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Dance Dance Revolution X - (2013/05/31 (金) 22:42:27) の編集履歴(バックアップ)


Dance Dance Revolution X

【だんすだんすれぼりゅーしょん えっくす】

ジャンル 音楽シミュレーション
対応機種 アーケード
販売・開発元 コナミデジタルエンタテインメント
稼動開始日 2008年12月
ポイント 地味な新曲
肩透かしボス
人によっては"シリーズ最低の黒歴史"
EDIT機能の復活という評価点もあったのだが…
備考 プレイステーション2に移植。定価¥6,980(税抜)
Dance Dance Revolutionシリーズリンク

概要

  • 「足でプレイするゲーム」というユニークなスタイル、東芝EMI(現EMIミュージック・ジャパン)の「Dancemania」シリーズとのタイアップで実現したクオリティの高い楽曲が、ゲームファンのみならず一般層にも受け、1998~99年頃にブームとなった。しかしそれ以降は沈静し、2002年の8作目「Dance Dance Revolution EXTREME」をもって一旦アーケード版の開発は休止された。
  • なお高いフィットネス効果からか、アメリカ・ヨーロッパで新たなブームを起こしたことと、国内ファンの根強い要望により、2006年に3年半ぶりの復活作「Dance Dance Revolution SuperNOVA」が稼動開始、ファンは狂喜した。
  • そして、2008年末に現在最新作となる「X」がアーケードに、2009年1月にはPS2でリリースされたが…。

特徴と問題点

多くの曲の入れ替え

  • シリーズ刷新タイトルに伴い大量の既存曲の削除を行った。 (削除曲リスト)
    + ...
  • 5.1.1.
  • Baby's Tears
  • Baby's Tears (スカイガールズ・オープニングテーマ)
  • BAILA ! BAILA !
  • BALALAIKA,CARRIED WITH THE WIND
  • BRE∀K DOWN !
  • Brilliant R・E・D
  • CANDY(HEART)
  • CRASH !
  • DIVE (more deep & deeper style)
  • Do It Right
  • Do It Right (Harmonized 2Step Mix)
  • Drivin'
  • ever snow
  • feeling of love
  • Firefly
  • Freedom
  • GRADUATION ~それぞれの明日~
  • Groove
  • Groove 2001
  • HOLD ON ME
  • HONEY♂PUNCH
  • Hunting for you
  • I'M FOR REAL
  • INSERTiON (Machine Gun Kelly Mix)
  • Keep On Liftin'
  • KI・SE・KI (DDR edit)
  • Knock Out Regrets
  • Look To The Sky
  • Lool To The Sky (True Color mix)
  • LOVE2 シュガ→
  • LUV TO ME (AMD MIX)
  • LUV TO ME (disco mix)
  • MEMORIES
  • Midnite Blaze
  • MOBO☆MOGA
  • MONDO STREET
  • Morning Glory
  • ON THE JAZZ
  • PEACE(^ ^)v
  • peace-out
  • R3
  • Remember You
  • Share My Love
  • TEARS
  • Under the Sky
  • Your Rain (RAGE MIX)
  • You're Not Here
  • ヒマワリ
  • 祭 (J-SUMMER MIX)
  • 祭 JAPAN
  • 祭 JAPAN (FROM NONSTOP MEGAMIX)
  • 魔法の扉 (スペース☆マコのテーマ)
  • (新曲リスト)
    + ...
    • 版権曲
    • 30 Lives (Up-Up-Down-Dance Mix)/The Motion Sick
    • Always on My Mind/Pet Shop Boys
    • Big Girls Don't Cry/Purefocus
    • Boy (DJ Irene Rockstar Mix)/Book Of Love
    • BOYS (2008-X-EDIT)/Smile.dk
    • Butterfly (2008-X-EDIT)/Smile.dk
    • DUB-I-DUB (2008-X-EDIT)/ME&MY
    • Feel/Neuropa
    • GET UP'N MOVE (2008-X-EDIT)/S&K
    • Ghetto Blasta Deluxe/Audio Magnetics
    • Happy/Fischerspooner
    • Here It Goes Again/OK Go
    • KokoSoko/Smile.dk
    • Make Me Cry/Junk Circuit
    • ポリリズム/Pink Lemonade(カバーで原曲はPerfume)
    • Reach Up/Alien Six
    • 世界は踊る/BREAKERZ
    • Swingin'/Bill Hamel & Naughty G.
    • Synthesized/The Epoxies [MOVIE]
    • スキ☆メロ/小倉優子
    • 旅人/高杉さと美
    • Till the lonely's gone/Z-licious
    • Trickster/水樹奈々
    • U Can't Touch This/MC Hammer
    • We Come Alive/Alien Six
    • We've Got To Make It Tonight/Babamars
    • Wine Red (Tommie Sunshine's Brooklyn Fire Retouch)/The Hush Sound
      • コナミオリジナル曲
    • A Geisha's Dream/NAOKI feat. Smile.dk
    • Dance Celebration/Bill Hamel feat. Kevens
    • Dance Celebration (System 7 Remix)/Bill Hamel feat. Kevens
    • Dance Floor/neuras feat. Yurai
    • Dream Machine/Darwin
    • Flourish/sonic-coll feat. frances maya
    • HOW TO PLAY/ MC X
    • Flight of the Phoenix/Jena Rose
    • Inspiration/DKC Crew
    • in love wit you/Kotaro feat.Aya
    • Lift You Up/wolli
    • Party Lights/Tommie Sunshine
    • Playa(Original Mix)/Hamel and St. Croix feat. Jules Mari
    • real-high-SPEED/Makoto feat.SK
    • Slip Out/Harmony Machine
    • Taj He Spitz/DKC Crew
    • Taj He Spitz(Tommie Sunshine's Brooklyn Fire Re-Touch)/DKC Crew
    • Take A Chance/neuras feat. GATZ
    • Ticket to Bombay/Jena Rose
    • Tracers (4Beat Remix)/Ruffage & Size
    • Waiting 4U/DDT
    • On The Break/Darwin
    • SABER WING/TAG
    • SABER WING(AKIRA ISHIHARA Headshot mix)/TAG
    • Horatio/OR-IF-IS
    • on the bounce/neuras
    • Trigger/sonic-coll.
    • Blue Rain/djTAKA VS Ryu☆[from beatmaniaIIDX15 DJ TROOPERS]
    • Chance and Dice/日本少年[from jubeat]
    • 凛として咲く花の如く/紅色リトマス[from pop'n music15 ADVENTURE/撫子ロック]
    • Ubertreffen/TAKA respect for J.S.B.[from pop'n music14 FEVER!/プログレッシブバロック]
    • 零-ZERO-/TЁЯRA[from beatmaniaIIDX14 GOLD]
    • Will/NAOKI[from CS DDR HOTTEST PARTY]
    • Beautiful Inside(Cube::Hard Mix)/NM feat.Alison Wade[from CS DDR HOTTEST PARTY]
    • SUPER SAMURAI/jun[from CS DDR HOTTEST PARTY]
    • INTO YOUR HEART(Ruffage remix)/NAOKI feat.YASMINE[from CS DDR フルフル♪パーティー]
    • LOVING YOU(Epidemik remix)/TONI LEO[from CS DDR フルフル♪パーティー]
    • Xmix1(Midnight Dawn)/dj jiggens
    • Xmix2(Beats 'n Bangs)/DJ Inhabit
    • Xmix3(Stomp Dem Groove)/dj nagi
    • Xmix4(Linear Momentum)/dj jiggens
    • Xmix5(Overcrush)/DJ Inhabit

    新システム

    • DDRMAXから追加されたフリーズアロー以来の新ステップ「ショックアロー」を搭載。ショックアローが判定ラインに達した時、上下左右のどのパネルも踏んではいけない。今作の時点では9曲の譜面にのみ収録されている(EDITで新規追加も出来ない)。
    • ビジュアルの強化。PS2にベタ移植する必要があるためダンサーのグラフィック自体は以前と変わらないが、既にwii版で実装されていた楽曲に合わせた専用振り付けが搭載された。またアクセサリーを任意で付けられるようになった他、ユニの新衣装であるメイド服が話題に。
      • 音ゲーへの萌えの持ち込みを嫌う層も少なくないが、そもそも旧作ではミニスカート+黒セーラー服でパンチラしまくっていたキャラでもあるため特に目立った批判はされていない。
    • Welcomeシステムによる初心者の呼び込み。1曲目で簡単な譜面に限り、1人分の料金で2人プレー可能。
    • DANCE DRILLシステム。レベル1~10まであり、決められた4譜面をノンストップでクリアする事によりプレイヤーのレベルを図る。当然高レベルは鬼畜難易度。

    楽曲に関して

    • 音楽ゲームにおいて楽曲の入れ替わりが激しいタイトルは相当の賛否を招くのが通例だが、このタイトルも例外ではなかった。
    • コナミオリジナル楽曲については一番批判が多く「音ゲー」というジャンルにとっては非常に致命的な場所だった。大量50曲オーバーの削除曲の中には少なからず愛着のあった曲が巻き込まれることにも繋がり旧来プレイヤーの反発を生むことに。
    • 今作は海外で行われたコナミ主催の楽曲コンテストの受賞曲が積極的に起用された。だが逆を言うと今作はこれしかなく、NAOKIやU1等の旧来コンポーザーの書き下ろし楽曲はまったくなく、ほとんどがそんな海外外注の楽曲で埋め尽くされることとなった。
      • 有名な作曲家ならまだしも聞いただけでは「誰それ?」としか言えないような知名度が低く、地元でしか知らないアーティストばかりで、ロケテストの時点から駄作と思っていたり、期待していなかった人が多かった模様。
      • また海外目線(重要なのはメインフォーカスがアメリカである点。主に北欧のアーティストをメインに据えていた従来のDancamaniaシリーズの楽曲との違いは明らかである)で作られたものなのでほとんどの楽曲は決まった印象がなく、地味で耳に残りづらいものばかりで、プレイしてもすぐ飽きられることが多く、そのためこのシリーズの稼働が終わるまでの選曲ランキングはほとんど他機種からの移植曲ばかりだった。
      • 特にNAOKIは初期から参加しておりジャンル問わず多彩な楽曲を提供しており、旧来のファンには毎回期待されていただけに大きく裏切ることとなってしまった。(この作品では1曲しかない)
      • 勿論この流れはボス曲陣に関しても同様で、毎回いずれかのシリーズ曲が製作されていたPARANOiA、TRIP MACHINE、MAXシリーズに全く依存しない地味なラインナップとなってしまった。このボス曲には海外のテクノ・ハードコアシーンで活躍するDarwinやAkira IshiharaといったクラブのDJ目線で製作された楽曲ばかりあるため、従来のボス曲シリーズのような派手な作風を期待したプレイヤーには大きく不満を残す結果となった。
    • 「楽曲が地味」というだけではこのゲームを知らない人にとっては理解しがたいと思うだろう。問題は更に楽曲に加えこのジャンルで重要性が次に高いと言うべき「譜面」なのである。
      • 音ゲーとはリズムとタイミングに合わせてオブジェクトを押していくものであるが、これは4方向の矢印をタイミング良く踏んでいくというもの。(配置はこんな感じ「←↓↑→」)だがこれは他とは違い、体を動かし音ゲーの要素を加え、「ダンス」を楽しむためのゲームである。
      • 譜面は初心者上級者問わず誰でも遊べるものでなければいけない。今作の場合は配当が極端であり、上位レベルの譜面が少ない。そのため上級者向けの譜面は過去の楽曲を選ばなければならない。
      • その上、上記で語った通り収録楽曲自体も地味で印象がないものばかり。詳しく語ればスローテンポな曲が多く「ダンスポップ」「ユーロビート」といったダンス系の明るい曲がほとんどない。リズムにノりやすく、自然に楽しめる曲が少なすぎるのである。
    • またシリーズでは恒例の隠し要素もまったく面白みがない。「○○を評価AA以上でクリアしろ」というものばかりで、あまり経験のない初心者にとって不可能なものが多すぎる。そのため初心者は半年以上解禁を待つハメに。
      • しかもそんな隠し要素も少なく(10曲未満)一ヶ月以内にあっという間に全て発見され、一気にプレイする人が減少し、ただでさえ減少傾向にある筐体が全国からことごとく撤去されてしまったのであった。

    "ボス曲"に関して

    • ボス曲は初代DDRのPARANOiAから始まる、新曲の中で最大難度を誇るとされる曲の総称。
    • 特にシリーズが進むごとに楽曲・譜面共にあらゆる意味で、衝撃的なボス曲を用意したため今回のボス曲に対する期待も高まっていた。
    • 参考に
      • 前々作:Super NOVAのボス曲
      • どれも難易度はこのゲームでトップクラスの難易度であり(愛称:わけのわからないもの)、Pluto Relinquishのダブルプレイのチャレンジ譜面はSuperNOVA2当時世界でクリア者が1桁しかいなかったといわれるくらいの鬼畜譜面で話題を呼んだ。
    • その中で出てきた今回のボス曲「Trigger」は、確かに高い難度は誇っているが、やはり作曲者が外注であり、その譜面に前作・前々作ほどのインパクトはなく、ほとんどが余裕でクリアされ、上級DDRプレイヤーは肩透かしを食らうことに。
      • 難易度は現時点で最高のLv18だが、ただただソフラン(BPM変化)するだけのものであり、クリアに致命傷となる発狂(オブジェクトが極端に密集している場所)もなく手抜き感が目立つ。
      • また曲自体に対しても「地味でつまらない」や、「過去のボス曲を適当に混ぜたもの」という酷評も少なからずあった。

    その他

    難易度設定の見直し

    • 従来の10段階から20段階になった。しかし19と20は、X時点では存在しない。
      • 10段階で表記しきれていない部分も少なからずあったためこの点は好意的。どんな音ゲーにもつきものの難度表記詐欺が無くなったわけではないが多くのユーザーに疑問を抱くことに。
      • 19以上はEDIT専用難度との声もあるが実態は不明。なお今後出現する可能性自体はある。
        • なお難易度19は次回作「X2」に収録されている楽曲に実装された。

    X-Special

    • EXTREMEまでの旧作でEXTRAやENCOREステージに登場したか、EXTRAステージボスの概念が無い5th以前でボスと認識されていた楽曲に搭載された新譜面群。特にDPにおけるMAX300、MAXX UNLIMITEDのようにもともと今でも上級クラスの曲を超上級クラスに格上げするなど、新しい付加価値を与える結果となった。
      • が、結局前からある楽曲に1つ譜面を追加するだけであり、「新曲をごまかすための水増し」と批判された。
      • しかもこれらの譜面は家庭用には収録されていない。しかし撮影するなりネットで調べるなりしてEDITで同じ譜面を作る事は面倒だが可能。ただし、一部再現しきれない譜面もある。

    ゲージやコンボ基準の変更

    • DDRはミスをすると画面上のゲージが減りゲージが無くなるとゲームオーバー、なのだがそのゲージの減少が大幅に緩くなった。
    • ぶっちゃけ、わざと死のうと思って放置しない限りゲームオーバーにはならないレベルに。
      • その結果、緊張感のかけらも無くなったと嘆くプレイヤーが多く「DANCE DRILLモード」もそのヌルいゲージになっているためやりがいがないものとなってしまった。
        • なお、言うまでも無く無謀なレベルに挑戦すれば、あっという間にゲームオーバーなのでそこは勘違いしないように。
    • 一方で上級者は楽曲をクリアするだけでなく高スコア・フルコンボ(=ノーミス)でクリアする事も一つの指標となるが、パネルを押しっぱなしにするフリーズアローをミスするとコンボが切れる仕様になったためフルコンボの基準がシビアになった。

    EDITの復活

    • DDRの特徴でもある家庭用で製作したEDIT譜面をプレイする機能が、EXTREME以来3作ぶりに復活することとなった。
      • SuperNOVAからこの機能が削除されており、各地で行われた公式イベントでも復活の声が絶えなかったほどである。
    • EXTREME以前はPSのメモリーカードを筐体に差すことでプレイできたが、今作からはUSBメモリーに変更された。
    • その他、プレイしたEDIT譜面をe-AMUSEMENT PASSや筐体に登録することができるという新機能*1も搭載された。
      • なお、筐体に登録できる譜面数は100。登録時に100を超える場合は、登録された日時が古いものから自動的に削除されていく。

    Weekly EDIT

    • e-AMUSEMENT PASSに登録されたEDIT譜面を抜粋し、週代わりで変更される「Weekly EDIT」という企画が始まった。
      • 最初にSINGLE・DOUBLE各10譜面ずつランダムで選ばれ、そのうちプレイされた回数の多かった上位各5譜面が翌週に持ち越される。
      • 翌週以降は持ち越された各5譜面+新たに選ばれた各5譜面の各10譜面でプレイ回数を競い、回数の多かった上位各5譜面が翌週に持ち越し。これが毎週繰り返しとなる。
      • SINGLEとDOUBLEで完全に別集計となっているため、SINGLEで選ばれた10譜面が全て翌週持ち越されるというようなことはない。
      • 持ち越し以外の選ばれる譜面はランダムなので、以前選ばれた譜面が再度登場することもある。
    • 全国のプレイヤーが作った譜面がどこでも踏めるというこの企画は大好評であり、特に2ちゃんねるのEDITスレでは毎週リストアップされて譜面の特徴や感想が語られるほど盛り上がっていた。
    • しかし、この好評だった企画も次回作のX2以降に引き継がれることはなく、X限りのものとなってしまった。
    • 悪い面ばかりが目立つこの作品において数少ない評価されている企画でもあるため、最新作での復活が望まれる。

    PS2版について

    • 収録曲数は81曲。曲数に関しては平均だが、ロード時間がこれまでと比べて若干長くなった。そのため慣れていたプレイヤーは若干ストレスが溜まる。またショックアローがある譜面は何故か背景のムービーが移らなくなっている。

    総評

    稼動日が前作より半年遅かったこともあり、ファンを大きく裏切る形となってしまった。
    当然この作品はとても評判が悪く、「評価できるのは芸者(A Geisha's dream)とEDIT復活だけ」と言われ、ファンからはこの作品はなかったことにされている。だがその新曲も賛否が分かれており、「smile.dkらしくない」という声もある。
    しかも皮肉にもこれで 10周年 という輝かしい位置だったため、よりこの作品の悪さが目立ってしまったとも言える。
    それにくらべ、Wii専用ソフト(HOTTEST PARTY、フルフル♪パーティー、MUSIC FIT)のほうが評価されているとの傾向がある。
    こちらは数が少ないものの版権がアニメソングやはやりのJ-POPなどポピュラーなものを取り入れておりコナミオリジナルがNAOKI他、BEMANIシリーズのコンポーザーの書き多し楽曲が充実しているため、DDR未経験者でも気軽に遊べるとの理由で評価されている。
    やはりBEMANIシリーズのコンポーザーを参加させ、PARANOiA、MAXシリーズなどクオリティの高いものを用意すればもう少し不満は少なかったはずではなかっただろうか。
    流石にこの作品に反省したのか、新作であるDDRX2は機種を問わずBEMANIコンポーザーの楽曲を積極的に収録されており、今までなかったイベントも取り入れ、今作の路線に馴染めなかったユーザーへの再アプローチを目指した作品となっておりこちらは評価が高い。
    だが、同時にこの作品がより悪い扱いになってしまったのは憎めない。前作とは逆であまりに手の込んだものであるため「前作は何だったたんだ…」とつぶやく人もいるどころか、ファンはおろか公式でもこの作品の失敗を認めるコメントがされる始末であり、スタッフも前作で頑張れなかったことにかなり後悔しているらしいとか。