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【かるどせぷと りぼると】
ジャンル | カードゲーム+ボードゲーム | |
対応機種 | ニンテンドー3DS | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 |
大宮ソフト ジャムソフト |
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発売日 | 2016年7月7日 | |
定価 | 5,076円 | |
プレイ人数 | 1~4人 | |
レーティング | CERO:B (12歳以上対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント | システムとバランスが大幅に変更 | |
カルドセプトシリーズリンク? |
初代? 、セカンド、サーガに次ぐシリーズ第4作(移植作を含めると第8作目)。
基本的なところは3DS版をベースにしながらも、旧作で連綿と受け継がれていたシステムにある意味「破壊」とすら言えるほど大胆な改革を施した新世代カルドセプトになっている。
プラットフォームは引き続き3DS。何気にシリーズで初めて「一つのハードで出すのは一作のみ」という伝統を打ち崩した作品である。
一言で言うと、意図して作られた世紀末ゲー。
酷いレベルでバランスが取れているを丁寧に調整したらこうなりました、といった感じだろうか。
旧作におけるシステムを根本的な部分で作り替えた結果、ゲームバランスは大幅に変化しているが全体のバランス自体は非常によく整っており、自分好みの様々な戦略を組むことができる。
最後の最後まで逆転のチャンスが残された非常に熱いゲームが展開されるようになっており、対人戦の完成度はいままで以上となっている。
…ただし、これまで世に放たれてきた多くの世紀末ゲーがそうであったように、本作においても楽しさを実感できるようになるまでの道程は初心者には(或いは、経験者にとっても)厳しいものがあるだろう。
幸いにして前作から続投したアドバイスカーソルや、攻略Wikiに寄せられる上級者のアドバイスなど、ゲーム内外のサポートは充実している。興味を持ったならば、是非とも腰を据えて取り組んでみてほしい。
アドバイスカーソルの指示に逆らえるようになった頃には、きっと新たなカルドセプトの世界が開けている筈だ。