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JUMP ULTIMATE STARS - (2010/11/26 (金) 21:43:23) の編集履歴(バックアップ)
JUMP ULTIMATE STARS
【じゃんぷあるてぃめっとすたーず】
ジャンル
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格闘アクション
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対応機種
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ニンテンドーDS
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発売元
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任天堂
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開発元
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ガンバリオン
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発売日
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2006年11月23日
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定価
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税込4,800円
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レーティング
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CERO:A
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ポイント
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キャラ関係に不満が残る ガッカリゲーの側面も持つ 通信対戦でのマナーの悪さ お祭りゲーとしてはそこそこ良い出来だが…
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『JUMP SUPER STARS(ジャンプスーパースターズ)』の続編。
前作では登場作品が2000年代の作品に偏っていたが、本作では発売前にアンケートを実施した影響もあってか参戦作品が大幅に増えた。
週刊少年ジャンプの歴代41作品から300超のキャラクターが大集合する対戦アクションゲーム。
しかし実際プレイヤーとして使えるのは65人でほとんどはサポートキャラ・ヘルプキャラとしての登場。
システム概要
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最高4人のキャラクター達が入り乱れ、アイテムなどを駆使して相手を場外負けにするなど、基本的なシステムは『スマッシュブラザーズ』シリーズに準じているが、『スマブラ』とは違いライフ制になっているなどの相違点がある。
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前作の特徴でもあった『マンガデッキ』システム。
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マンガのコマを模したパネルをマスに区切られた下画面に当てはめて、設置したコマをタッチすることによりバトルキャラを入れ替えたりサポートキャラを出したりして戦っていくというもの。
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1コマは『ヘルプコマ』、2~3コマは『サポートコマ』、4~8コマは『バトルコマ』とコマの大きさによって役割が決まる。
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バトルコマは上画面(ゲームの舞台)で動かすプレイアブルキャラ。
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サポートコマは相手に向かって攻撃や自キャラの回復などバトルキャラのサポートをする。
『スマブラ』で言うアシストフィギュアやモンスターボールのポジション。
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ヘルプコマは前作と違いバトルコマの隣に設置することにより、キャラの性能を上げるという『装備』のような役割を果たす。
ちなみに前作ではサポートキャラと大差ない扱いだった。
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今回から新たにWi-Fi通信に対応。ネット対戦が出来るようになったものの、問題点も抱える事になってしまった。
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前作にはなかったサウンドテストやデータベース、ミニゲームのジャンプクイズも搭載。
好評点
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新アクションの追加。
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壁を蹴る事での三角飛びや舞台の端っこに捕まる崖捕まりなど。
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BGMのほとんどが新規となり、全体的にチープだった前作と違い質も向上した。
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新規ステージのBGMはさすがにアニメ化された作品そのままではないが、雰囲気は漫画に合うように作られている。
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また前作のBGMは無くなったわけではなく、音質が若干修正されて使用されている。
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キャラクターの攻撃や技などに原作の細かい再現が多く、原作を知るファンがニヤリとできるネタも多い。
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ギャグマンガ出身キャラは細かいギャグも技として再現されており、独特の攻撃性能や体術を持つものが多い。
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マンガデッキの組み合わせによってキャラ同士の特殊台詞が登場するようになった。
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主に同じ作品内での特殊台詞だが『コブラ』と『ワンピース』や『忍空』『NARUTO』のような組み合わせで発生する特殊台詞もある。
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データベースでは各漫画作品の連載期間やコミックス巻数なども閲覧できる。
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ただしデータはゲームが発売した当初のままであり、現在でも連載している作品には対応しきれていないのが難点か。
問題点
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キャラクターの性能バランスが悪い。
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特に『D-Grayman』のバトルキャラ(アレン・ウォーカー、リナリー・リー)は必殺技が高威力だったり、通常攻撃だけで場外KOが出来てしまえるほど。
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サポートコマとの組み合わせによっては全く手出しが出来なくなる程の強さを持ったキャラがいる。
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またバトルキャラに限らず、一部のサポートコマも強すぎる。ガードしながらでも出せるため、大きなリスクなしでカウンターでサポートコマを使うことができる。
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参戦作品の扱いにも格差がある。
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『武装錬金』や『魔人探偵脳噛ネウロ』のようにバトルキャラ一人のみの参戦があったり、『とっても!ラッキーマン』『ジャングルの王者ターちゃん』のようにサポートキャラのみの参戦も多い。
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最もバトルキャラ一人のみの作品では対照的にサポートキャラが多く設定されている事が多い。また『ジョジョの奇妙な冒険』のポルナレフのようにバトルキャラのアタッカーとして出演しているキャラもいる。
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また『いちご100%』『SLAM DUNK』のようにバトル向きでない作品も参戦しているためサポートキャラ自体は悪いことではない。問題なのは他の作品(主にバトル漫画)とマトモに戦えるのにサポートキャラのみの参戦となっている作品が目立つ事である。
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実際『ジャングルの王者ターちゃん』や『コブラ』などは原作でも強大な敵とバトルを繰り広げた事もあるため、サポート扱いなのが余計に腑に落ちなくなってしまう事も。
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鳥山明作品や『ブリーチ』『NARUTO』『ワンピース』などは登場キャラも多く、そのほかの要素も優遇されている。
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例として『ワンピース』は麦わら海賊団のメンバーのほとんどがバトルキャラとして使えられる上に、ほとんどのバトルキャラが7・8コマまである(ルフィ・ゾロ・ナミ・サンジ・ロビン・フランキー。発売当時はまだブルックは登場していない)。サポートキャラはウソップとチョッパーぐらい。
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鳥山明作品は前作から引き続きDr.マシリトが本作のラスボスとして登場している。
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さらには本作オリジナルキャラクターとしてキャラメルマンJ(ジャンプ)に乗った未来から来たマシリト(キャラクターデザイン:鳥山明)が登場している。ある意味ファミコンの頃から進歩していないような気が…。
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また、何故か他にも戦えるキャラクターが多いのにそれらのキャラを差し置いて、ヒロインなどの女性キャラがプレイキャラとして使えるような作品も多い。
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『銀魂』では銀時・神楽がバトルキャラ扱いとなっているが、新八が「何で僕はバトルキャラじゃないんだァァァ!!」と特殊台詞で発言している。確かに新八を始め、バトル向きと言えるか微妙なキャラもいるが…。
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ジャンプクイズは問題の難易度にバラ付きがあり、読者でもわからないような重箱の隅をつつくような問題も多い。
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最もクイズの成功数によってはジャンプポイントが一定数は貰えるため、バトルキャラの成長のためにここへ通う事も多い。
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覚えゲーとなっている面も強いため、慣れると単調に感じてくるが。
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Wi-Fi対戦でのマナーの悪さの横行
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『大乱闘スマッシュブラザーズX』で知られる「おきらくリンチ」より前に馴れ合い行為が大きく問題となっていた。
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このゲームでの馴れ合い行為があったため、スマブラXでのWi-Fi対戦の環境が大きく期待されていた。
総評
ゲームの出来自体は及第点は十分超えており遊べない事もないが、参戦作品ごとの扱いの落差が大きい事で一部作品ファンからガッカリゲー化してしまった側面も持ってしまった惜しい作品というべきか。
余談
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『北斗の拳』は発表当初は参戦作品に入れられていなかったが、発売直前になって参戦が発表されファンを驚かせた。
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これの影響でパッケージイラストにも若干変更が入りジャガージュン市がロゴからはみ出る形となった。
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『NARUTO』『デスノート』は前作ではキャラの外見などが第1部仕様だったが、本作では第2部仕様。
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前作に参戦していた『Mr.FULLSWING(ミスターフルスイング)』と『ヒカルの碁』は本作には不参加。
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本作に参戦している作品の大半がアニメ化されており、アニメ化されていない作品は『太臓もて王サーガ』『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』のみである。
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『BLACK CAT』は前作では主人公のトレインを差し置いて、ヒロインの一人であるイヴがバトルキャラとして扱える事がちょっとした話題になっていたが、今作ではちゃんとトレインもバトルキャラとして使えるようになった。