振り回されることに。
  • ジョージ・ゴードン・ハガード・ジュニア
    • 階級は伍長。認識番号は000BF1942002BF2005。通称「ハグ」。爆発好きが災いし、自軍の武器庫を爆破させたことでB中隊送りとなっていた。
      部隊のトラブルメーカーでレッドフォード曰く「イカれたヤツ」。
  • テレンス・スウィートウォーター
    • 階級は二等兵。認識番号は0BFMCPS2005MC360006。通称「スウィーツ」。軍のコンピュータにウィルスを侵入させる悪戯が発覚してB中隊送りとなった。
      おしゃべり好きで軽率な性格。セルダリスタン語を話すことができる。

特徴・評価点

  • 金塊を巡る愉快なストーリー
    • 戦争を題材としたFPSのキャンペーンモードは悲壮的、重たい話が多いが本作は正規軍を追われた主人公たちB中隊が金塊を求めて軍を離反してまで勝手気ままに行動するという破天荒なストーリーとなっている。
      仲間たちも個性的な性格をしているため、おしゃべりを聞いているのは楽しい。
  • オブジェクト破壊
    • 壁、建物、木々などのオブジェクトが破壊可能。建物内に篭っている敵も壁を破壊して隠し場所を奪ったり、進行ルートを作ったり等。
    • 特にマルチプレイではゲームが進行するほどステージが荒廃していく。
    • その後のシリーズでも受け継がれ、発展していった要素。

問題点

  • ストーリーモードの難易度が低い
    • 死んでもゲームオーバーではなく、マルチプレイのように死ぬと特定ポイントにリスポンする仕様。
    • そのため何度やられようとも突撃を繰り返していればいずれは敵を殲滅させられる。
    • ただし乗り物はリスポンしないため、失うとかなりの距離を歩かされることも。
  • マルチプレイはBFシリーズの常としてマップが広大故に人数が揃わないと単調になる
    • シリーズ共通の問題点についてはこちらを参照のこと

総評

ストーリーモードやオブジェクト破壊等、BFシリーズに新風を吹かせた本作。
それ故に実験的な要素も多く、次回作以降への課題も多く残った。
しかし、ストーリーモードのコメディチックな要素は次回作以降なりを潜めたため、本作の雰囲気を再び求める声も多い。

余談

様々なゲームのパロディを詰め込んだPVが話題となった。

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