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LunarBall - (2011/12/16 (金) 00:15:11) の編集履歴(バックアップ)


ルナーボール

【るなーぼーる】

ジャンル テーブル
対応機種 PC-8800
発売元 ポニーキャニオン
開発元 コンパイル
発売日 1985年
ポイント 宇宙ゲーム

概要

  • ルナーとは月面、ボールはビリヤードのボール。重力の少ない空間でのビリヤードゲームを楽しむ事ができる。
  • ファミリーコンピュータにも1985年12月5日に発売されている。黄色いロムカートリッジが印象的。

システム

  • プレイヤーは銀色に輝く自分のボールを使ってビリヤードをプレイする。
    • 全20ステージ(FC版は50ステージ)。ステージはシンプルな長方形の台からL字・O字・なんとも形容し難い妙な形状の台。ホールの位置も台の端だったり中央だったりと様々。
    • ビリヤードだが独特のルールは完全無視。とにかく手持ちの玉で台の上にある全ての玉をホールに突き落とせばクリアとなる。
  • 摩擦係数を弄る事が可能。0~255まで調整可能。
    • 数値が少ないほど摩擦は小さくなって行く。そのため、0にするとボールは何が何でも止らない。手持ちの玉と、接触した玉全てがホールに落ちるまでゲームは終わらない。逆に255にすると最大パワーでついても手持ちの玉はびくともしない。
  • ゲームオーバーせずに全台を攻略すればエンディングを迎える。
    • PC-8800は20ステージだが、FCは50ステージ全て攻略する必要がある……。

総評

 「宇宙でビリヤード」と言う、冷静に考えてみれば大変面白そうな事を体験できる不思議ゲームである。コンピューターテーブルゲームならではの題材と言えるだろう。余計なルールを無視してただ単純にボールを穴に落すと言うシンプルな構成も、一歩間違えれば複雑になりそうなゲーム画面をシンプルに仕上ている。
 そして現実ではありえない滅茶苦茶な台。そこまで弄れなくても良いだろと言うほど弄れる摩擦係数。本格ビリヤードとは程遠く、極端なゲーム性があるかと言うとそうではないが、斬新かつ単純明快なこのシステムはプレイヤーに強烈なインパクトを与えた。