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ウィッシュルーム 天使の記憶 - (2011/03/26 (土) 09:19:27) の編集履歴(バックアップ)
ウィッシュルーム 天使の記憶
【うぃっしゅるーむ てんしのきおく】
ジャンル
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アドベンチャー
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対応機種
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ニンテンドーDS
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発売元
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任天堂
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開発元
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シング
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発売日
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2007年1月25日
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価格
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4,800円(税込)
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あらすじ
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舞台は1979年のロサンゼルス。元刑事で現在はセールスマンのカイルは失踪した元同僚ブラッドリーを捜していた。年の瀬の迫った12月28日、カイルが仕事の依頼で訪れたのは、荒野の中の道沿いに建つ一軒の寂れたホテル。カイルが泊まろうとしたその部屋は願いがかなう部屋と噂される部屋だった…(Wikipediaより抜粋)
概要
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ホテルを舞台としたアドベンチャーゲームだが、物語のテーマは今までのアドベンチャーゲームにありがちな殺人事件の解決ではなく(一応過去の殺人事件が話に多少関わるが)、登場人物の過去や謎に関する事柄を解明していく事である。またそれが同時に物語進行の主軸となっている。
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DSを縦に持ってプレイする。操作はタッチペン・ボタン操作の両方が可能で、やりやすい方でプレイできる。また利き手によってタッチスクリーンの位置を変えられる。
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基本的に謎解きはタッチペンを用いるが、中にはDSを閉じたりマイクに息を吹きかけるというものもある。
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ゲームは10のチャプターからなっている。一つのチャプターのプレイ時間は最低でも1時間ほど。
システム
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物語はホテル内を探索→会話や謎解きをしながら情報を集める→特定の人物を問いつめる、といった手法で進行する。会話をしているとき、黄色い「突っ込みマーク」が出現することがあり、これをタッチするとさらに詳しい話を聞ける。
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基本的に無駄な行動で時間が経過することは無いが、一部の謎解きを失敗したり不審な行動を取るとゲームオーバーになる。しかし、そのゲームオーバーも種類が様々で(ホテルから追い出される、部屋に引きこもるなど)、プレイヤーを楽しませてくれる。
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謎解きは基本的にタッチペンを用いる。スライド、タッチなど、どれ一つとして同じ謎解きは存在しない。
主人公について
本作の主人公であるカイル・ハイドは作中の言動や行動、特徴などが多くのファンを魅了している。
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33歳のサボり癖の酷いセールスマン。元はニューヨーク市警の刑事で、失踪した親友を今でも捜している。
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元刑事のためか、セールスマンのくせに性格は粗暴で無愛想で大人気ない。子供だろうと老人だろうと誰に対してもタメ口で話す。しかし困った人を見捨てておけないお人好しでもある。
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心から嬉しい時や美味しい物を口にしたときは普段の表情からはとても考えられないほど爽やかな笑みを浮かべる。
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人物の追求や一部の謎解きに失敗すると落ち込んで部屋に引きこもったりする。その時の「あぁ……ダメだな……俺って」は本作に置ける名(迷?)台詞である。このセリフの為だけにわざわざゲームオーバー確定の選択肢を選ぶプレイヤーもいる。
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心の中で笑える毒舌セリフを連発する。(一例:「あれじゃあ、女房に逃げられそうだ」「そんなことだから、あんたの作品は売れないんだ」など)
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「(鏡に映った自分の顔を見て)なかなかの男前だ」「(自分の名前を)いい名前だろう?」
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金に困っているらしく、指摘されて言葉に詰まるシーンもある。
これらの性格・特徴から一部に根強いファンを生んでおり、本作のヒロイン的存在として発売前から注目を集めていたミラよりも人気が高い。「大乱闘スマッシュブラザーズX」では本作で唯一のフィギアになっている。
長所
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謎解きの一つ一つが分かりやすくかつ特徴的かつ様々で、プレイヤーを飽きさせない。
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マッチ棒パズルや数字集めなど、ミニゲームやオマケ要素も充実している。さらに2週目以降は一部のセリフが変更され、追加イベントもある。
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独特な雰囲気をかもし出す優秀な音楽は今でも根強いファンがいる。
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面白主人公カイル・ハイド。
短所
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1周目で真EDを見るには一度もゲームオーバーにならない必要がある。
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電話や来客時にはいちいち目の前まで行って調べなければならない。
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一部のオマケ要素はストーリーを進めすぎると遊べなくなってしまう。
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ストーリーは1日で完結しており、どうにも早足すぎる感が否めない。
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途中セーブした場合、次の目的を忘れてしまうと先に進めなくなることがある。
総評
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音楽、ストーリー、システム面の全てが優秀。主人公を初めとした個性豊かなキャラクターや様々な謎解き、一つのチャプターをクリアするたびに繋がっていく謎と謎など、魅力も満載。