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LocoRoco - (2011/03/05 (土) 16:44:19) の編集履歴(バックアップ)


LocoRoco

【ろころこ】

ジャンル アクション
対応機種 プレイステーション・ポータブル
発売・開発元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
発売日 2006年7月13日
定価 4,800円
ポイント 気になるボリューム不足
難易度の低さ
BGM・キャラクターなどはおおむね好評

概要

2006年にSCEより発売されたゲームソフト。発売も開発も全てSCEが担当。

  • PSPのキラータイトルとしてSCEがかなりの巨額の広告費をかけて大々的に宣伝を行った。
    • しかし実際の売り上げは乏しく、初週では3万2634本であった。
  • そのほかある時期が来ると期間限定で無料のスペシャルステージが配信されるなど、本作に対して相当力を入れまくっていたようだ。

評価点

  • 独特な世界観
    • まずパッと目にするのはその平和すぎるこの世界である。本作の敵であるモジャ軍団が襲って来たにもかかわらず、特にこれといったことはなく物語が非常にのんびりとしている。
    • 取扱説明書のキャラクター紹介でも単純な設定しかついておらず、侵略しに来た理由も設定されていない。
    • また、このゲームの言語は「ロコロコ語」という架空の言語である。わかりやすくいうとアニメ「ピングー」で使われる「ピングー語」とよく似たものである。
  • 中毒性のあるBGM
    • ゲームステージに流れるBGM及びキャラクターソングには全て上記のロコロコ語による歌詞が付けられえている。
    • 特にキャラクターソングの一つである「ロコロコのうた(イエロー・バージョン)」はオリコン初登場にて33位を獲得している。

問題点

  • ボリュームが少ない。
    • 収納されているステージは全50個。一見多いように見えるが1ステージの平均時間は6~11分程であり、4時間もすればあっという間にクリアしてしまう。
  • 難易度が低い。
    • ロコロコにダメージを与える「トゲ」やモジャといった厄介なキャラはいるものの、全体的な難易度は他のアクションゲームと比べても低い方である。

上記の難易度の低さ、そしてボリュームの少なさが本作の評価を大きく落としていると思われる。

余談

  • 後に本作はシリーズ化され、2007年には新作タイトルとしてPS3専用ゲーム『おいでよロコロコ!! BuuBuu Cocoreccho!』が2007年9月21日にPLAYSTATION Storeで配信された。価格は800円。
  • さらに同年12月4日にて続編の『LocoRoco2』が発売された。本作の問題点を大幅に改良しており、高い難易度を持つステージが次々登場した。
    • 2009年11月1日にはPSP専用ソフトとして『ロコロコ ミッドナイトカーニバル』が配信された。こちらは2よりもさらに難易度が上昇しており、より高いテクニックが必要となる。